「反省会」なんてやめちまえ!

日本人ってホント勤勉で真面目すぎるんだろうな。さらに不寛容になってて、ややこしい。

今日つくづくそんなことを思った。

何があったかというと、
今日、こども園のPTA行事の「園庭清掃」で、1時間草刈りを行った後、暑さでぐったりな中、園長・副園長先生やPTA役員、学級委員のみんなで集合して「反省会」という名の振り返り会をしていたこと。

「反省会」なんて言っちゃってるせいで、みんな「反省点」を言わなきゃムードになっていた。

反省することなんて、私にはなさそうと思われた。

4年前、私は学級委員のリーダーをしていて、同行事の取りまとめをした経験があるが、段取りも悪く、人に頼ることも下手で、幼保一体のこども園になって初めての行事だったので前例もなく、とにかく手探りでやって、あちゃー、みたいなことがたくさんあった。

今回、私は事前準備などにほとんど関われていないが、4年前の自分の経験と比較しても、今回はとてもスムーズで、混乱もなく、スマートに終了したように感じた。

「反省会」の中で

「小学校の駐車場を使わせてもらうなら、小学校のスポーツサークルで来てる親たちにも周知しておくべきだった」(車が多くなって危険だと心づもりを持ってもらうために)

という意見や、

「水筒を持ってきてるのだから、最後にお茶缶いらなかった。荷物になるから困る。塩分チャージタブレットとかで十分だった」

など、その場の空気が「???」となる声も上がった。

名称は「振り返り会」くらいにして、ただただ、「無事終わってよかったよね、お疲れ様でした」と労い合いたいと思った。

でも「反省会」という名称に知らず知らず慣れ切っていることにも気づく。
行事が終わって、関係者同士で振り返るとき、最も一般的なのが「反省会」な感じがするもんなぁ。

気になることがあれば出し合って来年に申し送りするのはいいことだけど、「反省会」なんて厳しすぎる。

私が言葉にこだわりすぎてるのかもしれないが…

私は勇気を出して、
「最初から最後までスムーズで、本当に素晴らしかったです。草刈りを無事に終えて、周りと交流ができて、行事の目的は叶って、私には反省点見つけられないです」と言ってみた。

このこども園のPTAに一番関わってきた保護者と自負しているので、そのくらい言ったっていいだろう。

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