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元気

人間元気が1番だ。

何だかんだといって1人の人間にとって元気である事こそが1番の資本であり、元気を維持する事こそが1番の投資なのではなかろうか。

じゃないと何かしたくても何も出来ないですもんね。

元気な体であるからこそ健全な精神が宿る。

元気だからこそ仕事もできるし、余暇も楽しく過ごせる。

そう…

元気で健やかであることこそが何事にも代え難い…。

ここはいっちょ…

「元気ですか~!!」

何て言ってみたくなる。(俺だけ?)

更に言うならば、勢いで「バカヤロ~!!」なんてのたまった日には、きっと心の底からスッキリするだろうなと思う場面が幾度となく目の前を通り過ぎていく…

決してストレスがたまっているわけではございませんよ笑

「元気ですか!!」

この強烈なフレーズと共に世に問うたインパクトは計り知れない、プロレス界の大総帥アントニオ猪木が亡くなり早1年経つ。

アントニオ猪木が設立した新日本プロレスは1972年に創立されたから今年で51年経つわけか。

確か猪木さんの映画がこの10月に放映されるはずだ。(間違ってたらごめんなさい)

最近はたまにしか見なくなったが、中学生高校生時代は熱心に新日本プロレスを見ていた。

時は1996年1月4日。

当時U.W.Fインターナショナルと抗争の真っ最中だった新日は前年10月9日に行われたUインターとの東京ドームでの対抗戦に勝利し、盛り上がっていた記憶がある。

歴史に名を刻む激闘。

その時のメインカードで組まれた武藤敬司対高田延彦戦は、純プロレス技である足4の地固めで武藤が高田を破るという展開を見せ、武藤のプロレス人生の中でもとてつもないインパクトを残した重要な一戦だ。

そして武藤対高田戦は96年1月4日にもメインイベントで再戦が組まれた。

場所は東京ドーム。

ファンならば1・4の愛称で親しまれるイベント。

この時の1月4日東京ドームはテレビでゴールデンタイムで放送された記憶がある。(確か)

幼い頃に全日本プロレスの中継を今は亡き祖父と、そして兄弟でよく見ていたから(長州力が全日本にいた頃)、何となくはプロレスを知ってはいたものの、それからはゴールデンタイムで放送されなくなり、随分と遠ざかっていた。

そして久しぶりに見たテレビ中継。

正確に言ったらメインの武藤対高田戦しか見てないが…

まあ面白かった。

当時30代半ばで膝の調子もまだ良かった武藤選手の繰り出す技の数々…。

フラッシング・エルボーやムーンサルトプレス、そして何と言っても当時の武藤選手の代名詞にもなっていたドラゴンスクリューのダイナミックさと、切れ味抜群の動きは何じゃこりゃあ!
っと衝撃を受けたもんだ。

特にフラッシング・エルボーやドラゴンスクリューはどう動いてんだろうと当時深夜に放送されていたワールド・プロレスリングを録画してはコマ送り機能を使って解析していた記憶がある(笑)

ちなみに試合は前年の雪辱を果たす形となって高田選手が武藤選手から腕ひしぎ逆十字固めでギブアップを奪い、試合は終わった。

この試合をテレビで見た時に改めてプロレスって面白いな~っと中学生の自分は思ったもんだ。

この対抗戦で生まれた武藤選手のドラゴンスクリューからの足4の地固めという一連の流れは、武藤選手が引退するまで使われる重要なムーブになる。

本人曰く、このムーブのおかげで選手生命も伸びたと仰ってたっけ。

その試合から数か月後の4月29日、再び東京ドームで新日の興行イベントが行われた。

この時のメインイベントは高田延彦対橋本真也。

その時の橋本選手の試合を見ていてこれまた記憶に残ったもんだ。

爆殺シューターと言われる重量感溢れるキックと、画面越しにも伝わる痛そうな技の数々(笑)

そしてフィニッシュ技となる垂直落下式DDTという技のインパクトが脳裏に刻まれたのをよく覚えている。

いや~、スゲエな~。

ある意味橋本選手が新日の強さというものを体現してんのじゃあないかと思ったもんだ。

この年から武藤選手が全日本プロレスに移籍する2002年から、総合格闘技の影響を受けて迷走期に入りそうな2005年位まで新日を中心にプロレスをよく見ていた。

まあ、でもやっぱり個人的に一番武藤選手を応援していたので96年~2001年位までをよく見ていたな~。

蝶野正洋を中心としたNWOブームが起き、長州力や猪木さんの引退試合があり、小川直也対橋本真也の激闘があったり(目を覚ましてください!!には面食らった覚えがある)、武藤対天龍源一郎のIWGP戦や、スキンヘッドになって帰ってきた武藤選手が2000年の大晦日に高田選手とタッグを組んで猪木さんのイベントで試合をしたり、2001年に武藤選手が新技シャイニング・ウイザードを武器に6冠王者になったりと…

よく見てたな~。

それから長らく遠ざかっていたけど、気付けば棚橋弘至が「愛してま~す!」の掛け声と懸命にエアギターをかき鳴らし、その流れをオカダ・カズチカが金の雨を降らし続け、気付けばやはり新日本は新陳代謝を繰り返し51年を迎えたということか。

今後果たしてどのような展開、そしてドラマを見せるのか…

それはまあこれからの楽しみという事で…

「トランキーロ、あっせんなよ」

って感じか。

そしてプロレスの放送で好きなシーンの一つに「入場シーン」を自分は挙げる。

選手個々にテーマ曲がある。

有名なものでいえば長州力の「パワーホール」かな。

そのテーマ曲に乗って選手が入場してくるのだが…。

これが抜群にカッコいいんです。

特に好きなのが大舞台会場での入場シーン。

東京ドームなどでは選手は作られた花道に、テーマ曲に乗って入場してくる。

良いんすよね~。

選手の表情に、会場の雰囲気、そして演出などもこれからの展開を盛り上げるのに一役買ってるんですよ、入場シーンってのは。

それが闘魂三銃士と言われた武藤選手・蝶野選手・橋本選手も本当に一種のカタルシスを感じさせるように入場してくるから、入場シーンも重要だと気付かされたもんだ。

特に武藤選手が90年代半ばに使用していた「トライアンフ」というテーマ曲。

これが一番好きかもしれない。

前述した高田戦でも使用していたテーマ曲で、王者の風格を演出するには持ってこいの雰囲気あるカッコイイ曲だ。

このテーマ曲に乗って入場する武藤選手。

そりゃあまあ、雰囲気たっぷりなもんで、96年の1.4東京ドームでの入場時や、1997年6月5日に日本武道館で行われた対橋本戦の時の場内の演出も相まって、この時のトライアンフが何とも素晴らしかったことか…。

大分とマニアックな話ですが(笑)

近年だと内藤哲也選手のテーマ曲、「スターダスト」に乗って登場する内藤選手の入場シーンが一番印象的かな。

実際に4年前の2019年に大阪で行われたG1 クライマックス公式戦での内藤選手対鷹木信悟戦を現地で観戦した時に、内藤選手の入場シーンは本当に印象に残った記憶がある。

そしてお決まりの「デ・ハ・ポン!!」締めなど現地に実際に赴き、観戦するからこその臨場感あふれる楽しさも味わったもんだ。

内藤選手も確か武藤選手に憧れて、プロレス界に入門したんだっけ。

こうやって伝統は受け継がれていくんですね~。

そして好きな入場シーンの一つにアントニオ猪木選手の入場シーン。

猪木さんが全盛期だった頃はタイムリーでは存じ上げていない。

それは過去での映像でしか見た事ないけど…

それでも充分にインパクトに残る。

なので自分が猪木さんの試合をタイムリーで見ていたのは、猪木さんが引退すると決まってからの引退ロードを飾った試合達。

とりわけ引退試合でのドン・フライ戦での入場シーンはカッコ良かった記憶がある。

そりゃまあ引退試合だからではあるが…

あの「猪木ボンバイエ」の破壊力(^^)/

聞いているとテンションが上がってくる(俺だけ?)

晩年は難病を患い、苦しそうな様子がテレビ越しでも伝わってきたが…

そんな自分でさえも白昼の下にさらけ出し、「アントニオ猪木」という人生を全うした猪木寛至というお人。

見事にそのプロレス人生を全うしたという事か。

あれから1年か。

早いものだ。

っとまあ、何となくYouTubeに上がってきた引退ロードでの対ベイダー戦を見ていて、明らかにやばいだろうというベイダーの投げ技と打撃を受けきり、見応えのある試合を組み立て「プロレス」を成立させた猪木さんの素晴らしい試合を見て、こうやって記事を書いてみた次第。

ちなみにその試合も1996年1月4日に行われた。

やはり自分のプロレス観戦の原点は96・1・4にあるらしい。

ってな感じで自らのプロレスの思い出を振り返ってみました(どうでも良いっすが)。

動画で「猪木ボンバイエ!」、内藤選手の「スターダスト」、武藤選手の「トライアンフ」を添えつけてみました。

いっちょ頑張ろか!

っと気合が入るかもしれません(笑)

さあ、自分もこの先の人生いっちょ、元気ですか!!と自らに問いかけ頑張りましょうか!!

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!








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