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DXは人をヒトに

DX!時代はデジタルトランスフォーメーションだ!

よし!ペーパーレスだ!

zoomを会議に使うぞ!

アホの極みである。トランスフォーメーションはどこにいったのだろう。

ビジネスをデジタルによって変革することがDXです。

事業の構造そのままにデジタル化することはただのIT活用。

そんな人に見てほしいのはこの講演会。

有料でもおかしくない、いや、無料なのがおかしい講演会でした。

講演会を聞いて、これからの企業にはDXが必須であることを確信しました。

私が必須であると感じた理由はこの3点です。

1.人口が減少するため。
2.既存の売り方が通用しなくなるから。
3.プログラミングの民主化

先ず

1.人口減少。

これは確実にくる未来です。

国立社会保障・人口問題研究所の将来推計(出生中位(死亡中位)推計)によると、総人口は2030年には1億1,662万人、2060年には8,674万人(2010年人口の32.3%減)にまで減少すると見込まれており、生産年齢人口は2030年には6,773万人、2060年には4,418万人(同45.9%減)にまで減少する

戦後の焼け野原から復興した理由は、努力!ではなく正直なところ人口ボーナスでした。

人口ボーナスにより、需要が爆発的に増加するプラス供給も安い人件費で行えるため経済発展することができました。

ひるがえって、今はあのトヨタですら人が足りず商品を供給できていません。だからこそDXにより機械ができることは機械に任せないといけません。

そして人口が減少したことにより需要も減っていきます。すると、

2.既存の売り方が通用しなくなる。

今まではプロダクトアウト(作りたい物、作れるものを作って売る)で通用していました。

しかし、これからはマーケットイン、つまり市場が欲しいものを売らなければなりません。

技術ありきではなく顧客ありきで考えて作るということです。

しかし、これはマーケターが数字をこねくりまわして欲しいらしい物を見つけるのではなく、OODAループ(「Observe(観察)」、「Orient(状況判断、方向づけ)」、「Decide(意思決定)」、「Act(行動)」の略。)

で作らなくてはならないのです。

昔のようにハードを作り替えるのではなく中身(ソフト)の更新によって進化させていく考え方です。(詳しくは動画を)

PDCAをチンタラ回していたら新興企業にマーケットごと取られて終わりです。

先ず出す。そして市場でソフトにより改善していく。それが新たな製品づくりなのです。

ランチェスター戦略

商品は「これと言えばこれ!」ってものが強いです。

例えばお風呂の入浴剤といえば?花王のバブですよね?しかし入浴剤と楽天で検索すれば1000件以上ヒットします。

ですが入浴剤の売り上げランキングは1位から4位まで花王のバブでしめられています。

それほどまでに顧客に、なになにといえばで1番最初に想起させるというのは大切なのです。

つまり最初にそのマーケットを取られてしまえば取り返すのは至難の業なのです。

つまりチンタラ開発してたら、パッと出して改善し続ける企業にマーケット想起を取られて終了ということです。

そして1番は 

3.プログラミングの民主化

です。chat-gptを聞いたことがないという人はおそらくこのnoteにすら辿り着いていないと思います。

世界はchat-gptによって大幅に変わりました。これまでローコードでアプリを。なんて言ってたのが一瞬でノーコード(自分で書けなくとも)になってしまったのです。

これは本当の意味でのプログラミングの民主化が起こりました。

これから先chat-gptを使って弁護士や医者、症例や判例を必要とするいわゆる士業と言われていた仕事が低価格化していくことでしょう。

そして今までなら開発(企業で使うアプリ等)に個人では出せなかったはずのコストが安くなる、もしくはタダに近くなるのです。

なぜならコードを書けなくてもプログラミングができるからです。

つまり資本=力だったのがアイデア勝負になってくるのです。

そうなると会社を拡大せずともバイアウト(事業売却)により連続企業家的な生き方が低リスクで行えるようになるのです。

つまり人が必要なくなっていくのです。会社を
維持する必要がないのだから当然といえば当然ですが。

これら3つ

1.人口は確実に減少する。
2.既存の売り方が通用しなくなる
3.プログラミングの民主化


によってDXは企業に必須であると考えられます。

君たちはどう生きるか?

これまで企業に必要なDXについて書いていきましたが、本当にあなたが気になるのは、我々個人に起こることはなんなのか?ではないでしょうか?

私はDXにより企業価値は上がるが個人価値は下がると思っています。機械ができることが増加し人の必要数が減るからです。

今は「そんなに必要ではないが仕方なく」の人材ですら不足しています。なぜなら働く人自体が少ないからです。

しかし機械化、省力化のコストが安くなれば真っ先にその人はいらなくなります。当然ですが。

そして、もしあなたがDXをアイデアにより成功させたとしても、あなた自身がいらなくなることだってあるのです。

会社に貢献した?それはわかっています。しかしDXは俗人化できません。

今までなら「これは俺にしかわからん。だから俺を首にすればこのシステムは動かんぞ!」ができました。ですがDXはその類ではありません。

では

我々は存在価値を失っていくのか?

そのヒントも講演会にありました。我々は人にしかできない仕事をするべきなのです。

あなたはSNSをやっていますか?

SNSは(Facebookでは無い)知らない、興味関心がないものも知れます。

なぜなら一方向ではないからです。例えばフォロワーのフォロワー。そこからも繋がれるし情報を得ることができます。

私がもし猫山課長を知らなければナカマコさんも知ることは無かったでしょう。つまり今回の気づきも無いし、今治にSUNABACOができることも知らなかったのです。

そして情報リテラシー(デジタルデバイド)は収入との相関関係があります。

そしてSNSにはもう一つ利点があります。

それは

発信することにより自分を探されやすくなること

です。

マーケットに自分をさらすことができるのです。もし私が発信をしていなければあなたには出会うことができていませんでした。

市場にないものは買えません。店頭に並んでいるからあなたは商品を購入できます。店頭に並んでいないものは購入できないのです。

その2つがSNSの利点です。つまり、情報リテラシーの向上とマーケットにさらせるの2点です。

企業にはDXは必須、しかしDXにより省力化され労働力はさらにいらなくなる。だからこそ個人は人にしかできない価値を生み出す。

つまり

DXにより人はヒトに戻る

それが今回の私の学びでした。

あなたはこの講演会を見てどんなことを考え、学びましたか?

それをSNSで発信してみましょう。それこそが人がヒトに戻る時代を生き抜く個人としてのアイデアかもしれません。

それでは、また、金曜日に。

あどりでした。

追記

しまなみイノベーションビルにスナバコ今治です!お間違いなく!


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