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おっさんが「私だけを見て❤️」ってキモく無いですか?

元カノとよりを戻す。ということはあなたも経験したと思います。あなたもそうではないでしょうか?

過去の彼女の思い出に浸ったりする。そんなセンチメンタルな時間がおぢにあったとしても良いのではないでしょうか?

よりを戻す。復縁をする。というのは離婚、つまり大人であってもよく聞く話です。

なのになぜか、元の職場に復職するというのはあまり皆さん経験がないことだと思われます。普通のおぢでもあるあるなのにも関わらず。

ではなぜ元カノとよりを戻すことはオッケーで
復職する復帰するというのはオッケーではないのでしょうか?


今は土地でも、何でもUターンを歓迎するところが多いように感じます。なぜならば一度出て行ったということは、一度オッケーだったということなのです。

つまりそこに存在してもよかった人ということになりますよね。なのになぜか仕事だけはUターン
というのは許されざる者になることが多いです。

つまり一度裏切った裏切り者というふうな目で見られるということです。

普通に考えればもし、昔働いてきた人が帰ってくるということになったら細かな説明、社内の説明つまり「食堂はここですよ。休憩室はここですよ。タイムカードはこのカードをかざしてね?」

などの最初に説明しておくべきことを省略できますよね。それは仕事を減らすという点で見れば喜ばしいことです。

ですが、世の中そんな事は起こり得ません。

一度出た会社に戻るということは誰も考えません。

では最後にもめている件数が多いのかというとそうではありません。

確かに離職理由は給料が安かった。や人間関係が悪かったということが挙げられることが多いです。

しかし、その人間が悪かったという観点においてはその人間関係が悪かった状態を引き起こす人というのが転職したり、退職したりすることは大いにあります。

なのにその会社にその人間関係を悪くする人に問題を感じた人が戻ることはありません。

普通に考えれば元カノとよりを戻すのと一緒で、例えば別れた理由が元カノの浮気であれば
「こいつはまた浮気するかもしれない」と思ってもおかしくはありません。

がしかし、会社は組織です。つまり悪さをする人を処罰する機能があるはずなのです。

つまりですが、当たり前の話として、それが、もし起こり得るのだとしたら会社も対策を講じることでしょう。 

なのに私たちは個人である元カノとはよりを戻すのに、組織である会社とはよりを戻そうとはしません。

課題の解決で言えば明らかに浮気をした元カノとよりを戻すの方が再犯率は高そうなのですが。

人間関係をぶち壊す人がいる。

という再犯しそうにもない事実は過大に解釈されてしまいます。その人間関係をぶち壊す人というのは組織の中の1人でしかありません。


しかし、その課題というのは矮小化されするされず拡大解釈されてしまいます。つまりその人間関係が嫌になって辞めた人というのはその課題を会社の問題だとして、見ているということですね。

つまりここだけはなぜか大きな主語になってしまうということです。

例えば「うちの会社はイノベーションに否定的な会社なんだよ」というとき頭の中で想像しているのはあなたの上司であったり、役職者であったりしますよね。

つまり企業の中の一個人であるはずの人たちを組織の考えとして、見なしてしまうという拡大解釈。つまり主語を大きくするということがなぜか起こってしまいます。

だからこそ退職した人というのは元の会社とよりを戻すことはほぼないのです。

ではなぜ個人を組織の意思決定であると、拡大解釈してしまうのでしょうか?

個人を拡大解釈してしまう理由というのは、組織の意思決定がそこでなされているという頭の中で合意があるということですよね。

つまりその一個人の意識というものが会社の意思である。というふうに個人個人は見ているということです。

つまり社長がもし復職者をどんどん受け入れようと思ったとしても、復職者に対して、個人個人が冷ややかな目を送るということをしてしまえばそれは組織の意思ということになってしまいます。

確かにそんなつもりがない経営者というのは多くいると思います。

しかし、組織にいる個人というものの意志までは社長はかえることはできません。ですが、個人の意識というものは社長の経営次第で変えられることはできますよね。

ですが、日本の社長多くの社長はそれを行おうとしません。

それはなぜでしょうか。

伝わっていると思っているからです。

例えば人間関係をぶち壊す人というのを退職させる。そして、その人間関係をぶち壊された人に当てられた人を他の部署に異動させてあげる、や、しばらく休職させてあげる。という意思決定をもし経営者がしていればそういう会社なんだと個人は意識してくれるはずなのですが。

それはたとえるなら、私たちは人間の脳や心というものを人間としてみなすように企業の中の1人の個人というものを、大きな個として見てしまうのかもしれません。

しかし、もし会社自体が転職して、やっぱりこっちの会社の方がよかったなあと思っていただいた人に対して、Uターンを歓迎するというような決まりを作ればどうなるでしょうか?

そうなると人を募集するというお金もかかりません。つまり新入社員や中途採用にかかるような、育てるための時間お金労力を減らすことにつながると思います。

仕事ができなくてやめるという人は案外少ないものです。

そして、仕事ができなくてやめる、会わなくてやめた。という人はやっぱりもとには戻ってきませんよね。

ならばUターンを歓迎しても全然問題はないと私は思います。

しかし、会社というものはUターンや。戻って来る人、つまり退職して一度他の会社に転職した人というのを、受け入れる企業はそう多くはありません。

つまり会社というものは転職などした人は、やはり裏切りものであるという発想であり、私だけを見ていてほしいという生き物であると見た方が正しいでしょう。

しかし、その私だけを見ていてほしい❤️と思っている人たちは、ほとんどがおじさんです。つまりおじさんが私だけを見ていなきゃダメ❤️といっているのと同じです。

それは実際問題キモいと思いませんか?


例えば多部未華子さんや青山ひかるさんなどが、私だけを見ていて❤️というと男の人であるのならば迷わずそうします。

つまり一生見ています!となるところですが、
おじさんが、私だけを見ていて❤️というと感情としての気持ちが悪いという感情と殺意しか浮かびません。

つまり会社というものが、転職した人を許さない裏切り者!とみなすということはすごく気持ち悪いということです。

ではなぜそんな私だけを見ていてというようなおじさんが現れるのでしょうか?

なぜ転職者を裏切る者とみなすのでしょうか?

それは中にいる人たちの妬みやソネミに原因があると私は考えます。

つまり会社にいる人というのは基本的にはチャレンジしたいと思っている人が多いということです。

しかし、そのチャレンジしたいという気持ちにふたをして、常に生きている。だからこそ、そのチャレンジしたいという気持ちにふたをせずに生きている人たちを妬ましく思うのです。

例えば私たちが大谷翔平選手の活躍や日本代表選手の活躍によって、感動して、時には涙を流す人までいますよね。

それはなぜ感動しているのでしょうか? 

それは感動いうものの裏側には、私にできないことをやってのけているという憧れがあるからです。

その憧れが強すぎると妬みや嫉みにつながってしまうのです。

例えば株式投資をしている人に、「なんで、こいつらは仕事もせずに働かずにお金を稼いでいやがるんだ!」と思う人たちは、自分が働かずに何もせずにお金が欲しいと思っているということです。

しかし、実際問題株式を買うのもそうですが、転職というものにもリスクが伴います。

そして、株式によりもうけた人や転職して、うまいこといっている人というのを見てあいつはうまいことやりやがって妬ましいという感情になるのです。

つまり転職者や株式を購入して、利益を得た人というのはリスクを負っていないはずだと認識しているということです。

ちなみに死ぬ時にする後悔で1番多いのは、「あのときあれをやっておけばよかった。チャレンジしておけばよかった」というのが1番多数を占めるそうです。

ですが、私たちはチャレンジを恐れる。チャレンジにリスクを感じます。

だからこそ誰もチャレンジしたり、転職したり、
起業したりするという人は少ないのです。

そして、それでうまいこといくと妬みにつながるのです。これではチャレンジしようにもチャレンジしようがありませんよね。

人の妬みや嫉みというのは気にしないのが1番ではあるのですが、それは普通の人には難しいものです。

だからこそ二の足を踏んでしまう。ここでいいんじゃないか?もしかしたら転職してもうまくいかないんじゃないか、一緒に働いている人に迷惑や負担をかけてしまうのではないか?と思ってしまいがちです。

ですがその他人の負担やうまくいかないんじゃという気持ちと、死ぬ時に後悔してしまうのはどちらが自分を大切にしているでしょうか?

この世で1番大切にすべきなのは自分なのではないでしょうか?そもそも自分を大切にできない人は他人を大切にできないものです。

だってそうでしょう?自分を大切にする方法もわからないのに人を大切にすることなんてできるわけがありません。

転職は勇気がいるものです。ですが会社というものは基本的には乗り物であり箱でしかありません。会社は生き物ではないのです。

だから転職というものは箱を変える、乗り物を変えるのと同じなのです。行き先が海外なのに電車に乗って行こうとする人がいないように、行き先が、あなたの望む未来が変わったのに同じ乗り物に乗り続けていては望む先には行くことはできません。

仕事内容が変わるのも恐れる必要はありません。多少の変化はあったとしてもあなたの得意をフィットさせれば良いだけです。

もしくは弱点に気づくチャンスでもあります。

基本的に人が成長するときは環境の、居場所の、空間の変化があります。小学校を卒業後中学校に上がるように。それと同じで成長すれば居場所を変えるのが当然のことなのです。

あなたはトイプードルですか?

立派な大人ですよね?トイプードルのように小さく飼えるように品種改良された犬ではないはずです。

あなたは大きくなる。成長する。当然のことですがすぐに見失ってしまうことでもあります。大きくなったら入れ物には収まらなくなるのが成長したということなのです。

入れ物が大きくならないのであれば出るのは当然の摂理です。それで「周りの人も窮屈そうに身を捩りながら、寄せ合いながら生きているのだから。」と傷を舐め合いながら生きていて楽しいでしょうか?

もし転職に失敗して前の会社の方が良かったと思ったとしても基本それは思い出補正がかかっているはずです。昔の彼女と今の彼女を比較しているのとおなじです。

チャレンジしましょう。そして、もし、しないのであればせめてあなただけは「私だけを見て❤️」おぢさんにだけはならないでください。

人のチャレンジを快く応援できる人であってください。大人の嫉妬ほど醜いものはありませんから。

それでは、また、日曜日に。

あどりでした。

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