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食品偽装の被害?に会いました

こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん、「食品偽造問題」ってご存じですか? 食料品の製造・販売や飲食店での提供において、「生産地、原材料、食品添加物、消費期限・賞味期限」などが意図的に偽装されたケースを指します。

そんな食品偽装の被害に会った!?ので、今回はこちらの報告をしてみたいと思います。

場所はこちら

今回、問題の食品を購入したのはこちらのお店。名古屋市内の中心部で何店舗か展開する惣菜店です。夕方になると御覧のとおり、食品が山になっています。

地元で展開する惣菜店です

そして問題の商品がこちら

帰宅後の酒のつまみになるかと思い、あまり期待はしなかったんですがこちらの「イカリング磯辺フライ」を購入。20時を過ぎた時間だったので、半額のシールが貼られていました。

まさかこんな問題が起こるとは思わなかったので、少し食べた後の撮影です。

イカの味がしない

さて、帰宅して食べてみると・・・そこにあるはずのイカの食感も、味もしません。衣と油の味しかしないので、不審に思って調べてみることにしました。

イカが入っていると思うよね??

まずは半分にカット。リング状のイカの身があるはずなんですが・・・そこにイカはいませんでした💦。カマボコみたいな、魚のすり身みたいなものが中心に入っています。

イカがいない。

本格的に調査

これは本格的に調査せねばならない・・と思い、フライの衣を丹念にはがしてみることに。やってみると、魚のすり身みたいなものが出てきました。おそらく、紫の粒々がイカのミンチ?だろうと推測されます。

丹念に衣を外したら練り物が登場。

じゃ、実際イカがどれくらい入っているのか?疑問に感じてすり身を解体することに。すり身と小さなイカミンチは分別が難しいのですが、見た感じ「イカの身」と言えるものは、イカリングフライ1個の中に16粒でした。

イカ肉と思われるミンチはこれだけ”!

イカリング1つにイカミンチ16粒

アップで見た画像がこちら。前述のとおり区別が難しいので、完全にはすり身が取れません。それにしても・・・この量では、イカの味がしなくて当然かと思います。

リングフライ1つにイカミンチ16粒

調べてみたら・・・「イカリング」の名称で売りながらこの程度の量しかイカが入っていない場合、景品表示法の「優良誤認表示」に該当する恐れがあるようです。

僅かな金額なので店舗にクレームを出す気は無いですが、恣意的にこうした偽装をする会社であるとわかった以上、二度と買う気にはなりません。このお店にも閉口しましたが、それ以上に「日本ってこんな国だっけ?」と悲しくなりました。ついに日本も海外のように、「騙されていないか?」常に注意しなければならない国になったんでしょうかね?(RYU)