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遺伝子検査してみた

最近流行っている遺伝子検査をしてみた。ワクワクと恐れと気持ち悪さ、色んな気持ちが入り混じっていたんだが、最近、病気がちなので自分の体を正しく理解して健康な(自分に合った)生活をしたいと思ってやってみることにした。
結果としては、Goodな点は主要な大きな病のリスクは特質して大きくはないこと。あとは情報処理能力が比較的速い傾向にあったり、海馬の大きさが大きめという辺りはなかなかハッピーだった。Badな点は、肺がんリスクが高いこと、そしてストレスを感じた時に円形脱毛症になるリスクが高いことなどがあった。

今回、この遺伝子検査をして感じたのが、結果を受けてからの意思決定の難しさである。
この遺伝子検査は360項目の検査結果がら出てくる。まず全部見るのがなかなか大変である。
要するに全部可視化されたけど、何が大事で自分は何に気をつけて生きていけばいいのかがパッと分からないのである。

本当はCSVで吐き出してGPTに食わせてサマリーの作成と行動改善への示唆を求めたいのだがモバイルアプリケーションからしか結果の閲覧が出来ないのでCSV出力することも出来ない。これはとても困ってしまった。
ここから学んだことは可視化は手段であり、その後のデータの加工や示唆出しによって意思決定を導けないとあまり意味がないのだなぁということ。これはとても仕事に通ずるなぁと思った。

もう一つは、解釈を正しく行うことの難しさである。冒頭に書いた、気持ち悪さという自分の感情は優生思想みたいなものに繋がりそうだなぁという自分の感情から来ている気持ちである。遺伝が人生の大半を決めてしまう、みたいな誤った認識でこの検査が世に広まると優生思想的なものが蔓延し得るし、何が遺伝的な要素が大きく、何がそうでないのかを程度も含めてある程度理解しないと正しい解釈は出来ないのだろうと思う。

自分自身も正しい知識があるわけではないので、本になっている最新版(もうこの時点で最新ではないが)の知識を少し注入してみることにしたい。

色々書いたが、色々見れるようになる分には普通に面白いので気になる方はやってみてもいいのではないかと思う。

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