美しく優しい虹を見る

どんなに曇っていても、
雨が降っていても、雷が鳴っていても、嵐が吹き荒れていても、

捉え方は自由だ。

自分の心だけは、いつも快晴でいられるんだ。

そう思っているのに、
静かにしとしと雨が降ってきて、なかなか止んでくれない日があるかもしれない。

そんなときは、無理矢理、快晴にしようとしなくていい。

そっと傘をさせばいい。

お気に入りの音楽、お気に入りの映画、お気に入りの洋服、
お気に入りのコーヒー、お気に入りの本、お気に入りの香り・・・

きっとそれらが、自分の傘になってくれる。

お気に入りの傘をさして、
雨が止むのをそっと静かに待とう。

いつの間にか、
空には美しく優しい虹が出て、眩い陽の光に照らされるから。

もし、大切なひとの雨がやまないときは、、、

そのひとの傘になれたらいいな。

大切なひとを雨から守れる、
丈夫で折れない、傘になれたらいいな。

強く、丈夫で、何があっても折れない傘に。

また一緒に、
美しく優しい虹を見られるように。