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発酵大国の発酵首都、横手市!

発酵のまち横手市


昨日、放送された「新説!所JAPAN」ご覧になった方はいらっしゃいますか?

たまたまテレビをつけていたら、次の番組予告で発酵食品!とあったので即録画。
今朝、見てきました。


それによると、秋田県横手市は発酵のまちとして打ち出しているそう。



みてください、市を挙げて発酵を推進しているとは、驚き。

さらに、わたしもnote↓で以前紹介させていただいた


発酵ゲストハウスで行きたいランキング第一位!の「CAMOSIBA」さんがあるところなんです!


泊まれるし、食べれるし、作ってる。
発酵の観光をするには最適な街です、最高!


そんな、横手市の発酵食品の特徴は米麹を使うこと。

以前、仕事で秋田県(その時は秋田市でしたが)に行ったときも、ハタハタ鮨や日本酒など、メジャーどころも、米麹で発酵させてる。

それは、なぜかっていうと、みなさんもご存知の通り、秋田は日本有数の米どころだから。


明治や江戸時代以前の日本では、今のように当たり前に砂糖がない時代。
そんな時、どうしていたかというと、米で代用していたんです。

とはいえ、米はそのままでは栄養はあるけれど、あまり甘いものではありません。

そこで、登場するのが日本の発酵技術、麹菌!

米を麹菌で発酵させると、砂糖にはない、やわらかくまろやかで旨みすらある、まるで赤ちゃんのおくるみのような味が出るんですね。

ほんの最近まで現役だったから、横手市にも米麹を使った発酵文化が根強く生きているんです。


その中でも、特にデザイン性にも優れた、日本には珍しいお漬物「茄子の花ずし」

めっちゃ可愛い!

厚切りの塩漬けした茄子に米麹でつくった濃いめの甘酒を入れて、菊の花でフタをする。
そしてさらに漬ける…

何とも手間のかかる一品!
これは、完全にハレの日の漬物!

しかも、茄子の花ずしは、コンテストも開催されているそう!


拝見すると、みなさんわたしよりも先輩方ばかりで、この素敵な文化が消えてしまわないか、、と思ってしまいました。
残し伝えてくべきものですね。


今は流行でみなさん、注目されている「発酵」の分野。
一時的な流行では、いつか終わりがあります。
それを日常的にできたら。

20代でもマイぬか床やってるの普通とか、味噌仕込んでますよ~とか、そういう当たり前に根付いていくと良いな。
そこまでいかなくても、毎日みそ汁と納豆と漬物とごはんの食事がある生活が当たりまえになれば良いな。

そう、思いますし、そうしていきたいし、若い世代からスタンダードにしていきたいです。

発酵のこと、毎日更新中。コメントにてネタや知りたいことも随時受け付けています♪ わたし自身も学びながら書いていますので、みなさんも一緒に発酵のものしりになりましょう^^