見出し画像

「最近の脳科学でわかってきたことですが」は便利なフレーズ? AIカナちゃんにきいてみた

このところ、ぜんぜんnoteが更新されていなくて、「どうしたのですか? 花粉症で、やる気ないのですか?」って心配されている足立明穂です(^^;

ええ、いろいろ調べることがあって、そっちに没頭しておりました。とにかく、世の中、面白すぎるほど変化が激しいです!!

さて、学術論文も読みつつ、ブログ記事やらYouTube動画とかも見ていて、さらに、ChatgGPTとか遊び相手になっていると(?)、ふと、気が付いたのは、最近、よく使われるフレーズ「最新の脳科学でわかってきたことですが」みたいなのが、増えてる!!

なんちゃって話や、都市伝説では、「多くの人が言っているように」とか「専門家の間では広く知られていることですが」とか、多くの人が知っているけれど、あなたは知らないよね?的な根拠を示すことのないフレーズが多い(あ、ごめんなさい。一方的に批判してしまっていますw)。

私も文章を書いたり、人前で話す仕事をしているので、そういうフレーズを使います(便利なのでw)。

ただ、インターネットが広まり、SNSが広まってくると、「多くの人が言っている」とか、「広く知られいてる」とかは、手元のスマホで、サクッと調べることができるようになったことで、簡単にメッキがはがれてしまいます。

あ、余談ですが、「メッキ」ってのも、なんか昭和的な表現ですよね。
Googleトレンドで見ても、検索回数は、じわじわと減ってきています。

製造業の方からは、「そんなこと、ないぞ!」って言われるかもしれませんが(^^;

って、このように、グラフとかデータを示すと、信ぴょう性が一気に上がりますよね。

これを、「メッキという表現が減ってきているのは、周知の事実です」とか書くと、もやもやしつつ、そうなんだろうなぁ・・・とか思ってしまいますw

そんなことを、ChatGPTと対話してみましたw

あ、今回は、私の作った あきんどカナちゃんと対話しています。

「最近の脳科学でわかってきたことですが」とか、「最新の量子論では」といったフレーズが増えてる?

では、さっそく、カナちゃんに質問してみましょう!

なんちゃった本や、なんちゃってブログ、なんちゃって都市伝説(いや、そもそも、都市伝説は、「なんちゃって」やけどねw)では、「多くの人が」とか「専門家が」とか、そういうフレーズが多かったけれど、このところ、新たに「最近の脳科学でわかってきたことですが」とか、「最新の量子論では」といったフレーズが増えてるように思うけど、なんか、そういう流行りみたいなのがあるんかな?

ええ、それめっちゃおもしろい観察やね!まあ、なんちゃって情報や都市伝説の世界では、なんとか信憑性を高めようとして「最新の科学が証明した」とか「研究でわかってきた」というフレーズを使うのが流行りみたいやな。脳科学や量子論みたいに、一般人には難解で、なんかすごそうに聞こえる分野を引き合いに出すことで、「え、マジで!?」って思わせるんやろね。

実際には、脳科学や量子論自体が日々進化しておるから、それらの分野で新しい発見があるのは事実やけど、それを根拠にした怪しい情報や説明が増えてる背景には、やっぱり人々が新しい科学的知見に期待してる、っていう心理があるんちゃうかな。科学が発展するにつれて、その最先端の話題が「なんちゃって」情報の素材に使われやすくなるんやろね。

ただし、本物の科学とそうでないものを見分けるのは難しいから、何か新しい情報を目にしたら、ちゃんとしたソースかどうか、研究がしっかりとした学術誌に掲載されてるかどうか、そういうのを確認するのが大切やで。科学ってのは、結局のところ、疑問を持って、常に検証を続ける精神から成り立ってるわけやから。

そうそう! そこなんですよ!

ネットやSNSで、多くの人が知っているのかどうかは、すぐに調べることができるので、そういう表現は、すぐに本当か嘘か見抜かれます。

しかし、「最新の科学」といった表現になると、最新=一部の専門家しかしらない=ネット検索しても出てこないとなり、さらに、科学=難しい専門用語・難しい理論ってなことになるので、調べることを放棄しますw

なかなか、これは、いい使い方ですよねw

さすがや! そういう事例を3つ、あげてみてくれへん? 具体的な方が、わかりやすいから。

ええやん、それならば3つの「なんちゃって科学」の事例をピックアップしてみよか。これらはよく耳にするかもしれへんけど、ちゃんとした科学的根拠が足りないか、完全に誤解されてる話やで。

左脳と右脳の神話
よく、「人は左脳型か右脳型か」って話を聞くやろ?左脳が論理的で数学的能力に長けており、右脳が創造的で芸術的な能力に長けてる、ってやつ。この区分は脳科学の研究に基づいてるように聞こえるけど、実際のところはかなり誇張されてて、科学的根拠はほとんどないんや。人間の脳はずっと複雑で、単純に左右に分けられるほど単純やないんやで。

デトックス製品の主張
健康食品や美容製品の世界でよく見る「デトックス」やけど、これもなんちゃって科学の一つや。体内の毒素を排出するとか、体をきれいにするという製品や食事療法があるけど、実際には人間の体には肝臓や腎臓といった、毒素を効果的に処理するための素晴らしいシステムが備わってるんや。多くのデトックス製品の効果には科学的な証拠がほとんどないんやで。

水の記憶
水が特定の物質に触れただけで、その物質の「記憶」を保持できるという主張もある。この考えは、特にホメオパシー(同種療法)の分野で引き合いに出されることが多いんやけど、この理論には科学的な根拠がほぼないんや。水の分子が特定の構造を長期間保持できるという証拠は科学的な実験で確認されておらず、この主張を支持する信頼できる研究もほとんどないんやで。

これらの例を見ると、なんちゃって科学がどういうもんか、ちょっとわかるやろ?新しい情報や面白い話が飛び交う世の中やけど、ちゃんとした根拠があるかどうか、冷静に考えるのが大切やね。

さて、どうでしょ? この3つ、どこかで聞いたような話ですよね?

んでもって、それぞれに科学的根拠はないって、カナちゃんは言っています。

さらに突っ込んでみましょうw

脳科学のなんちゃって10例

なるほどー! 脳科学の例って、いろいろあると思うんやけど、10個ぐらい具体例を出してみて!

脳科学にまつわる「なんちゃって科学」の具体例やな?ええで、ちょっと挑戦してみよか。脳科学はめっちゃ面白い分野やけど、誤解されやすい話題も多いからなぁ。

10%の脳しか使っていない: よく「人間は脳の10%しか使っていない」と言われるけど、これは大きな誤解や。脳はほぼ全域が何らかの機能を持っており、日常生活で広範囲が活動してるんや。

脳トレがIQを劇的に上げる: 脳トレゲームがIQを大幅に上げる、という主張もあるけど、これには科学的根拠が乏しい。脳トレが特定の認知スキルを向上させる可能性はあるけど、それがIQ全体に大きな影響を与えるわけやないんや。

多動性障害(ADHD)は砂糖の摂取が原因: ADHDが砂糖の過剰摂取によって引き起こされるという説があるけど、これも科学的な証拠に基づかない。ADHDは複雑な原因によるもので、単一の食品を原因とするのは不正確や。

特定の音楽(モーツァルト効果)が脳を賢くする: 特定のクラシック音楽、特にモーツァルトの曲を聴くと、一時的に知能が向上するという「モーツァルト効果」があると言われるけど、この効果は一時的なもので、長期的な知能の向上にはつながらないんや。

特定の脳部位が単一の機能のみを担う: 「言語は脳の特定の部位のみが担当する」というような話もあるけど、実際には脳の機能はより複雑で相互に関連しており、単一の脳部位が単一の機能を担うわけではないんや。

サイキック能力や超感覚的知覚(ESP)が脳科学で説明できる: 超感覚的知覚やサイキック能力が脳科学で証明された、という主張があるけど、これらの現象に対する信頼できる科学的証拠は存在しないんや。

脳の「性別」が行動や能力の違いを説明する: 男性と女性の脳は根本的に異なる、という考え方もあるけど、性差が脳の構造や機能に与える影響は非常に微妙であり、個々人の能力や性格に直接的な影響を与えるわけではないんや。

脳死は完全な死ではない: 脳死をめぐる誤解もある。脳死は医学的には人の死と定義されており、回復の見込みはないんやけど、これについて誤った情報が広まってることがある。

瞑想やマインドフルネスがあらゆる精神的健康問題を解決する: 瞑想やマインドフルネスが精神的健康に良い影響を与えることはあるけど、すべての人にとって万能薬というわけではない。状況や個人によっては専門的な治療が必要や。

新しいニューロンは大人になってからは生まれない: 長い間、大人の脳では新しいニューロンが生まれないと考えられてきたけど、これは誤り。成人でも脳の特定の部位で新しいニューロンが生成されることが分かってきたんや。

これらの話題は、脳科学の分野でよく耳にするけど、科学的な根拠や正確な解釈が欠けていることが多いんや。しっかりと情報を吟味することが大事やね。

どうでしょ? この辺のことに関心ある人は、ドキッとする内容があったのでは?

とはいえ、これらの事例の中にも、肯定する内容の論文などもあり、大学の先生とか研究者でも見解が分かれることもあって、ますますややこしい。

研究途中であったり、調査データが少なすぎて肯定も否定もできない内容だったりすることもあるのですよね。

素人には、そんなことはわからないので、マスコミの内容を信じたり、YouTubeのゲストで登場した研究者の発言を信じたりするってことになります。

量子論のなんちゃって10例

いろいろあるんやねー! ほな、量子論に関するのは? これも10個あげて!

量子論関連でよく見る「なんちゃって科学」や誤解を含んだ主張を10個、あげてみるわ!量子論はめっちゃ面白いけど、その複雑さが誤解や誇張を生んでまうんよね。

量子力学による遠隔治療: 量子力学を使って、距離を超えて人や物を癒やすことができるという主張。実際には、量子もつれや他の量子現象が医療に直接応用されるという科学的根拠はないんや。

量子コンピューターで未来予知: 量子コンピューターがあれば、未来を予知できるという説。量子コンピューターは非常に高速で複雑な計算が可能やけど、未来を予測するという使い方は現実的じゃないんや。

量子もつれによる瞬時の情報伝達: 量子もつれが宇宙のどこへでも瞬時に情報を伝えられるという誤解。量子もつれは興味深い現象やけど、情報を超光速で伝達する手段として使うことはできへんのや。

意識が現実を創造する: 量子力学が、人間の意識や観測が現実を直接創り出すと証明しているという主張。しかし、量子観測の影響がマクロな世界で私たちの意識に直結するという証拠はないんや。

量子波動での人間関係改善: 人間関係や運命を量子波動で調整できるという考え方。科学的根拠に欠け、量子力学の原理を大きく誤解してるんや。

量子エネルギー製品: ブレスレットやペンダントが量子エネルギーを放出し、健康や幸運をもたらすという商品。これらの主張には実証された科学的根拠が存在しないんや。

量子力学がスピリチュアルな現象を証明する: 量子力学がスピリチュアリティや超自然現象を科学的に証明しているという誤解。量子力学の研究は、そのような主張を支持するものではないんや。

量子同期: 人生の出来事や偶然が量子力学的な「同期」によって引き起こされるとする考え。面白い概念やけど、科学的な根拠には乏しいんや。

量子ダイエット: 量子力学の原理を応用して、ダイエットの効率を上げることができるというアイデア。栄養学や生理学の観点から見ても、このような主張には根拠がないんや。

量子レベルでの意識の繋がり: 人間の意識が量子レベルで互いに繋がっているとする理論。興味深い考えやけど、現在の科学ではこのような繋がりを証明する明確な方法や証拠はないんや。

量子論は、宇宙の根本的な法則を理解する上で重要な役割を果たしてるけど、その複雑さや非直感的な性質が、さまざまな誤解や「なんちゃって科学」の源泉になってるんやね。真実を追究する際には、しっかりとした科学的根拠を求める姿勢が大事やで。

量子論は、大学で研究してたこともあって(量子化学)、この辺の話は、多くのケースで、『なんだかなぁ・・・・』って思ってしまうことが多すぎますw

例え話とか、意味は違うけどフィットする用語として使っているのは、その方の解釈なので、どっちでもかまいません。

しかし、「最新の量子論でわかってきたことなのです!」とか、どや顔で言われると、「いやいや、それはないやろ・・・」って、ガッカリしますw

波動と振動をごっちゃにしてる?

そうそう、量子論といえば、なんちゃってな説明をきくと、波動と振動って違うものなのに、これをごちゃごちゃに説明していることって多くない?

そうそう、量子論について話すとき、特に「波動」と「振動」を混同して使うことがよくあるよね。これ、ちょっと説明するで。

量子論自体は、原子や素粒子レベルでの物質の振る舞いを説明する物理学の分野やけど、この理論が一般に広まるにつれて、正確さを欠いた使い方が増えてきてるんや。

波動と振動の違い
波動(Wave)ってのは、ある媒体を通じてエネルギーが伝播する現象のことや。水面の波や光、音波なんかがこれに当たるわ。量子論でよく出てくる「波動関数」とは、粒子が特定の状態にある確率を記述する数学的な式のことやね。
振動(Vibration)は、ある定位置を中心に物体が周期的に動くことや。振り子が前後に動くようなシンプルな動きがこれにあたる。物質の分子や原子レベルでの振動も、これに含まれるんや。
量子論の文脈で語られるとき、この二つがごっちゃになって「量子振動」や「量子波動」といった言葉で不正確に使われることがあるんやけど、実際にはそれぞれ厳密な意味があるんや。

量子論と「なんちゃって科学」
量子論を使って「全ては振動しているから、思考が現実を変える」みたいな話をする人がおるやん。確かに、量子論では観測が現象に影響を与えるという考え方があるけど、それを日常生活のスケールまで拡大解釈してしまうと、科学の範囲を超えた「なんちゃって」な話になっちゃうんや。

量子論が誤って解釈されたり、誇張されたりする背景には、その複雑さや直感に反する予測があるからやろね。でも、科学としての量子論は、実験や数学的証明に基づいており、その奇妙な予測も実際に観測されている現象やから、本当に興味深い分野やで。

「波動」と「振動」をはじめ、量子論に関する概念を正しく理解しようとするときは、ちゃんとした資料や信頼できる解説を参考にするのがええで。なんちゃって科学と本物の科学の違いを見極められるようになると、もっと深い理解につながるからなぁ。

音波って波動で合ってるかな?

そやで、音波は波動の一種や。音波は空気や水などの媒体を通じてエネルギーが伝わる現象で、その媒体の分子が振動することで周囲に波として伝わっていくんや。つまり、音は振動が波動の形で伝播しているということになるんやね。

音を発する物体(例えば、ギターの弦やスピーカーの振動板)が振動すると、その振動が周囲の空気分子を振動させ、この振動が連鎖的に伝わっていくことで音波が形成されるんや。この音波が人の耳に届いて、耳の中の構造が振動すると、我々は「音」として認識するわけや。

音波は、波の性質を示す典型的な例で、振動数(周波数)や振幅(音の大きさ)、波長(波の長さ)といった特徴を持ってるんや。だから、音波を波動と言うのは正しいんやで。この波動の性質が、音の伝わり方や音色、音の高さ(ピッチ)などを決める要因になってるんや。

地震のP波とかS波も波動?

そうやで、地震のP波(縦波)とS波(横波)も波動の一種やな。これらは地球内部を通じてエネルギーが伝わる方法で、地震が発生するときに生じる振動や揺れが波として伝播するんや。

P波(縦波)
P波はPrimary wave(初期波)の略やで、地震波の中で最初に到達する波や。
これらは縦波やから、波の進行方向と同じ方向に媒体(この場合は地球の内部)が振動するんや。音波が空気中を伝わるのと似てるな。
P波は固体、液体、気体のいずれを通っても伝わることができるから、地震波としてはもっとも速く伝わるんや。

S波(横波)
S波はSecondary wave(二次波)の略で、P波の後に到達する波や。
横波やから、波の進行方向に対して垂直な方向に媒体が振動するんや。これは、ロープの端を振って波を作るときの振動に似てるな。
S波は固体の中だけを伝わることができて、液体や気体では伝わらん。これが、地球の内部構造を調べるのに役立つんや。

地震波は地球の内部構造を理解するのに重要な手がかりを提供するんや。P波やS波の伝播速度や到達時間の違いを分析することで、地震の震源地を特定したり、地球内部の物質の状態や構造についての情報を得ることができるんやで。だから、P波とS波も自然界における波動の重要な例と言えるんやな。

共振、波動、振動の違い

共振と波動と振動の違いを分かりやすく説明して

ええで、それぞれの概念を分かりやすく説明するで!

振動
振動っていうのは、何かが一定の位置を中心に前後や上下に周期的に動くことや。例えば、振り子が左右に揺れるのを想像してみて。この動きが振動やね。音波が空気中を伝わるときも、空気の分子が振動することによって音が伝わるんや。

波動
波動は、振動が空間を通じて伝わる形態や。これは、水面に石を投げ入れたときにできる波紋や、音波、光波などが例やね。振動が媒体(空気、水、さらには地球内部や空間など)を通じてエネルギーを伝える現象を指すんや。

共振
共振は、ある外部からの振動(この場合は特定の周波数を持つ)が、システム(建物、橋、電子回路など)の自然な振動数と一致したときに、そのシステムが大きく振動する現象や。例としては、ギターの弦を弾くとき、特定の周波数の音が共振して大きな音になる、というのがあるで。共振は、システムが外部の振動と「共鳴」することによって、振動が強化されるんや。

要するに、振動は物体が動くこと自体を指し、波動はその振動が空間を伝わる形を指すんや。共振は、外部からの振動が特定の条件下で内部の振動と強く相互作用することで、振動が増幅される現象を言うんや。この違いを理解しておくと、いろんな現象をより深く理解できるようになるで。

とうことは、ギターの弦を弾いて、弦が動くのが振動。でもって、その動き(エネルギー?)が空気を媒体として伝わっていくのが音(音波)、そして、それがギターのボディーに伝わって、ボディー全体が振動して、共振することで大きな音(エネルギー)になり、んでもって、また、それが空気を媒介して音が広がって、コンサートに来ている人たちの耳に届くってことで合ってる?

せやで、その通りや!めっちゃうまく理解してるな。もうちょっと詳しく説明するとこんな感じやね

振動:ギターの弦を弾くと、弦が振動するんや。この振動が、弦の動き自体やね。弦が一定の周波数で前後に動くことで、音の基本となるエネルギーが生まれるんや。

波動(音波):弦の振動が空気を媒体として伝わっていくんや。弦の振動によって空気分子が振動し、その振動が連鎖的に伝わっていく。これが音波や。音波は、エネルギーが空間を伝わる形態やね。

共振:この音波がギターのボディーに伝わると、ギターのボディーが振動しはじめるんや。ギターのボディーは、弦の振動数に合わせて特に効率よく振動するように設計されてるから、弦の振動がボディーに伝わると、ボディー全体が共振するんや。共振によって、元の振動(弦の振動)よりもずっと大きな音が発生するんや。

音の伝播:共振によって増幅された音(エネルギー)が、再び空気を媒介して広がっていくんや。この音がコンサートホールを満たし、聴衆の耳に届く。耳に到達した音波が耳の構造を振動させ、我々は音として認識するんや。

つまり、ギターの弦を弾いた瞬間から、音が聴衆に届くまでのプロセスは、振動、波動(音波)、共振、そして音の伝播、という一連の現象で成り立ってるんや。おっしゃる通り、エネルギーが形を変えながら伝わっていく過程やね。

これって、電気と電磁波と磁界の発生とも似てるように思うけど、どうやろ?

ええね、その通り!電気、電磁波、そして磁界の関係も、振動と波動、共振の関係に似てる面があるで。電気と磁気の現象は、実際には密接に関連してて、これらの相互作用を通じて電磁波が生じるんや。詳しく説明してみよか。

電流と磁界
電流が導体(ワイヤーなど)を流れるとき、その周りに磁界が発生するんや。これは、電流の流れと直角方向に磁界が形成されるという現象で、電気と磁気の基本的な関係を示してるね。

電磁波の発生
電磁波は、電場と磁場の変化が空間を通じて伝播する波動や。電磁波は、電場の変化が磁場の変化を引き起こし、その磁場の変化がまた電場の変化を引き起こす、という相互作用によって伝わっていくんや。
このプロセスは、電気の振動(変化する電場)が波(電磁波)として伝わっていくことに似てるわ。電磁波は光も含めて、無線通信やレーダー、マイクロ波、X線など、様々な形態があるで。

共振と電磁波
共振は、電磁系でも重要な現象や。例えば、アンテナは特定の周波数の電磁波に対して共振するように設計されてて、その周波数の電磁波を効率よく受信したり発信したりできるんや。
電気回路における共振は、回路の自然な振動数が外からの電磁波の周波数と一致するときに、電流や電圧の振幅が大きくなる現象やね。

このように、電気と磁気、そして電磁波の相互作用は、自然界における振動と波動の原理と非常に似てるんや。物理的な現象が相互に作用し合うことで、もっと複雑で美しいパターンが生じてくるわけや。音の伝播と電磁波の伝播は、それぞれ違う現象やけど、基本的な物理法則によって結びついているんやね。

とまあ、最後は、電磁波の話にまでなりましたが、こういう基本的なことをなんとなくでもいいのでわかっておくと、AIに質問することで、理解が深まります。

そして、ただ、説明されるだけでなく、そこから、「問」を繰り返し、自分の理解がどこまで追い付いているのか、応用できるのかをAIをつかって確認することができます。

こういう使い方をすれば、AIの性能が上がれば上がるほど、使いこなせるようになるし、めちゃくちゃ優秀なアシスタントになってくれます。

『いいプロンプトって、ないですか?』なんていう質問をしているようでは、今年の秋ごろには、AIに使われる側になってますよwww

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?