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世界は沼る。変化を嫌うあなたへ。

「このまま今の会社にいたら、おそらく部長なんだよ。でも楽しくないよな。」

そう先輩は言った。だから私はこう返した。

「うんこの先よりもサクラダファミリアの土台の方が人の役に立ちますよ。」

自分でもめちゃくちゃ失礼だとは思う。だけどそのくらい言わないと人は動かないし、動けない。その先輩は結局200万以上年収がUPした。

今回は「このまま"やりたいこと"なんて考えずにもう終わりまで、このまま下手に動かない方が幸せなんじゃない?」って人に対して、大丈夫!あなたがそう思っていたとしても安定なんてものは今の世の中には存在しないよ!ってことを納得してもらいたいと思います。

まず最初になんであなたは「新しいことに挑戦したい!だけど不安で動けない!」といったような思考になるのか?を脳の仕組みから紐解いて説明していきます。

新しい脳と古い脳


~[人間は変化を嫌うのに、変化がないと嫌になるという矛盾は、脳の構造や機能に関係しています。人間の脳は、大きく分けて「新しい脳」と「古い脳」に分類できます

新しい脳は、前頭前野や側頭前野などの大脳新皮質で構成されており、思考や判断、創造性などの高次機能を担っています。古い脳は、扁桃体や視床下部などの大脳辺縁系や脳幹で構成されており、感情や本能、生存欲求などの基本的な機能を担っています。

新しい脳と古い脳は、それぞれ異なる目的や価値観を持っています。新しい脳は、知識や経験を増やしたり、自己実現や社会的貢献をしたりすることに価値を見出します。そのため、新しいことに挑戦したり、変化に対応したりすることに喜びや興味を感じます。

一方、古い脳は安全や快適さを保ったり、危険や苦痛を避けたりすることに価値を見出します。そのため、現状維持や安定性を求めたり、変化に対して恐怖や抵抗を感じます。

このように、新しい脳と古い脳は、変化に対して相反する反応を示します。人間は変化を嫌うのも好むのも、同時に存在する二つの脳の影響を受けているからです。しかし、この二つの脳は常に対立しているわけではありません。場合によっては協力したり調和したりすることもあります。例えば、変化が自分の意志で選択されたものであれば、古い脳も新しい脳も変化を受け入れやすくなるのです。

自分で決めたことだと感じると、古い脳は安心感や自信感を得られると判断し、新しい脳は挑戦感や達成感を得られると判断します。このように、変化が自分のコントロール下にあると認識することで、両者の報酬系が一致するのです。

予測可能であるということは、変化が起こるタイミングや内容がわかっているということです。これにより、古い脳は危険性や不安感を低減できると判断し、新しい脳は準備や計画を立てられると判断します。このように、変化が予測可能であると認識することで、両者が協力することができます。

変化が楽しくて刺激的であれば、古い脳も新しい脳も変化を楽しめます。楽しくて刺激的であるということは、変化が快楽や興奮をもたらすということです。これにより、古い脳は報酬や快感を得られると判断し、新しい脳は学習や成長を得られると判断します。このように、変化が楽しくて刺激的であると認識することで、両者が調和することができます。

 以上のように、人間は変化を嫌うのに、変化がないと嫌になるという矛盾は、新しい脳と古い脳の関係によって説明できます。変化に対する人間の反応は、二つの脳のバランスや状況によって変わります。変化を受け入れやすくするためには、自分の意志で選択し、予測可能で楽しくて刺激的な変化を求めることが重要なのです。

そして、ほっといてもあなたは今の場所に居られなくなる。というのは世界の価値観の変化が加速度的に変容していっているからです。

それは大きな力を持っていたジャニーズの終焉、世界のトヨタと呼ばれていたトヨタがテスラに時価総額を抜かれる。昭和の価値観に対する世間からのバッシングなどからも《世界の変容》はわかりやすく進んでいます。

これは止まりません。なぜなら世界は落下しているからです。

それに歴史的に見ても世界というものは、なにかが破壊されて再構築されていきます。しかも加速度的に。

歴史から見る世界の落下

フランス革命とナポレオン戦争

 フランスでは、18世紀末にフランス革命が起こりました。フランス革命は、封建制度や絶対王政に対する市民の反乱であり、人権宣言や共和制の確立など、近代的な思想や制度を生み出しました。

しかし、フランス革命は暴力や混乱にも満ちており、多くの人々が処刑されたり亡命したりしました。1799年にはナポレオン・ボナパルトが権力を掌握し、フランス帝国を建ててヨーロッパを戦火に巻き込みました。

1815年にはナポレオンが敗れてフランス帝国が崩壊しました。フランス革命とナポレオン戦争は、ヨーロッパの古い秩序の崩壊と新しい時代をつくりました。

新しい価値観が生まれる時は、他の何か既存の価値観を打ち壊しながら造られていきます。黒船来航や第二次世界大戦だってそうです。

インフルエンサービジネスだって今は当たり前ですが、昔は情弱ビジネスwなんて考えの人が多かったですしね。

「そっか、世界は進んでいるんだなー。」

そうではありません。落下です。

等速直線運動、落下。理科で習ったけどおぼえていますか?私はあまり覚えていなかったのでもう一度勉強しました。

理科のお勉強

等速直線運動とは、物体が一定の速さでまっすぐ進む運動のことです。例えば、自転車でペダルをこいでいないときや、電車が一定の速さで走っているときなどが等速直線運動に近いです。

このとき、物体の速さは時間がたっても変わりません。つまり、1秒間に進む距離も同じです。

ひるがえって落下とは、物体が重力の影響で下に落ちる運動のことです。例えば、ボールを手から離したときや、空から降ってくる雨などが落下に近いです。このとき、物体の速さは時間がたつほど増えていきます。つまり、1秒間に進む距離はだんだん大きくなります。

等速直線運動と落下の違いは、物体にかかる力の大きさや向きにあります。等速直線運動では、物体にかかる力がないか、あってもつりあっている状態です。落下では、物体に重力が下向きにかかっており、それ以外の力は無視できるほど小さい状態です。

等速直線運動や落下の理論値を計算する方法は、次の公式を使います。
* 等速直線運動の公式:距離 = 速× 時間
* 落下の公式:距離 = 0.5 × 重力加速度 × 時間^2
 これらの公式は、グラフを描くとわかりやすくなります。等速直線運動のグラフは、斜めにまっすぐな線になります。落下のグラフは、下に曲がった線になります。グラフの傾きは、物体の速さを表します。等速直線運動では、傾きが一定です。

落下では、傾きがだんだん大きくなります。
 例えば、自転車で10メートル毎秒の速さでまっすぐ進むとします。このとき、等速直線運動の公式を使って、5秒後にどれだけ進んでいるかを計算できます。
 距離 = 速さ × 時間 = 10 × 5 = 50
 つまり、5秒後には50メートル進んでいます。

グラフでは、横軸が時間、縦軸が距離になります。0秒から5秒までの間に、0メートルから50メートルまで上がっている斜めの線が描けます。

次に、高さ10メートルからボールを落とすとします。このとき、落下の公式を使って、ボールが地面につくまでにかかる時間を計算できます。
 距離 = 0.5 × 重力加速度 × 時間^2 10 = 0.5 × 9.8 × 時間^2 時間^2 = 10 / (0.5 × 9.8) 時間 = √(10 / (0.5 × 9.8)) = 1.43

 つまり、ボールが地面につくまでに約1.43秒かかります。グラフでは、横軸が時間、縦軸が高さになります。0秒から1.43秒までの間に、10メートルから0メートルまで下がっている曲がった線が描けます。

 以上のように、等速直線運動と落下は、物体の速さや距離や時間の関係が異なります。

つまりは世界の変化は落下速度と同じであり、真っ直ぐ前に進んでいるのではないのです。

あなたがいる《安定した世界》は落下しています。それは誰にも止められません。つまり安定した世界にいるあなたが、前に進むよりも、時代は先に落ちていきます。

その中であなたにできることは抗うことではなく、一緒に沼ることです。世界は沼ったもの勝ちです。周りが見えなくなるほど落ちていく。それが安定性を失う世界で生きる唯一の方法です。

私の尊敬する、出口 治明さん。(ライフネット生命保険株式会社創業者。立命館アジア太平洋大学学長)は「人を変えるのは人、旅、本」だとおっしゃっていました。

つまるところ、新しい価値観に出会うことでしか人は変われないのです。そこでおすすめするのがSUNABACOです。

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世界は沼ります。ズブズブと落下していきます。それもあなたが進むよりも早く。それに抗うなんてことは人には不可能です。

大丈夫。失敗なんてないのです。そこにあるのはあなたの選択だけです。その時のあなたはベストの選択をしているはずです。間違いなんてそこには存在しないのです。

それでは、また、次回。

あどりでした。

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