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会話が続かない先生

こんにちは。おズン先生です。
一見、僕はお喋りキャラの様になっていますが
普段は、あまり喋りません。

静かな場所が好きだし、落ち着いた人が好きです。
自分が話すよりも人の話を聞いている方が
自分らしいのかなーなんて。

さて、今日は「会話」についてです。

患者様との会話が続かない。

普段は、友達と何気ない会話を楽しめるのに
いざ、仕事になると患者様と会話が辛い・・・
「何を話せばいいか分からない・・」

これ普段の質問でとても多い質問です。

こんな先生にとって新規の患者様は
特にコミュニケ―ションを取るのに苦労しそう。
そこでそこで!
新規患者様に初回から「ウザい笑」と言われる
おズン先生なりに出した解決策を伝授します。

質問をするな

これ結論です。質問するから会話は終わります。
※「じゃ~何を話せって言うんだ!」

そうやって聞くから、会話苦手なの!笑

例えば「この前、ランチに行ってきた」と言われて
アナタなら、なんて返しますか?

当てましょう。「へ~どこに?」「何食べたの?」

はい、会話下手~~~

ここでの模範解答は「へ~いいね!」または
「うんうん、それで?」などです。
文字で見るとそっけないかもしれませんが
ちゃんと楽しそうに聴いてください。

だから、冒頭の※の所では
「へ~!なんでだろ・・」
とかが正解です。

なぜ質問はダメ?

会話を誘導してしまう確率が高いから!
会話が苦手な人の質問は、特にそうです。

患者「この前、ランチに行った」
先生「どこに?」
患者「梅田の~ってとこ」
先生「何食べたの?」
患者「パスタ」

相手は、話したくて会話を始めたのに
先生が誘導したせいで受け答えマシーンになります。
この場合、患者さんの努力なしには抜け出せません。

会話をするときに大切なことは・・・
【話を広げずに待つ!】

相手が話したい方向性が見えてから質問!

相槌を打ちながらリアクション

患者「この前、ランチ行ってきた」
先生「へ~いいね!」
患者「そしたら、友達にドタキャンされた」
先生「うわ!災難ですね・・」
患者「けど、そのあとイケメンにナンパされて」
先生「急展開!」
患者「連絡先交換して今度会うんです」

ほら、相槌とリアクションだけの方が
相手は話しやすいんです。相手は自分の話を
聞いてくれている。という安心感が欲しい。

ここまで来てからやっと質問タイムOK
この例題の人は、結局イケメンと連絡先を
交換できた話がしたいのであって
ランチで何を食べたのかは興味すらない。

初回の問診も同じ

患者「普段から肩こりで・・」
先生「何してる時ですか?」
患者「パソコン作業です」
先生「お仕事デスクワークですか?」
患者「はい・・」
問診表にカキカキ・・・・・

空気が重いわ!
人は自分の困っていることを伝えたい。
言葉に詰まった時に「頭痛とかですかね?」
とか、フォローを入れてあげながら一旦
患者様の話を聞いてあげてください。

終わりに

思い出してみてください。
恋人と一緒にいて会話が始まりました。
意外とキッチンで片づけをしながら
「うん~」とか「あ~ね」とか言いながら
返事してるだけで、ずっと向こうが話している事
ありますよね?

これと同じです。
先生もまずは一度、患者さんの
言葉の「サンドバック」になって下さい。

ある程度、気持ち良く叩かれてからが
先生のターンがスタートします。

まぁ、僕、患者さんと話すのは得意だけど
女の子と二人で話すのが・・出来ん・・
なんでだろ~~~

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