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暇を大事に生きています。 リクルートでFintechの事業開発をしています。 ご連絡…

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暇を大事に生きています。 リクルートでFintechの事業開発をしています。 ご連絡は下記から任意のツールでお願いします。 https://my.prairie.cards/u/takuyachanges

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記事一覧

テレコミュニケーション編集部『一次産業の課題解決へ 地域IoT』

大変面白くて学びになる本でした。 本書はNTTアグリテクノロジー社が各地域の一次産業事業者らの課題解決に伴走しているPoC事例集です。 全体を通して素晴らしいと感じた…

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17時間前
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ソラコム『IoTの知識地図』

3年前、半沢直樹風の営業を想定して入社したら、顧客管理ツールを活用して営業プロセスを可視化・改善するセールス手法を目の当たりにし、「これがDXか」と思い知ったのが…

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海外ひとり旅ガイドブック

自分のFacebook/Instagram旅行記がかなり人気だったので、「もしや、実は旅したい人多いんじゃね?」と思い、ひとり旅ガイドブックを書くことにしました。 海外に触れたこ…

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2週間前
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思い出を積み立てる。NISAよりも海外ひとり旅。

ふざけたタイトルですね。 イスタンブールが大雨で暇なのでnoteを書いてます。 海外ひとり旅はいいですよ、という話です。 自分のことを誰も知らない異国の地で、不安にな…

yossyi0629takuya
1か月前
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アウトバウンド架電の醍醐味

アウトバウンド架電こそが天職だなぁと思う。 最近は架電だけに没頭出来る機会が減ってしまったが、やはりたまに架電をするとこの上ない興奮を感じるので、本当に架電が好…

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1か月前
3

三年働きました

2021年4月にサラリーマンになってから、ちょうど3年が経ちます。朝から晩まで図書館にいた大学時代とは打って変わって、当たり前ですが社会との接点を持ちながら日々を過ご…

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2か月前
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平木恭一『銀行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

Fintechをやっているのに銀行についてよく知らなかったので、理解を深めるために読んでみました。業界について知りたい場合は秀和システムさんの動向とカラクリのシリーズ…

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2か月前

谷川嘉浩他『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

立て続けに読書会をやることになり、今月は一冊にかけるクオリティを高める方向性で読書をしている感じがします。 ゼミの先輩から読書会にお誘い頂いたことがきっかけで読…

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2か月前
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有吉尚哉『Q&A金融サービス仲介業』

最近流行りの金サ仲介についての法律理解に役立つ本です。そもそも金サの制度が20年に成立したものですのでまだ新しい制度で、様々なことが出来る一方でそこまで事例が豊富…

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3か月前
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ジェイソン・フリード『小さなチーム、大きな仕事』

ジェイソン・フリードさんは、37signalsというソフトウェアスタートアップの創業者で、37signalsは従業員16人ながら300万以上の顧客を有する未公開大企業です。 37signals…

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3か月前
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田中和明・田村直史『信託の理論と実務入門』

最近はひたすら家族信託について調べています。家族の課題を聞いてマーケットがデカいことを調べていたら先日2社が同日調達をしていました。 気づかぬ間にホットマーケット…

yossyi0629takuya
4か月前
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カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』

久しぶりに古典を読みましたが、やはり難しくて良いですね。古典は必ず価値があると前提を置いた上で、読むときには一回で分かるつもりで読まない、繰り返し読む前提で読む…

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4か月前
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戦略マネジメントゲーム研修に行ってきた

ボードゲームが大好きな吉村です。 実は会社ではボードゲーム部に所属しています。 そんな吉村ですが、1日2万円の参加費がかかるボドゲに参加してきました。 その名も戦略…

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4か月前
4

岡真理『ガザとは何か』

自分は大学で政治学、政治哲学を専攻していたので曲がりなりにもイスラエルとパレスチナの問題については理解しているものと思っていました。しかし、本書を読んでそれが大…

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4か月前
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坂田幸樹『デジタル・フロンティア』

ライドシェア関連のことが書いてある本をひたすら読んでるのですが、珍しくUberではなくてGojekやGrabのことが書いてある著作でした。 本書はIGPIの共同代表である坂田さん…

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4か月前

BRUTUS1000号おめでとう

学生時代、たま〜に読んでたBRUTUS、1000号というお祝いに釣られて久々に買ってしまいました。といっても、1000号というだけで買ったわけではなくて「人生最高のお買いもの…

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4か月前
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テレコミュニケーション編集部『一次産業の課題解決へ 地域IoT』

テレコミュニケーション編集部『一次産業の課題解決へ 地域IoT』

大変面白くて学びになる本でした。
本書はNTTアグリテクノロジー社が各地域の一次産業事業者らの課題解決に伴走しているPoC事例集です。

全体を通して素晴らしいと感じたポイントは2つあります。
1つは、IoT製品によってしっかりと顧客の売上UPに繋がるような取り組みになっていることです。
日頃、自分が業務DXの提案をする中で、売上が上がるか明確にコストが下がる提案が出来ないと、単に楽になるというバ

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ソラコム『IoTの知識地図』

ソラコム『IoTの知識地図』

3年前、半沢直樹風の営業を想定して入社したら、顧客管理ツールを活用して営業プロセスを可視化・改善するセールス手法を目の当たりにし、「これがDXか」と思い知ったのが懐かしいです。
以来、DXのコアバリューは楽になることよりむしろ、「業務が計測可能になる」ことなのだと理解しています。

最新のGPTと遊んでいると非構造データを構造的に分析することに非常に長けていますし、さまざまな事象を観測できるセンサ

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海外ひとり旅ガイドブック

海外ひとり旅ガイドブック

自分のFacebook/Instagram旅行記がかなり人気だったので、「もしや、実は旅したい人多いんじゃね?」と思い、ひとり旅ガイドブックを書くことにしました。
海外に触れたことがあまりない方、1人で行くのはハードルが高いと思っている方、バックパッカーに憧れている方が少しでも踏み出しやすくなるような内容になるといいなぁと思いながら書いた。

1. 海外ひとり旅の魅力海外ひとり旅、思い出的な魅力は

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思い出を積み立てる。NISAよりも海外ひとり旅。

思い出を積み立てる。NISAよりも海外ひとり旅。

ふざけたタイトルですね。
イスタンブールが大雨で暇なのでnoteを書いてます。

海外ひとり旅はいいですよ、という話です。
自分のことを誰も知らない異国の地で、不安になりながら旅するのはとても最高です。

海外ひとり旅は単に楽しいから行ってるのですが、読まれる文章を意識してあえてひとり旅を投資に例えて書いてみましょう。
3つの観点で投資対象としてひとり旅を考えることが出来ると思います。

①成長に

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アウトバウンド架電の醍醐味

アウトバウンド架電の醍醐味

アウトバウンド架電こそが天職だなぁと思う。
最近は架電だけに没頭出来る機会が減ってしまったが、やはりたまに架電をするとこの上ない興奮を感じるので、本当に架電が好きなんだなぁと思うのである。

一方で、世の中的には架電という仕事は辛い業務として語られる場合が多いと思う。量をこなす必要があるし、まともに話せる件数が1日に数件なんてこともザラだからである。
また、多くのSaaS企業では新入社員が入社した

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三年働きました

三年働きました

2021年4月にサラリーマンになってから、ちょうど3年が経ちます。朝から晩まで図書館にいた大学時代とは打って変わって、当たり前ですが社会との接点を持ちながら日々を過ごしています。

生活は一変しましたが、相変わらず「良き社会とは?」「良き社会を実現するには?」「それは資本主義社会で実現可能なのか?」みたいな問いに向き合いながら生きているのですが、3年働いてみて、「人々の機会を広げる」ことを超えて、

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平木恭一『銀行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

平木恭一『銀行業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本』

Fintechをやっているのに銀行についてよく知らなかったので、理解を深めるために読んでみました。業界について知りたい場合は秀和システムさんの動向とカラクリのシリーズにいつもお世話になってます。

経済に関心を払うようになってはじめて金利上昇局面に直面しており、日々の状況を脳みそに刷り込みながら生きています。

これまで何となく金融機関のビジネスモデルは理解しているつもりでしたが、政策金利の引き上

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谷川嘉浩他『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

谷川嘉浩他『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』

立て続けに読書会をやることになり、今月は一冊にかけるクオリティを高める方向性で読書をしている感じがします。
ゼミの先輩から読書会にお誘い頂いたことがきっかけで読んでみることに。今月末の会が楽しみです。

さて、ネガティヴ・ケイパビリティだなんて言葉、自分は始めた耳にしました。なんだか変な言葉ですよね。
読み終わった後でも、なぜこんなネーミングなのかあまりしっくり来ないのですが、ひとまず定義を引用し

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有吉尚哉『Q&A金融サービス仲介業』

有吉尚哉『Q&A金融サービス仲介業』

最近流行りの金サ仲介についての法律理解に役立つ本です。そもそも金サの制度が20年に成立したものですのでまだ新しい制度で、様々なことが出来る一方でそこまで事例が豊富な訳ではありません。そのため、おそらくこれから徐々に金サ仲介のライセンスを用いたビジネス事例が各Fintech企業から出てくるのではないでしょうか。

金サ協会のHPによると下記の9社が金サ仲介業者として登録されているみたいです。

SC

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ジェイソン・フリード『小さなチーム、大きな仕事』

ジェイソン・フリード『小さなチーム、大きな仕事』

ジェイソン・フリードさんは、37signalsというソフトウェアスタートアップの創業者で、37signalsは従業員16人ながら300万以上の顧客を有する未公開大企業です。

37signalsは自己資金のみ、小さなチーム、週休3日の省エネ稼働で大きな仕事を成し遂げている会社ということで名を馳せている会社でして、本書はその秘訣、ベースになる考え方を連ねた啓発本というのが正しいでしょう。

特に緻密

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田中和明・田村直史『信託の理論と実務入門』

田中和明・田村直史『信託の理論と実務入門』

最近はひたすら家族信託について調べています。家族の課題を聞いてマーケットがデカいことを調べていたら先日2社が同日調達をしていました。
気づかぬ間にホットマーケットになってました笑。目の付け所としては悪くないと言うことの裏返しでしょうかね。

さて、こんなニュースを横目に家族信託という制度自体への理解を深めるべく読んでみたのが本書です。

基本的に法律の本でして、信託という行為について定めた信託法に

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カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』

カール・マルクス『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説』

久しぶりに古典を読みましたが、やはり難しくて良いですね。古典は必ず価値があると前提を置いた上で、読むときには一回で分かるつもりで読まない、繰り返し読む前提で読むことが肝心だと思っています。
何を言ってるのか分からないけど、ところどころに理解ができる金言が眠っていて、「あー、そういうことを言っていたのか」と気づくことが出来るんです。2度目に読んだときには前回線を引いていた金言の論証部分が見つかったり

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戦略マネジメントゲーム研修に行ってきた

戦略マネジメントゲーム研修に行ってきた

ボードゲームが大好きな吉村です。
実は会社ではボードゲーム部に所属しています。
そんな吉村ですが、1日2万円の参加費がかかるボドゲに参加してきました。
その名も戦略マネジメントゲーム。部長が上海駐在時代にやり込んでいたゲームらしく、ボドゲ好きなんですよ〜と言ったら教えてくれたゲームです。
会社を立て、人を採用し育成し、材料を購入しては商品を製造して販売することで売り上げを立てるゲームなのですが、こ

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岡真理『ガザとは何か』

岡真理『ガザとは何か』

自分は大学で政治学、政治哲学を専攻していたので曲がりなりにもイスラエルとパレスチナの問題については理解しているものと思っていました。しかし、本書を読んでそれが大きな誤解であったことを知りましたし、こんなに大きな歴史的不正義を知らなかったことを恥ずかしくすら感じました。
僕のブックレビューは下の方に書くのですが、まず本書を手に取っていただいたり、もしくは本書の土台となっている岡先生の動画をご覧いただ

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坂田幸樹『デジタル・フロンティア』

坂田幸樹『デジタル・フロンティア』

ライドシェア関連のことが書いてある本をひたすら読んでるのですが、珍しくUberではなくてGojekやGrabのことが書いてある著作でした。
本書はIGPIの共同代表である坂田さんが、日本のDXは東南アジア式を見習うべきである、という趣旨の主張を込めた東南アジアのDX事例とそれらを抽象化したフレームワークについての本です。

基本的にGojekの様なスーパーアプリが、IDの統一化とそれに紐つくビッグ

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BRUTUS1000号おめでとう

BRUTUS1000号おめでとう

学生時代、たま〜に読んでたBRUTUS、1000号というお祝いに釣られて久々に買ってしまいました。といっても、1000号というだけで買ったわけではなくて「人生最高のお買いもの。」というテーマに惹かれてしまいました。

僕は欲しいモノにあまり出会わないので、あまりお買いものをしませんが、「これ欲しい!」と思ったら、あまり悩まずにすぐ買ってしまいます。そんなビビッと来る瞬間というのは自分にとっては幸せ

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