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【人生のほんの1日】20231111 今週末のピティナステップに向けてリモートレッスンを受けたりなど


2週連続でピティナステップ申し込んじゃっていました

先日は渋谷松濤でのピティナステップに参加したのですが、今週末は地元前橋市でピティナステップが開催されるので、そちらにも別の演目でエントリーしました。

松濤の舞台はこの春のステップに出て、めっちゃお上手な方が多く出ていらっしゃって自分にとってもよい刺激になるのと、主催者サイドでとてもあたたかい雰囲気を作っていらっしゃる感じがとてもよく、過度に緊張せずに弾けるので、リピートで参加することにしました。

前橋と2週連続になりますが、ちょうど仕上がってきている曲も複数あるので、違う演目で講評いただくのもよいかと思って。

前橋ステップではラフマニノフの「楽興の時 第3番」を初めて舞台に乗せるので、最終的な追い込みで、今日から朝の始業前に先生とリモートでつないでレッスンをしていただくことにしました。

この曲は、オクターブ以上に開く和音が頻出するのと、和音の音数も多いので、私的には鍵盤を押さえにくく、そして暗譜も難しい曲でした。
弾けるようになるまで、かなり苦労もした分、思い入れも強いです。

たいへん重々しく、ダークな抒情性の濃い作品なので、その世界観を伝えられるように、先生と相談しながら、詳細に味付けを練りました。

今週はちょうど仕事の端境期で少し時間が空いているので、コンクールに向けての準備も含めて、集中して練習進めていきたいと思っています。

本番前にまたインスタライブで度胸試しもしてみちゃおうかな😊

そして、今日のできごととしては、12月に私の家で、インスタのピアノ同好会のお友達と弾き合い忘年会をすることになりました!
コンクールの決勝前ですが(2次も通過する前提😅)、せっかくの機会なので初披露の曲も準備しようと思います。


以下、それ今日のピアノ練習覚え書き

【ウォーミングアップ】

3和音のアルペジオ 全調
ツェルニー 30番 25、26番】

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

2曲とも年内である程度形にしたくて、ここ最近は時間を割いて丁寧な弾き込み練習をしています。

今日はファンキーの難しいラスト部分と、なかなか身体になじんでこなかったボレロを短く区切りながら暗譜を意識して練習しました。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

テーマから第18変奏までを丁寧におさらい。

【ショパン バラード第2番 op.38】

今日はお休み

【スクリャービン エチュードop.2-1】

より劇的な表現を深められるように、集中を切らさずに弾き切れるように意識しながら本気演奏しました。

【新曲3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】

この3曲をコンクール2次の候補曲にしていたのですが、10月が仕事忙しく練習の進捗が思ったほどよくなかったのと、11月も急に仕事が忙しく展開する可能性も高いので、安全策をとって、すでに仕上がっているドビュッシー 「塔」、スクリャービン エチュード op.2-1で、手堅く2次通過に照準を合わせることにしました。

とはいえ、モンポウ、「燃える炭火」、ファリャの3曲は、選曲としてはとても私に似合いそうと思っていて、引き続き練習して、舞台に乗せていきたいと思っています。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲はほぼほぼ仕上げの段階に入っていて、暗譜と表現を確かめながら毎日数回の通し練習と苦手箇所の部分練習をしています。


ドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲もスクリャービン→モンポウからの流れで聴いてもプログラムとしてひとつの世界観を作りたいので、まとまりと流れを意識しながら表現付けの練習をしています。

この曲は技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。


スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、先生的には「とても太田さんっぽいし、これは舞台に乗せたら面白そう」と思ってくださっていて、私も楽しみながら練習しています。

もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。

この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。


【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

次の本番ではドビュッシーの「塔」と楽興の3番を弾くので、今日は、まず3&4番を本気通し弾き、レッスンの最後に「塔」と3番を本気通しで弾きました。

4番は、ゆっくりですが、暗譜で通しました。
なかなか覚えられたなかった中間部も暗譜で通せて、全体の精度上げと表現を深めるステージに入ってきたと思います。

【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】


なので、今後の各舞台プログラム
「グラナダの夕べ」+「スクリャービン op.2-1」、
「塔」+「ラフマニノフ 楽興の時3番」
のセットで仮本番通しをしました。

グラナダの夕べは、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。
上の動画はドビュッシーの「グラナダの夕べ」とファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」を続けて弾いていて、まさに私のイメージにぴったりです。


【初見練習 スクリャービン エチュード op.8-7】

無謀な挑戦シリーズ😅
譜読みからしてたいへん難しいスクリャービンのエチュード op.8から。スクリャービンのエチュードは憧れ曲がいくつかあり、何年かかかるかもしれませんが、少しずつ手がけてみたいと思っています。


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