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旅先でのハプニング -ヨーロッパ旅行研究会-

アカデミーヒルズのメンバーズ・コミュニティ「ヨーロッパ旅行研究会」では、定例会を4月25日に開催しました。
テーマは「ヨーロッパ旅行でのトラブルや失敗」でした。

前回の定例会のテーマは「今までヨーロッパ旅行をした中で一番印象に残った出来事」でしたが、楽しかった想い出以上に大変だった話で盛り上がった経緯があり、今回は失敗談を通じて旅行の醍醐味をシェアしました。

スリには注意!「アイスクリームが付いているよ」という常套句

「掏られてしまった」から「間一髪セーフだった」まで様々なスリの話題があがりました。やはり海外旅行の安全対策の第一はスリ対策ではないでしょうか。
その中で国は違えども、「アイスクリームが付いている」と声を掛けられて掏られそうになったという話が複数ありました。中には「アイスクリームは好きだから大歓迎!」と言って振り切ったというメンバーもいました。
また、サッカーワールドカップを現地のスタジアムで観戦したメンバーからは、「スタジアムの中で掏られた時に、テロ対策のために多くの警官や警備員がスタジアムにいたが、目的が違うのでスリに対しては無関心だった」というコメントもありました。まずは自己防衛が大切ですね。

車で拉致される!

「ローマのテルミニ駅周辺を夜中の12時ごろに歩いていたら、車で拉致されそうになったが辛うじて逃げきれた」と話してくれたメンバーは、「やはり夜遅くや、危ないと言われるエリアには行かないという基本を守ることが大切と反省している」と付け加えていました。
ところが、「ヨーロッパではなく南米だったが、車で拉致されて、全て剥ぎ取られた友人がいた」と話してくれたメンバーもいました。
日本とは環境が違う海外では、気を緩めず安全対策はいつも気に留めておくべきですね。外務省に「海外安全ホームページ」なるものが展開されています。


テロの直後は逆に安全か?

2015年のパリ連続襲撃事件の発生とほぼ同時に東京を出発してパリに向かったというメンバーのお話です。
飛行機の出発時には「状況によってはパリには行かず引き返す可能性がある」というアナウンスがあったそうです。無事にパリには到着できましたが、空港はとても空いており街中も人が少ない状況を見て、「大変なことが起きたんだ!」と実感したそうです。
翌日、仕事の関係で工場見学をするためにTGVに乗ったところ、「爆弾が仕掛けられている可能性があるので次の駅で列車は打ち切り」とアナウンスがあり、次の駅で全員が駅の外に出されたそうです。現地の方が同伴されていたので、それ以降はタクシーで目的地まで行けたそうです。またパリの街は、お店は通常通り営業をしていましたが、人は少なかったそうです。
他のメンバーから「テロで営業を中止したら、それこそテロリストの思うツボ。逆にテロ後は街中に警察や軍隊などが総出で警備をするので、ある意味安全という考えもある」というコメントがありました。
ヨーロッパではありませんが、2001年の「9.11」の2か月後に出張で米国へ行ったというメンバーは、「国際線の搭乗手続きは通常と変わらずだったが、国内線は搭乗前のセキュリティ・チェックが非常に厳しく長蛇の列だった」とのコメントがありました。

日本とは違う慣習にご注意! 鉄道や飛行機のトラブル

ヨーロッパの鉄道は、日本のように出発の合図がなく静かに出発しますが、駅に着いていたのに「気が付かずに乗り遅れた」という失敗談がありました。
また、日本のように改札はなく打刻機で自分でチェックして搭乗する必要がありますが、「打刻をし忘れたところ、車中で車掌のチケットチェックで罰金を取られた」というお話もありました。
日本と習慣が違うので、その国の仕組みをしっかりと事前学習することが大切ですね。
そして飛行機については、「ストライキで搭乗便が欠航して、帰国が2日遅れて大変だった」という話や、「鉄道のプラットフォームや飛行機の搭乗ゲートが急に変更になったり直前まで表示されなかったり、早めに駅や空港に到着していても最後は猛ダッシュをした」という、あるある話も出ていました。

その中でイタリアに旅行したメンバーが「私はタクシーのドライバーさんに助けられて、殆ど乗り遅れる状態の列車に間に合ったことがある」という素敵なお話を披露してくれました。
美術館で予定よりも長居をしてしまい、予約をしていた列車に殆ど乗れない時間だったが、タクシーの運転手さんが「大丈夫!」と言って猛スピードで駅まで運転してくれて、駅では車を放置して、荷物を持ってプラットフォームまで連れて行ってくれたそうです。

イベントチケット、現地調達で明暗! 

サッカーのワールドカップや、人気の高いクラシックコンサートやミュージカルなどを現地で観戦・鑑賞するのは、旅行の大きな醍醐味の1つです。一方で人気が高ければ高い程、チケットの入手はハードルが高くなることも確かです。
成功談や失敗談などで盛り上がりました。
・額面以下で入手も可能!
ヨーロッパは夫婦やカップルなど二人連れで行動するケースが殆どですが、イベントの当日に相手方が行けなくなるケースは必ず起こるので、そのチケットを狙うというメンバーの話です。
会場の前で「チケットを探している雰囲気」を醸し出すと、声をかけられて、額面以下の価格で入手できることもあるそうです。この方法で数十回試して、チケットを入手できなかったのは1回だけという成功率は素晴らしいですね。
・偽チケットには要注意!
サッカー好きのメンバーは、イギリスで開催されたプレミアリーグで、リヴァプールFCのリーグ優勝がかかった試合を現地で観戦したいという想いが強く、チケットは持っていませんでしたがイギリスへ旅立ったそうです。
そして、スタジアムの前でチケットを額面以上でありましたが、入手できたのは良かったのですが、なんとそれが偽チケットだったそうです。結局近くのパブでテレビ観戦したとか。。。
・演奏者から譲ってもらった!
オーケストラ好きのメンバーは学生時代にドイツへ行ったときに、コンサートホールの前でチケットを入手するために思案をしていたら、日本人から声を掛けられてチケットをプレゼントされたという、ともて幸運な経験をしたそうです。その日本人はその日のコンサートのコントラバスの奏者だったそうです。コンサートの後はご馳走にもなったとか。素敵な想い出ですね。


記事で紹介した他に、
「海外でスマホ通話する方法は何が良いのか?」や、「旅行保険には必ず入った方がいいが、保険料を安く抑える方法は?」など、様々な話題で盛り上がった定例会でした。

ところで皆さんのお話をお聞きして、「稀有な体験をしているメンバーが多いなぁ!」と感じました。それだけ行動範囲が広くアクティブな方々であるということでしょうか!!

アカデミーヒルズ 熊田ふみ子

#アカデミーヒルズ #メンバーズ・コミュニティ #ヨーロッパ #旅 #失敗談 #チケット購入








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