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不安が世の中をまわしている?

「不安は金になる」

誰かに聞いたのか、
何かで読んだのか、
舞台のセリフかなぁ。

思い出せずに
今日は朝からこの言葉が
頭をぐるぐるぐるぐる(@_@)(@_@)

確かに不安や恐怖は
美術作品にとっても重要な要素です。

なかでも顕著なのは
宗教美術でしょうか。

ちょうど今朝
中世の西ヨーロッパ。
いよいよキリスト教が
本格的に西ヨーロッパに広まっていった時代。
そのあたりを、今おさらいしてました。

キリスト教がなぜこんなに
広まったか。

当時の人々の
不安と恐怖に
絶妙にマッチングしたのではないかな、
と感じます。

中世に入る直前。
つまりフランク王国が統一されるまでは
西ヨーロッパは
侵略と略奪の繰り返しでした。

突然違う民族が攻め混んできて
一族全滅。。

なんてこともあったようです。

さらに
キリスト教は初めは異教で
弾圧を受けていました。

それでも、
信者たちは熱心に
”カタコンベ”という地下墓所を
地下に網目のように堀り巡らせて
死者を丁重に祀りました。

死後の魂が救済されるように、と。

不安が一気に広まってからの
救済はとても効果があったのでしょう。

不安が広がることは
なにか新しいことが始まる予兆。

「不安は金になる」

一体どこで耳にしたのかなぁ(@_@)??

メモ程度に↓

例えば、他にも、
このキリスト教拡大の時代から
1000年もあとに
西ヨーロッパはルネサンスを迎えます。
ルネサンスの少し前
イタリアではペストが大流行しました。
若者にも広く感染し
死者もたくさん出ました。
そしてそのあとに
人間は、人間である素晴らしさに
改めて気がついたのです。
いわゆる人間性の復活が
ルネサンスだったのでした。
ルネサンスも瞬く間に
ヨーロッパ各地へ波及しました。

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