サウンドメッセに行ってました

2日間開催のうち、12日に行きました。

井草聖二さんのステージと、青木征洋 / GodspeedさんのUniversal AudioのUAFXデモをメインにあとはアコギの物色をチョロチョロと。

井草さんは圧巻のパフォーマンス。
素晴らしい。

青木さんの演奏は2曲分と自己主張は控えめながらも、機材の確実に良いところをしっかりと喋っておられました。
素晴らしい。

井草さんはAnuenueというギターのシグネーチャーが出るそうで、そちらのデモが中心でした。
ブレイシングの設計やデザイン面は大御所のSUGITA Kenji氏が担当しており、軽快な口調でギター製作について話をされていた。
中心は、ギターを買ってもらう人がどれだけ気持ちよくなれるかどうか、だそうだ。
楽器という道具、に魅力があるとしばしば語っておられるが、道具であるならば使っていて気持ちの良いようにデザインされているのだと感じる。
お客さんはギターを買う人だから当たり前といえば当たり前だけれど、それが演奏面においてもとても良いものというのが凄いことだと思う。
何度かSUGI craftのギターは触ったことがあるが、聴いていても気持ちの良い音だと思う。

ちなみに材のほうは、Top:スイスムーンスプルースと、Side&Back:ローズウッドの組み合わせで、音以外にも見た目もロマンも楽しめるギターに仕上がっていると感じた。

青木さんの方は、OX stompやLION、Dreamのペダル3種の紹介だった。
詳しい話はHook upさんのHPより。

いわゆアンプシミュがLION、Dream。
そしてキャビシミュ兼空間系マルチエフェクタがOX stomp。
当然、アンプシミュの2機種にもキャビシミュはついているが、より特化しているのはOXの方。
当然、アンプシミュの方はキャビシミュをなくしてラインアウトができるように作られている。うまい商売だと思う。

印象的だったのが、デモの後スタッフの皆さんと談笑している青木さんが
「実機のチューブアンプを持っている側だけど、このサイズのコンパクトエフェクタ感覚でいい音が出てくるのが悔しい(笑)」
というもの。

本物持っている人だからわかる、というのが凄いことだと思う。

まぁ、青木さんは実機やこういったディジタル機材について持っている経験値が凄まじいので、それだからこそすぐに良い音の正解みたいなものを見つけられるのだとは思う。

OX stompは付属のリバーヴなんかも操作性が良いそうで、「これ単体でエフェクタにしても良さそう」とのことだった。
空間系のエフェクタとしても一級品だと思う。

それ以外の話だと、Steve Klein氏が来日していたので本人さんとギターとをセットで撮影できた。
100万を超えるけれど、ヘッドレスはすぐに売れる不思議な世界。
凄い。

あとはソモギ3兄弟(合計金額ほにゃ千万円)は凄い存在感だった。
凄い。

樋口恭大さんの左波工房のギターも触ることができた。
完治した暁にはオーダーしますと約束しておいた。

と、楽しい1日でした。

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