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【第四章】Power BI これ使えるわぁ

基幹システム・Access・Excel・kintone・Power BI ぜんぶつないでDX化!までの道のり

とあるちっちゃい会社の総務部に入社してから
会社の業務改善に取り組み
お得なツールを便利につなげてDX化
七転八倒 四苦八苦の珍道中の記録です

基幹システムとACCESS そして Power BI

ACCESS の危機から ACCESS Runtime のおかげで一発逆転

これまでどおり
基幹システムと ACCESS の連携で
情報の共有一元化と
経営分析のためのデータ集計の自動化を
実現することができました

コスパの面からでも 会社に文句はないでしょう

機嫌よく過ごしていると・・・ふと
そういえば なんかよさそうなものあったような・・・

脱 ACCESS の危機で
ACCESS に代わるツールをいろいろ探していました
そのときに
サブスクツールの一覧のはじっこにあった
Power BI というものに なんか 気がひかれました

なんだろう なんか使えそう かも

Power BI とは

わたしは ACCESS を利用しているため
Microsoft 365 Business Standard を使わせてもらっています

Power BI はマイクロソフトが提供するBIツールです
BIとはBusiness Intelligence(ビジネスインテリジェンス)の略で
企業内に蓄積される膨大なデータから
必要な情報を抽出し
ダッシュボード上に直感的なレポートを作成し
ひと目でわかるように可視化することができる
リアルタイム共有で常に最新の情報を確認することが可能となるツールです

今回リニューアルした基幹システムの各データを利用して
いろんな分析レポートがつくれるってことかも

以前 上司から
『今期の営業の成績は前期と比べてどうなんだ?』
ときかれました

総務の先輩は
基幹システムの膨大なデータを CSV でとり
エクセルで加工してつくっていました
ACCESS との連携で
いろんな経営分析資料をクエリをつかって
一瞬で作る方法を完成しました が
いつもこれを
紙で印刷してもってきてくれという上司
なんだかなぁ という感じです

上司が望むような経営分析資料
売上金額の年間推移やいろんな視点で可視化されたレポートを
リアルタイムで見てもらうことができるはずです

ダッシュボードに
ギャラリーからいろんなビジュアルツールをつかって
営業担当ごと・商品ごと・顧客ごとに
レポートを作成することができます

ドリルダウンやドリルスルーで
データの絞り込みや詳細情報の表示ができます
フィルターやスライサー などで必要なデータを抽出したり
相互作用という機能で
ひとつのグラフをクリックすると他のグラフも連動して動く
Power BI 最大の魅力です

エクセルで印刷してみてもらうよりも
数段 細かな分析ができるのです

それぞれの役割

基幹システムとACCESS と Power BI で連携がいい感じです

社員マスタを補完するサブテーブルをもたせるのは ACCESS 
そして 
営業成績など経営分析を可視化するのに Power BI を使うことにします

ACCESS ではクエリを利用して
・特定の条件 (条件) をフィルター処理して特定のデータをすばやく検索し
・データを計算または集計し
・定期的に最新のデータを確認するなどのデータ管理タスクを自動化します
このように分析資料をすばやく集計し自動化することにたけていますが

ACCESS自体 レポート機能があまり得意じゃありません
エクセルのようにグラフや表をきれいに加工して仕上げる
こういうことには むいていません

ここは Power BI の得意分野です

前述したように Power BI は
企業内に蓄積される膨大なデータから
必要な情報を抽出し
ダッシュボード上に直感的なレポートを作成し
ひと目でわかるように可視化することができる
リアルタイム共有で常に最新の情報を確認することが可能となるツールです

さらに Power BI サービスを利用すると
どこからでもみることができます

基幹システムからリアルタイムの情報で
ACCESS や Power BI の特性を踏まえ
適材適所 得意分野に力を発揮させ
さらに 会社のDX化がよりよいものになりました

営業のあれやこれやが知りたい by 社長

基幹システムから販売実績を可視化し
あらゆる経営分析ができるようになり
さらに 機嫌よく 調子づいていたら

会社の経営状況が あらゆる角度で分析できてしまったため
経営者にとって あらゆる問題点が見えてきたようです

どうも最近の実績が おもわしくなかったのでしょうか
それが 可視化によって確信と変わったのです

社長から 営業担当者のあれやこれやが知りたいんだが
なにかいい方法はないか
との 指令が

ということで 次は 営業担当者の改革のために です


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