いまを生きる
いまを生きる。
ひたむきに、精一杯、誠実に、いまを生きる。
一瞬一瞬の「いま」の連続が、人生なのだろう。
毎年、3月が訪れるとそんなことを、ひとり思う。
しっかりといまを生きているか、自問自答し、ハッとさせられる。
あらゆる出来事は、月日が経つにつれ、ゆっくりと、ゆっくりと風化する。
しかし、風化できずにその場にとどまったまま、
苦しんでいるひと、悲しんでいるひとがいるかもしれない。
苦しみや悲しみを抱えて生きるひとは、
隣のひとの苦しみや悲しみを理解してあげられる。
隣のひとのいたみに気付けるのは、いたみを自分も抱えているから。
きっといたみを理解し合える。一緒に乗り越えられる。
同じ時代、同じ国、なにかの巡り合わせで
忘れられない同じいたみを抱えたひとがたくさんいる。
わたしもずっと抱えたままだ。ずっとその場に。
でも、何年経っても忘れられない、いたみを抱えていても、わたしたちは絶対に大丈夫だ。絶対に大丈夫だ。
ひたむきに、精一杯、誠実に、「いま」を生きる。
絶対に大丈夫だから。
たくさんの優しいひとが
いつも安全で、いつも自由で、いつも平穏で、
何にも脅かされず、
ただ、ひたすらに幸せでありますように。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。頂戴したご支援は、新しい幸せ空間訪問に大切に活用させていただきます。