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【ダナン旅行記#7】五行山とビーチバレー

ベトナムダナン旅行5日目の旅行記となります。

この日は久しぶりにゆっくりと寝られました。前日、前々日と朝からバス、タクシーで集合時間がきっちり決まっていたので、この日はアラームをかけずにぐっすり体の思うがままに寝ました。

起きてからそれぞれが話すわけでもなく、賑やかなクラクションを聞きながらだらだらとスマホをいじる時間、エネルギッシュに動いた2日間の後だからこんな時間の使い方もまた良いなと思いました。

いつも通りタクシーをGlabで拾い、五行山へ向かいました。

五行山が『西遊記』で孫悟空が閉じ込められた山としても登場したものだと言うのは日本に帰ってきた後で知ったのですが、、、

しばらくは修行のような山を登りで何より暑す過ぎたのですが、汗をかきすぎると吹っ切れて逆に気持ちいいものです。
しかし前日に刺さった珊瑚礁の傷が痛む、、、

岩がいちいち迫力満点ですが、冒険というのにはふさわしい道のりでした。

僕たちが1番に目指した洞窟のスポット、なんだかんだこんなにもはっきりとした洞窟を目にしたのは人生でも初めてでした。

洞窟に差し込む光がなんとも神秘的で、自然が生み出す美しさや空気感は本当に圧倒されますね。

思ったよりも速くに五行山を回れた所で、今日も今日とてバインミーを食べる。この日はマンゴーラッシーではなく「マンゴーヨーグルト」を添えて。何回食べても飽きないこの味がそろそろ恋しくなってきました。

Abemaのバライティ番組「チャンスの時間」で芸人さんが行ってた「ミリオンゴッドゲーミング」
特に詳しいわけでもなく、日本では絶対に入らないようなパチンコ店も海外に来たらと悪いノリ、バインミーショップから近かったのもあって下見程度に寄ることにしました。

が、入ったが運の尽き。

流れるように会員登録をすると、せっかくなら1000円だけ打ってみようと言う事でジャグラーを打ちました。日本よりもレートが高いというのも聞いてなんだか胸が騒ぐ。

しかし、そんな思いとは裏腹に一瞬で消える1000円、まあそんなものかと思っていた矢先、友達が1人当てていました。そうなると血が騒ぐのが人間なのでしょう。

「もしかしたら自分も当たるかもしれない」

そんな事を思ったがまたも運の尽き

結局僕の持っていた6000円をこの場所で溶かしました。なんとか平然を装うとしていましたが、その情けなさに友達がマンゴーラッシーと帰りのタクシー代を奢ってくれました。

まあそんな思いも水に流そうじゃないかと。
ホテルの屋上に着いていたプールに入りました、一泊1000円とは思えないですよね。

ダナンの街を見ながら泳ぐこの時間は最高でした、気分も晴れ、すっかり正気を取り戻す事が出来ました!!

なんだろう、人間というのは愚かな生き物で、気がついたらこの店の前に立っていたというのが正しいのかもしれません。
間違えました、人間ではなく僕自身が愚かな生き物なのです。

もちろん回収できるはずもなく、僕は合計8000円をこの日失ったのである、この旅で使える全ての金を注ぎ込んでの大勝負だったが、見事散ってしまった。

しかし、今日はダナンで過ごせる最後の夜。
という事でミーケービーチを訪れると、ベトナムの少年がビーチバレーをやっていました。
そこに声をかける勇気が僕にはなかったのですが、友達のK君は走っていったのです。

彼の背中は今思い出すと格好良かったように映るのが少し悔しい。

ベトナムのおそらく中学生たちと一緒にビーチバレーを全力で楽しんでいると、オーストラリアから来た観光客のグループも参戦。
かなりの大所帯となっているとまた別のベトナム青年が参戦し、そんな様子を見ていた韓国から来た人たちも参戦、気がつけば国際戦並の盛り上がりになっていたのです。

僕たちは全力でビーチバレーと楽しみ、最後の夜を存分に満喫しました。中学英語以下の単語力で会話もままならないものの、ビーチバレーを通して様々な国の人とこうして繋がり、楽しい時間を共有できた、そんな事実を思い出すだけで僕は胸が一杯になります。

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