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歴史上の子育てから学ぶ【毎日note71日目】

私も所属しているHUC(母親アップデートコミュニティ)の5周年祭が一昨日からはじまりました!

レポートが追い付かない感じではありますが、ちょっとずつ書いていきます!

~篠田真貴子さんと語る~子育て歴史研究から考える「母親のあり方」


第一弾は、エール株式会社の篠田真貴子さんをゲストに招いた「子育て×歴史」をテーマにしたセッションでした。

いきなりゲストが豪華!!!

篠田さんが監訳をされているLISTENを読んだという方も多いのでは。

さて、こちらのセッションは「子育ての歴史」について自主研究されたコミュニティメンバーが研究から分かったことをシェアして下さり、それをもとにみんなで「母親のあり方」や「子育てのあり方」を対話を通して見直そうという場でした。

例えば「江戸時代は育児の責任は父親にあると考えられていた」とか「母性という言葉は、世界恐慌の影響で政府へ不満を感じ始めた国民を安心させるための、政府主導のキャンペーンによって広がったものである」であるとか・・・。

めちゃくちゃ面白いですよね。

初めて知る内容が多く、私たちにとっての「当たり前」は歴史的に見ると決して当たり前ではないということがよく分かりました。

個人的に「いいなぁ」と思ったのは、平安時代の婚姻スタイル。

実家大好き民としては、妻の実家で子育てをし、夫が通うスタイル(妻問婚)または、婿入婚で良いじゃん〜と思ってしまいました…。

もう一つは江戸時代のみんなで育てるスタイル。
「取り上げ親」「名付け親」などたくさんの親(仮親)がいて、その子の成長過程をみんなで見守るというもの。

これ、いいですよねー。
子どもにとっても様々な大人との関わりがあったほうがいいし、親としても自分たちが全責任を負う必要がないという気楽さもあります。


セッションの最後に、少子化の話から最近ネットでよく見かける「子どもを持つことの自己責任論」などの話になりました。

海外に行くと感じる「子どもを尊ぶ雰囲気」
でも日本だとそれを全面に出すことがはばかられる雰囲気がありますよね。

子どもの話も職場だと堂々とできなかったり、電車内で赤ちゃんを見かけても愛でたい気持ちをちょっと押さえたり・・・。
(本当は愛でたくて仕方ない)

結果として、ネガティブな子育て情報ばかりが溢れてしまい、若い世代が産み控えをしてしまうというのは避けたいこと。

もっともっと「子育て最高!」「赤ちゃん尊い!!!」を発信していきたいと改めて感じました。



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