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【第二章】基幹システムのリニューアル

基幹システム・Access・Excel・kintone・Power BI ぜんぶつないでDX化!までの道のり

とあるちっちゃい会社の総務部に入社してから
会社の業務改善に取り組み
お得なツールを便利につなげてDX化
七転八倒 四苦八苦の珍道中の記録です

基幹システムとACCESS の連携で業務改善

総務部に入社して
電球の交換や給湯器の故障に奔走しつつ
だんだんと指令がこむずかしくなっていきます

「こいつが書いた 始末書 いい感じに書き直してくれないか」
「お客さんからの会社状況調査書 作って提出しといて」
「今期の営業の成績は前期と比べてどうなんだ?」

会社には販売管理の基幹システムが導入されていました
な~んや あるやないの
そのシステムを利用すればいいんやない (^_-)-☆

と 基幹システムにあるマスタ類や販売累積データを駆使して
情報の共有一元化に成功しました
これまでの記事でご覧ください

基幹システムのリニューアル

ACCESSとの連携で業務がとてもスムーズになり
機嫌よく働いていたとき
『そろそろ基幹システムをリニューアルしないといけないなぁ』
というシステム担当者のつぶやきがきこえました

ど ど どういうこと?

Windows のバージョンがとても古く
今のシステムでのサポートが終了するんだそうです

ACCESSと基幹システムを連携するために
これまで 自社の販売管理システムについては
販売累積データのすべてのフィールドの意味について
とことん 調べたおしました

このタイミングではここまでのデータが作られ
進捗フラグのはどのタイミングでステータスがかわるのか
データを確定するときに書き換えられるフィールド
マスタから参照されてつくられるフィールドなど

そんなこんなで 次期 基幹システムを導入するための
プロジェクト担当者となったのです

新しい基幹システムでもくろんだこと

せっかく新しくなるんだったら

これまで
基幹システムだけでは足りない機能を
ACCESSで補完してきたいろんな機能は
新しい基幹システムに全部盛り込めばいいやん

社員マスタの項目を最大限に増やしてもらい
わざわざ ACCESS とリンクしてテーブルにしたものを
基幹システムだけで完結できるよう

また 上司が欲しい経営分析の資料も
ボタンひとつで すぐに集計して印刷までできる
そんな機能をつけてもらうよう

提案しました
そして 見積金額がでました

却下です ものすごい高額見積です

追加機能のスリム化が求められます
最低限 これくらいは入れといて といったものに絞りました

どうする ACCESS

Windows のバージョンによりリニューアルを求められたのは
基幹システムだけではありません
ACCESS もです

私が入社したときに
ACCESS を使えるということだけで採用となりました
そのことでもわかるように
全員のパソコンに ACCESS がインストールされていました
なんと 正規版 ACCESS を 30~40ライセンス 購入していたのです

基幹システムのリニューアルのタイミングで
同時に 『どうする ACCESS?』という問題も起きてきました

新しいバージョンの ACCESS 正規版を全員分購入するのか 否か
費用面を考えて 検討されはじめました

基幹システムに これまでACCESS で作った機能を
全部 盛り込むことができれば
ACCESS はいらなくなるんですが

とはいえ これまで ACCESS で作ったものには
基幹システムとの連携でつくったものだけではなく

単独で 
経理の支払管理システム
安全書類作成システム
内勤者の業務日報システム
講習受講申請書や免許取得申請書作成システム
あと 社員証作成システム などもあります

やはり ACCESS は必要か
しかし 新しい正規版 ACCESS を40 ライセンスも購入するのか

コストとパフォーマンスを厳密に評価し 検討されました

次の記事は 脱ACCESSの危機 一発逆転です



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