見出し画像

アントレプレナーシップと学び続けること

アントレプレナーシップ教育講演会を受講しました。

まず小宮山利惠子さんによる講演、その後中村マコトさんを中心としたトークセッションでした。

今回1番伝えたいのは小宮山利惠子さんが綺麗だったことではありません。(綺麗でしたけどね。)

今回の学びは"今まで私が学んだことは無駄ではなかった"という学びです。

答えが出たような感覚です。年の瀬に答えが出るなんてとてもラッキーです。

あなたにも今回のnoteからそのような答えを導き出せれば成功と言えるでしょう。

AIと5Gはなにを変えるか?

今回の動画を見ていただけると私の学んだことを知ってもらえると思います。

少し公演内容を説明していきたいと思います。

小宮山利惠子さんはまずAIや5Gによりどのように生活が時代が変化していくか?を説明されました。

例で挙げられたのはAIが教育に使われるということです。なぜなら5Gにより高速で回線が繋がるようになるからです。

同時接続が5Gにより可能になり教師の役割が変わります。なぜならば教えるという仕事はAIが代わりにやるからです。

そうなると今の教師はメンターの役割になっていくでしょう。つまり教えるのではなく導く、寄り添う立場になるということです。

例えばそれを実現しているのがこの高校です。

HTHには、決まった教科書、定期試験がないことで知られる。時間割も一日2、3コマしかなく、緩やかである。どんな授業をするかはそれぞれの教師にまかされている。生徒たちはチームを作り、保護者などが見学に来る学期末の展示会に向け、作品を制作する。教師は2人でチームを組み、それぞれの得意分野を生かしつつ協業する形で、プロジェクトを考える。
GLOBE+

これは習熟度別に教育が進むということです。もし数学が得意ならどんどん進んでいけます。

周りに合わせなくてもいいからこそスピードが上がるのです。今の教育は1番遅い人に合わせて進みますからね。

つまり一人一人の学びのスピードが上がるということです。

そして職業がなくなるという話をされました。

職業は消えます。テクノロジーの進化により。昔あった切符きりの人や電話交換手は今いますか?

もし自動運転が発達すればトラックドライバーの仕事は残るでしょうか?

あなたの仕事は残るでしょうか?

そして小宮山利惠子さんは今の時代は地図がなくなった時代と表現されていました。

なぜならいくら高学歴で知識がある人もどうしてもAIには敵わなくなるからです。

今までは高学歴であれば成功者になれました。しかしこれからはどうでしょう?高学歴と言えば弁護士なんかを思い浮かべる人が多いのでは無いでしょうか?

その弁護士だってAIのほうが法律の知識もより確かだし判例を見つけるのだって早いでしょう。

あなたはopen AIを知っていますか?

日本の人口と年齢比率は?と質問すると以下のような回答が返ってきました。

日本の人口は、現在では約14億人です。その中で、65歳以上の人口の割合が高く、2020年には26.7%が65歳以上であるとされています。これは、日本の人口が高齢化する傾向が強いことを示しています。

一方で、15歳未満の人口の割合は、2020年には12.7%であるとされています。これは、日本の人口が少子化していることを示しています。日本では、近年、少子化が進んでおり、将来的には、少子化が進むことで、労働力が減少し、社会保障制度が圧迫される可能性があるとされています。

日本の人口については、将来的にも様々な変化が予想されます。例えば、人口減少が進むことで、労働力が減少し、社会保障制度が圧迫される可能性があるとされています。また、高齢化が進むことで、医療や介護などの需要が増えるかもしれません。そのため、将来的には、日本の人口については、様々な問題が浮上するかもしれません。
chat GPT

このような回答が返ってきました。素晴らしいと思いませんか?

知識は絶対にAIには勝てません。円周率も歴史においてもAIよりも記憶できることはまず不可能です。

そして小宮山利惠子さんはそのため(地図がなくなった世界では)コンパスを持つことが大事だとおっしゃりました。

そして学び続けることはコンパスを持つことだと私も思います。なぜならVUCAの時代だからです。

VUCAは「Volatility(ボラティリティ:変動性)」「Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)」「Complexity(コムプレクシティ:複雑性)」「Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)」の頭文字を並べたもの。もとは冷戦後より戦略が複雑化した状態を示す軍事用語であったが、2010年ごろより、「VUCAワールド」「VUCA時代」のようにビジネスでも用いられるようになった。
HR pro

要するに未来が不確実で複雑だということです。そのために学び続けることで自分のコンパスを持つことが大事なのです。

企業家とは何か?

ちなみに経済学者のシュンペーターはアントレプレナーとは企業家のことであると定義しています。

そして企業家はイノベーションを起こす人です。今あなたがイノベーションに対して思っているのは「技術革新」でしょう。

しかしイノベーションとは技術革新ではありません。

イノベーションとは経済諸要素を新たに組み合わせて結合させることです。

考えてみてください。もしイノベーションが技術革新であるならば日本はもっと成功体験を経ているでしょう。しかしそうはなっていない。なぜか?

例えばテレビの視聴であなたは「もっと綺麗な映像を見たい!」そう熱望していますか?

日本は「4K!フルハイビジョン!今までに無い映像美!」と技術革新を行いました。しかしTVよりもスマホやタブレットを見ている時間の方が長いのではないでしょうか?

それはつまり映像美は余剰な価値であることを示しているのです。つまり映像美は付加価値ではなく余剰価値なのです。客が求めていない欲求と言い換えられますね。

スマホやタブレットのほうこそがイノベーションなのです。つまり新結合なのです。

携帯電話という連絡手段にテレビの機能(動画を見れる機能)を搭載することにより生活により溶け込んでいる物同士をくっつけたこと。これこそがイノベーションなのです。

企業家とはこれを考えて行動する人です。つまりアントレプレナーです。

そんな大それたことは私にはむり!そう思うかもしれません。しかし私はアントレプレナーシップは皆一様に持つべきものだと思います。

なぜならば地図のない時代だからです。つまりはフォロワーではダメな時代だからです。

誰かの指示に従って生きてはいけない時代なのです。リードユアセルフ自分のリーダーは自分なのです。

今までならロールモデルがありました。

いい会社に入り結婚して子供を持ち退職金で余生を過ごす。それがロールモデルでした。そのために勉強して偏差値を上げました。

しかし今の時代はどうでしょう?企業寿命よりも労働寿命が伸び、その上職業がAIによって無くなっていく時代になっていっておりそのロールモデルは通用しなくなったのではないでしょうか?

そのような時代において学び続けることは必然なのです。

あなたや私はおそらく会社に寄りかかって生きることはできません。それは昔の価値観では考えられないことです。

普通に従って会社にさえ行っていれば昇給していく時代ではないとあなたも気づいているはずです。

だからこそアントレプレナーシップは今の私たちに必要不可欠なものなのです。

ちなみに経済学者のシュンペーターはアントレプレナーの特徴を3つ挙げています。

① 事物を見る特殊な方法 
② 一人で衆に先んじ進み、不確定なことや抵抗のあることを反対理由と感じない能力 
③ 「権威」・「圧力」・「人を服従させる力」といった言葉で表すことのできる他人への影響力
なぜ今シュンペーターなのか?

リスクを回避するだけではあなたも私も生きていけません。失敗にこそ成功があるのです。レバレッジがなければ投資も成功しないように。

その上で今治市長の言葉を拝借すれば「香り出し」が必要です。つまり私はここにいる!という意思表示です。

今回トークセッションの終わりに質問タイムがありました。200人の前での挙手による質問。普通の人なら選ばない選択ですね。

しかしこの会場にいるのはアントレプレナーシップを学びにきた人々でありもちろん挙手をする方が大多数を占めると思いましたがゼロでした。

それほどまでに手をあげ質問する難易度は高いのです。言い換えればそれほどまでに意思表明は難易度が高いのです。

それは教育の所為かもしれません。私たちは減点方式に慣れすぎているのです。よく言えばリスク回避能力が高すぎるのです。

しかしだからこそアントレプレナーシップこそが周囲から抜きん出るための学びなのです。

ちなみに私が2番目に手を上げ質問したのは「中村マコトさんと小宮山さんの顔のサイズの違いはなぜなのか?」です。(無意味)

香りだし、意思表明こそがこれからの時代を生き抜く力になります。田畑慎太郎さんもフォロワーは新時代のパワーであると何度もおっしゃています。

手を上げなければ失敗はしないが何もないのです。しかしなにもないところにレバレッジはありません。リスクがなければレバレッジはないのです。もしリスク無しでレバレッジがあるとすればそれは詐欺です。

学びとは?

冒頭で今回の1番の学びは今まで私が学んできたことは無駄ではなかったことが学びと言いました。

今回の講座では自分がnoteで発信してきた内容の再確認ができました。それが一番大事だったのです。

「コンパスは正常に機能している。私の進む方向はこっちだ。」と。

アントレプレナーシップは今の時代を生きるために必要な学びです。

① 事物を見る特殊な方法 
② 一人で衆に先んじ進み、不確定なことや抵抗のあることを反対理由と感じない能力 
③ 「権威」・「圧力」・「人を服従させる力」といった言葉で表すことのできる他人への影響力

人と同じ視点で物事を見ず(マーケット感覚)、リスクを恐れず、自分を発信する。

それらがアントレプレナーシップなのです。なにも起業するだけではない。アントレプレナーシップは企業家精神であり起業家精神ではないのです。

ここまでの説明でアントレプレナーシップの概要はわかっていただけたと思います。

あなたはどう感じたでしょうか?「自分には関係ない。」私のnoteを見た今でも本当にそう思いますか?

アントレプレナーシップこそが羅針盤(コンパス)だと感じていただけたのではないでしょうか?

私は来年もあなたの半径1mを照らせる記事を書いていきたいと思います。あなたの心の松明になれるように。

今回のこんな素敵な講座を無料で開いてくださった今治市長には感謝しかありません。

そしてこんなにも学びの多い講座をしてくださった小宮山利惠子さんにも感謝しています。

無論、トークセッションのモデレーターである中村マコトさん、そしてジェームス・アキヤマさん、今橋計貴さんにも感謝しています。

今橋さんの「発信で大事なのはノイズを作ってあげること、素通りされないための引っ掛かりを作ること」という発言は私のノートに刻まれています。

そこで学んだ内容は新しいものではなかったと発信している人もいましたが吸収できるかどうかは取り組み次第でしょう。

抽象と具体をどれだけ行き来できるか?それが学べるかどうかの違いです。そして素直さは知性です。

こちらのnoteを是非一読ください。

もちろん猫山課長にも感謝しています。もし猫山課長がいなければ今回の講座など視界にも入っていないでしょう。

付き合う人によって見える風景は変化します。

今年一年ありがとうございました。

もちろんフォロワーの方々、毎回noteを読んでいただいている方々にも感謝しています。私が続けることができているのは皆さまのおかげです。ありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。

今回の講座はアーカイブが残っていますのでお時間ありましたらぜひ視聴してください。

そして最後になりますが今治にできるSUNABACOに期待しております。

それでは、また、来年お会いしましょう。

あどりでした。

《毎回スキやコメントありがとうございます!もしよければフォロー&オススメよろしくお願いします。もし今回のnoteが面白くなかった方は小宮山利惠子さんを検索してみてください。綺麗なものを見たら心が浄化されますよ。それでは。》



この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?