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平木恭一『銀行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

Fintechをやっているのに銀行についてよく知らなかったので、理解を深めるために読んでみました。業界について知りたい場合は秀和システムさんの動向とカラクリのシリーズにいつもお世話になってます。

経済に関心を払うようになってはじめて金利上昇局面に直面しており、日々の状況を脳みそに刷り込みながら生きています。

これまで何となく金融機関のビジネスモデルは理解しているつもりでしたが、政策金利の引き上げを受けて各社が預金金利を上げて預金を増やそうと躍起になっている姿や、住宅ローン金利も上がるかも?みたいな話をリアルタイムで感じてはじめて、金融機関がお金を集めて貸すことで利息の差分を収益ポイントにしているんだなということを肌で感じることが出来ています。この上ない幸せです。

本書は金融機関がどんな業務をしており、銀行と証券の関係、銀行と保険の関係、銀行と信託の関係を分かるのにはとてもいい本だと思います。それぞれの立ち位置や生業を構造的に理解することを助けてくれる本でした。

業界知識本ですので、あまり読者は多くないと思いますが、何かと銀行に興味がある方々にはおすすめできる一冊です。

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