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観て、聴いて、味覚も味わうクロードモネ100%

行ってきました

以前に予告のとおり、大阪中之島美術館に「モネ 連作の情景」行ってきました。

少々海外出張で出遅れましたが、かえって良かったかも。

KY=空気を読めない と言いますが、モネは「空気と光を絵に綴じ込む才」の稀有な画家だと思います。

モネからの贈り物を堪能させていただく。
たいへん満足の内容の展覧会です。

モネ展が大阪にやってくる

前回のテンション高めの記事はこちら
まだ上野会場が開催中の1月の記事です。

公式web情報

まずはアクセスを公式webで再確認。

アクセスは詳しくは書いていない。

中之島が大阪人にとっては知ってて当たり前のJR大阪駅前だからですかね。

協賛のカンテレが親切にアクセスの記載あり

わかりやすいルートは、【JR】大阪駅下車で、西口のバス乗り場から中之島行きに乗ることです。
¥210で1区間ですね。

電車
【京阪】
中之島線 「渡辺橋駅」(2番出口)より南西へ徒歩約5分
「淀屋橋駅」(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
【Osaka Metro】
四つ橋線 「肥後橋駅」(4番出口)より西へ徒歩約10分
御堂筋線 「淀屋橋駅」(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
【JR】
大阪環状線 「福島駅」 / 東西線 「新福島駅」(2番出口)より南へ徒歩約10分
「大阪駅」より南西へ徒歩約20分
【阪神】
「福島駅」より南へ徒歩約10分
「大阪梅田駅」より南西へ徒歩約15分
【阪急】
「大阪梅田駅」より南西へ徒歩約20分
バス
大阪シティバス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約2分
※お帰りのJR大阪駅方面への便利なバス停は「渡辺橋」になります。
駐車場(有料・時間貸) 乗用車:72台(うち身障者用2台) ...
駐輪場(無料) 130台(うち原付7台)

雨上がりの中之島美術館

モネ展に行った日は平日午後。
あいにくの雨でしたが、逆に空いてるかもと行ってきました。

モダンな建物で、黒いキューブが印象的。
雨上がりに光が差すと、かなり美しいです。

可愛らしい巨大な猫ちゃんのお出迎え。

「Ship's Cat」ヤノベケンジ

アレ?見たことある意匠だなと思ったら、ああ兵庫県立美術館にあるSun Sister なぎさちゃんと同じ人だ。

大阪出身の現代美術家、ヤノベケンジさんの作品です。

兵庫県立美術館 Sun Sister なぎさちゃん

割引チケット

未来屋やジュンク堂などの本屋で「モネ 連作の情景」のPRしおりを配布しています。

単にPRだけでなく、100円引になります。

あとカンテレでも登録すれば100円引割引券をもらえます。

観覧料が、一般2,500円、高大生1,500円、小中生500円。
その中で100円引なんか、すずめの涙やんかーって関西人なあなた。

なんと、割引券持っている人は専用の当日券レーンに並べてスムースに購入できます。
割とチケット売り場に並んでいるので、100円以上に嬉しい。

いよいよ会場にIN

「モネ 連作の情景」いよいよ会場に入ります。

あ な た は モ ネ に 包 ま れ る

作品はすべて(100%)モネ。
有名な晩年の睡蓮以外の風景画も素晴らしい

移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が、ここにあります。

1874年に第1回印象派展が開催されてから150年の節目を迎えることを記念した企画展。

国内外の美術館が40館以上、モネの代表作約70点が一堂に会す展覧会です。

恐ろしく手間とお金がかかっています。
全てをオリジナルの美術館で観ると、それこそ人生をかける覚悟が必要なので、かなりお得で観る価値ある展覧会です。

モネの代名詞の〈積みわら〉〈睡蓮〉などの「連作」。
1日の中の時刻や角度、あるいは数十年の時間を経てモネが再度同じ場所から描いた先品たち。

時間や光との、たゆまぬ対話を続けた画家の生涯、その一生を追体験できます。

中の絵をここですべて紹介するのは無粋なので、ここでは一枚だけ。

ウォータールー橋、曇り
モネ作

ウォータールー、、と聞くと、ABBAの楽曲、Waterloo(恋のウォータールー)を思い出す世代です。

My, my, at Waterloo Napoleon did surrender

展覧会ナビゲーター・音声ガイド

展覧会に欠かせない音声ガイド。
私はほぼ欠かさずに借ります。


今回のモネ展では、俳優・芳根京子さん、声優の下野紘さんです。

芳根京子さん
2016年度朝ドラ『べっぴんさん』でヒロイン
映画『累 -かさね-』『散り椿』

下野紘さん主な出演作に『鬼滅の刃』の我妻善逸役や『進撃の巨人』シリーズの コニー・スプリンガー役など

とても聴きやすい落ち着いた解説です。
演者であるお二人らしいショートドラマもあり、またテーマ曲の視聴も出来たり、耳もモネにひたれます。

音声ガイド専用機器:650 円(税込)/台

カフェで味わうモネ

美術館を出て、是非行きたいカフェへ。
隣の建物にある、大阪大学中之島センター「カフェテリア・アゴラ」

リーガロイヤルホテル直営で、入り口の大阪大学の看板でちょっと躊躇するが、誰でも利用可

大阪大学中之島センター は2004年4月に大阪大学発祥の地である「中之島」に開設です。

ホットチョコミント睡蓮
お好みでホットミルクをたっぷり入れます

モネ展覧会にあわせたスペシャル

さすがはリーガロイヤルホテル直営
遊び心が心地よい

いかがでしたか?

「モネ 連作の情景」は大阪中之島美術館で5月6日まで開催中です。

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