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WEB広告を出せば本当に集客できるのか?

「この会社、広告を出せばいいのに…」と思うことは多々ありますが、
「この会社、広告を辞めればいいのに」と思ったことは一度もありません。

というのも、広告というのは「あなたが営業しなくても集客してくれる」魔法のようなツールだからです。

一度、WEB広告の配信設定をしてしまえば、あとは勝手に広告があなたに代わって集客してくれるので、泥臭い営業が苦手な方にはものすごく向いているんですよね。

しかも今は100円からでもWEB広告が出せますし、小さな会社でもWEB広告への参入障壁はかなり低くなっているといえるでしょう。

ただ、今日お伝えしたいことは「WEB広告を出せば本当に集客できるのか?」という事です。まずは結論から言わせてください。

広告を出せば集客できるわけじゃない

結論、「WEB広告を出しても集客できない」です。

その理由は、世の中にWEB広告が増えすぎてしまったことにあります。ネット上は広告だらけになってしまった影響で、ほとんどの人は「広告=ウザいもの」として認識しています。

例えばYouTubeで、自分が「見たい」と思って動画をクリックすると、スキップできない15秒の広告を流れたら、イラッとしませんか?僕はします。

当然、これは僕だけじゃなく、ほとんどの人がそうだと思います。

つまり、世の中の9割以上の人にとって、広告とは「ウザいもの」であり、「消えてほしい」と思われていて、「二度と出てくるな!」とさえ思われているものなのです。(;_;)

そのため、WEB広告を掲載してもほとんどの人はあなたの広告を「スルー」するでしょう。

実際、僕が見ているクライアントのWEB広告でも、広告をクリックする人の割合は1%にも満たないことがほとんどです。

つまり100人が広告を見て、そのうち1人がクリックするかどうか?という状態です。

特にMeta広告(Facebook、Instagram)やYouTube広告では、広告を視聴した回数に応じて広告費が請求されます。

そのため、小さな会社が安易にWEB広告を出し、それで集客に上手くつながらなければ、広告費だけを無駄に垂れ流して、死活状態になりかねません。

だからこそ、経営者が最も勘違いしてはいけないのは「WEB広告を出せば集客できる!」と思い込んでしまうことなのです。

つまり「効果的な広告」を作ることができない限り、どんな業種においてもWEB広告は出すべきではないといえます。

では、、、

どうすればWEB広告で集客できるのか?

先ほど「効果的な広告」という言葉を使いましたが、「効果的な広告」さえあれば集客できるか?と言うと、そういう訳でもないんです。

どうすればWEB広告で集客できるか?その答えは、、、

『集客できる条件が揃ったら』集客できる

ということになります。

集客できる条件とは?

条件はさまざまあります。パッと思いつくだけでも、商品、リスト、価格、特典、広告内容など…。すべての歯車が「噛み合った時」に集客や売上というのは成果が出るものです。

そのため、このような「マーケティング」は一貫したものでなければ、なかなか成果には繋がりづらいと言えます。

よく、「集客したければ〇〇しなさい!」「売上を上げたければ〇〇しなさい!」といった謳い文句を目にしますが、そんな部分的な改善で効果が出るのは、既にある程度マーケティングが上手くいっている会社だけなのです。

つまり「これから集客に力を入れよう!」としている会社が、何か1個のことをするだけで集客できるようには、なかなかならないのです。

なぜならあなたのお客さんは、

  1. あなたのWEB広告を見て、

  2. 広告の内容に興味があったらクリックしてみて、

  3. 売っている商品を見て、

  4. 商品が自分に合うかどうかを考えて、

  5. 価格を検討して、

  6. 怪しい会社じゃないか調べて、

  7. 本当に買うべきかどうかをじっくり検討する

ひとえに「WEB集客」と言っても、お客さんはこのようなステップを踏んでいます。

そして全ての項目に対して、頭の中で「OK」の判断が出た時に、ようやく集客につながります。

だからこそ、こちらは全てのステップにおいて、一貫したコンセプト、一貫した訴求でなければ、お客さんは「なんか思っていたのと違う…」となり、どこかのステップで「NG」が出てしまいます。

つまり、WEB広告で集客をしたいと考えるなら、お客さんの『動線』(お客さんが辿る経路)をマーケティングすべきといえるでしょう。

あなたはWEB集客において、お客さんの『動線』を意識できていますか?

ぜひ、スキやコメントで教えてください。


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