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リポビタンDを2l飲みたい

 映像を作っている知り合いとの会話で「もうバンドしてないのにバンドマンみたいな生き方してんだよな」と言われて確かに〜となった。バンドや音楽をせず、絵ばかりを描きだして褒められない意味でのバンドマン(俗にいう3Bの)みたいな生活に拍車がかかった。
何かを作りながら真っ当に、社会の仕組み(保険とか、、ね、、)も理解して生きている大人たくさんいるけれど、意味がわからないほどすごい。餅は餅屋に任せたい。

私は音楽にしろ絵にしろ、それ以外がてんで駄目で、30になった年に初めて「人間は喉が渇いていなくても水分補給をしなければならない」というのを知った。
それまではみんなそんなに喉渇くのか〜大変だな〜とか、1日2l水飲むの?!無理ゲーwwwwと思っていた。トイレ(小)も朝と夕方の2回、汗をかなりかきにくい故に夏は基本的に死にそうだった。代謝をあげようと湯船の浸かり方を変えたりしていたけど、そもそも体内はカラカラだったようで、頻繁に脚が攣りはじめたことを元同僚に世間話として話した事がきっかけで判明。その場で話を聞いていた他の同僚たちにも「コーヒーは水分ではない」「せめて茶を飲め」「飲みたくなくても口に入れろ」と散々言われた。教わってこなかったしその時まで知る機会もなかったため、はーン、こいつら全員嵌めようとしてんな?とヘラヘラしていたら割としっかり目に注意(心配)された。
この時指摘がなければ、それから6年経った今も頻繁に脚が攣っていたかと思うとげんなりする。

このように「てんで駄目」の中でも人体のこと、自分が生活している場所や国での制度への関心と理解がない上に積極的に学ぶ気もない。誰かがやってくれるのを待つにも依頼しなければならない。するべきなんだろうけどしたいことではない。いつくたばるかも知れないのに特段したいとは思っていないすべき事に時間を割きたくない。夏休み目一杯呆けて気付けばリミット目前、半泣きで課題に取り組んでいた自分は未だ現行品である。

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