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オシャレなカフェ、飲食店を作っても逆に集客が起きない理由

渡辺シンスケです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して店舗経営者や個人事業主に提供しています。


先日とあるカフェに行ってきました。


狭そうな店っぽいですが、すごく奥行きがあっておしゃれです。


シースルーのカーテンで、ちょっとした個室みたいなブースがいくつもあったり、ソファーの席があったりでなかなかお洒落な感じです。


しかしテーブルには、呼び出しのチャイムがあるも、押しても店員さんは待てど暮らせど来ず・・・


呼びに行ってようやくオーダーを取りに来て、そのあと水が出てくるのに40分かかりました。


もちろん頼んだケーキセットが出てくるまでは、50分以上を費やしました。


お店は決して満席ではなく、半分くらいでしょうか。


どんなにおしゃれな店でも、かわいいケーキがあってもこれじゃあ台無しかなですよね・・・


確かに忙しかったとか、理由はあるのでしょうが、サービス業を行う以上そんな理由は通用しないです。


自分たちのキャパオーバーなら、席数をそこまで増やすべきじゃないです。


そのままの店舗で行くなら、回せるように人員を増やすか、個人の能力を上げるかしか手はないのです。


しかしほとんどの人は、おしゃれなお店を作ったらお客さんが来てくれる。
可愛い料理にしたら、ネットで拡散が起きる。
美味しい料理だったら集客が起きる。
などとハードの部分をよくしようということに、こだわりがちです。


こういう方の特徴は、0→1が集客だと思っているのです。


これは店舗以外の集客でも同じことが言えます。


ブランディングが決まっていたり、SNSを頑張ったりして集客が起きた、これ自体は素晴らしいことだと思います。


しかし問い合わせや予約などがあった時、同じように回答が遅かったり、その時のコミュニケーションが無愛想だったりすると、結局集客にはならないですよね。


そういうソフトの部分が大事ということがわかっていないから、ハードにばかりこだわるわけですね。


またこういう方は、最も簡単な集客が何かをわかっていません。


最も簡単な集客は
リピーター集客
です。


なぜかというと、一度自分のお店、商品、サービス、システム、人を知ってくれているからです。


知らないけど一度試してみようより、知った結果また来たいの方が簡単に決まっています。


SNSでも知らない人に興味を持ってもらうより、知ってる人に見てもらって集客を起こす方が簡単に決まっています。


そんなリピーター集客を成立させるのは、ソフトの部分である人とサービス、コミュニケーションしか不可能なんです。


無人販売機的なビジネスは別として笑


おしゃれなお店、可愛い食事、美味しい料理、映えるSNSなどにこだわったら集客が起きると思っている人は、得てして本当に集客になるポイントというのを見逃しがちです。


そもそもリピーターという概念がないので、リピーターが集客という頭もないパターンですね。


こういう人の末路は、フェラーリや高級ホテルをSNSに載せて怪しまれる、胡散臭い副業をやっている人と思われるというパターンと同じですので、ご注意くださいね笑



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