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ウミネコ文庫 童話募集作品マガジン

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ウミネコ文庫第一弾「童話集」を刊行するために、自薦他薦を問わず作品及び挿絵を募集する企画。皆様の力作をお待ちしております。そしてウミネコ制作委員会は良い本を作るべく精進の日々です!
運営しているクリエイター

記事一覧

わたしと彼の平行線思考論。 【#ウミネコ文庫童話応募用】

こちらは、前垢で投稿させて頂いた作品を移行しました。 良かったら、暇つぶしにどうぞ。  …

夏米凛
2か月前
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フライングパン屋【ウミネコ文庫応募/おはなし】

とある町がありました。町のひとびとは、まずまず楽しくすこやかにくらしておりました。という…

闇夜のカラス
7か月前
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ひとしずく

もしも、一滴一滴の雨に生命が宿っていたら…… 私は、そんな空想をします。 ※ 一滴の雨…

櫟 茉莉花
7か月前
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「カメさんに手紙きた―童話ー#ウミネコ文庫応募作品」

ことりの ゆうびんやさんの ハクセキレイさんが お池の カメさんに 手紙(てがみ)を とど…

立山 剣
7か月前
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【月とワガママプリンセス】(ウミネコ文庫童話応募用)

昔々、ある国にそれはそれは美しいお姫様がいました その美しさは誰もが見とれてしまうほどで…

コッシー
7か月前
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さっちゃんの いない夜

 よる、ベッドに入る、あの感じが好き。 お湯を、一杯汲んで、持っていく。 北海道は、まだ…

鰯田イノ
7か月前
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サンタクロースの雪

 サンタクロースは毎年クリスマスが近づくと大忙しです。世界中の子供達の希望をかなえることができるように、いろいろな種類のプレゼントを用意しなければならないからです。 「よし、これで準備ができたぞ」  今年のサンタクロースの用意したプレゼントは十分過ぎるほどで、肩にかつぐ大きな布の袋ははちきれそうでした。 「さて、そろそろ行くとするか」  クリスマスイブの夜もふけて来た頃、サンタクロースは出発しました。  サンタクロースは家に近づくと、その家にはどんな子がいるのかすぐわかりま

【掌編小説】どれい商人の娘#ウミネコ文庫応募

(読了目安5分/約4,000字+α)  今よりもずっと昔、乾燥した砂漠の町にココという痩せた少女…

ひよこ初心者
7か月前
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トマとセリ 【ウミネコ文庫応募】

トマとセリはなかよしです。 毎日、何時間もおしゃべりして、何でも話せる、友達です。 トマ…

吉穂みらい
7か月前
87

創作童話『ウミネコ書店』 (#ウミネコ文庫応募)

「いってきます。」 カエデは靴を履き終えると、前を向いたまま、けれどちゃんと台所にいるお…

あむの
7か月前
42

はやて 【ウミネコ文庫応募】

一  むかし、村に「はやて」といわれる子どもがおりました。この子どもは幼くしてふた親を亡…

geek
7か月前
82

101歳の楠の木のお話

中学校の校庭に101歳の楠の木がありました。その楠の木は親しみを込めてみんなに 楠爺と呼ば…

ムーミンママ
7か月前
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宇宙お犬

 石旅さんは、森の中にある小さなお家に暮らしています。  好きなのは、夜の空をじっとなが…

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ボクの魔法 [ウミネコ文庫応募作品]

・[大人絵本]ボクの魔法とは? どんな夢でも叶うと信じ、夢を無限に広げていた子供の心を思い出しながら読んでみる大人向けの絵本で、特に人生の岐路に立っている方に向けて書いています。 ボクの魔法    「この魔法をあなたの種の神髄(しんずい)に注ぎます。魔法の花を咲かせるかどうかは、あなた次第。花は咲かせなくても良いのです。なぜなら、あなたの存在自体が、この魔法の森を美しく彩るのですから。」  私は、魔法の森を管理する月のウサギです。月の上から森をながめ、この森に必要な魔法の