見出し画像

昭和住宅物語/藤森照信 建築の書架から その10

藤森照信氏の著作を取り上げるのは、初めてである。自宅の書架にも数冊あるが、何故かこの「昭和住宅物語」は無くて、図書館から借りだした。

ところが、この本意外に面白い。先日取り上げた土浦亀城については、昨日書いた。その他登場する建築家と住宅は下記の通り。

1.モダニズムの青春
遠藤新と加地邸
田中義也と坂邸・坂牛邸
山本と和田邸
堀口捨巳と小出邸・岡田邸
山田守と自邸
レーモンドと夏の家

Ⅱ 立ちつくす戦前
同潤会と女子アパート
藤井厚二と扇葉荘
吉田五十八と杵屋別邸
白井晟一と歓帰荘
松ノ井寛治と数江邸
村野藤吾と自邸
満蒙開拓青少年義勇軍と日輪舎

Ⅲ 戦後モダニズム
前川國男とプレモス
計画学者とダイニング・キッチン
公団とナス流し台
池辺陽とVAN石津邸
吉村順三と自邸
清家清と斎藤邸
吉阪隆正と浦邸

Ⅳ 血煙ポストモダン
石山修武と開拓者の家
石井和紘とジャイル・ルーフ

以上 壮観な建築家と住宅である。先日のもう本は買わない宣言を撤回したくなる。
この本、延長して借りているが、今だ最初の章であり、他の本や作業を諦めても、後2週間で読めるか…ちょほほ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?