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書きたいだけ書くnote日記 2022/05/07

朝から暑い、焼肉、楽器店でオタマトーンを弾く、死者の記憶は100年もたない、など。

2022/05/07 厚いから暑い

 連休は終わったのかと思ったら、まだあと2日入れていいらしい。そんなこと聞いてない。息子1の学校は隔週で午前だけ授業があるので送り出した。午後は部活なのでお昼代を持たせる。朝食、ロールパンサンド。私はその中身をサラダに(見出し画像)。ゆで卵、それも白身食べたい気持ちが全面に出たサラダ。

 朝から暑い。今年は暑くなるのが早い。布団は薄いものに変えていたものの着てるものが厚いから暑い。熊本は5月から10月まで夏とか、サービス半分、実感半分でよその人には言ってしまうけど、5月から完全夏モードなんて望んでいない。

 息子1、いよいよ自分の楽器が必要な気配になってきて、善は急げとばかり、休みで家にいたオットを誘って街の楽器屋へ行くことにする。その前にオットはここのところ肉肉言うのでその欲を満たそうと焼肉店のランチへ。焼肉はランチに限る。お財布に優しい。

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サラダバーのセロリとパプリカの甘酢漬けが美味だった。最後にバーからホットコーヒーとデザートで締めると非常に気分がいい。

 楽器店に行くのは楽器のカタログを集めるため。

 初めて自分の楽器を買う、というのは一大イベントだ。管楽器も例外ではなく、楽器人生の中でも血のたぎるシーンと言っていい。たくさん楽器がある福岡の楽器店でありったけ試奏をして決める、その一択なのだけど、それまでに息子1にカタログを眺めたりネットで調べてあーでもないこーでもないという時間を過ごす楽しみを味あわせたい。私も貸与されていた楽器から自分のものを買う時、たいそう張り切ったし楽しんだ。この過程を楽しまないのはもったいない。

 その楽器店がそんなに管楽器に向いていないのは知っているものの、大手の楽器店だからカタログぐらいはあるかと行くも、まあ無駄足。3つしか手に入らず。展示楽器も非現実的なもので、そういう感じ。楽器店にあった試奏用オタマトーンで『誰も寝てはならぬ』を一節、ちょっと弾いて帰る。オット、横で馬鹿うけ。外でもそれやるのか、ということらしい。鶴屋に寄ってパンを買って帰る。

 帰宅すると息子1がいたのでカタログを渡す。と、もう俺欲しい楽器は決まってる、と言う。もらってきたカタログの1つのメーカー。なんと…今までそんな話はしなかったではないか。驚くとともに、ああこの話は本決まりだ、と思う。それにしても楽器は高くなった。多分今、侵攻とか世界事情でさらに高価になっているはず。腹をくくって臨まねば。

 晩飯、手羽小肉とピーマンのにんにく炒めと、累積した残り物(マカロニサラダ、筑前煮など)。手羽小肉とは手羽先から骨を取った肉。多分その店独自の名前。私の実母ケイコが作っていた鶏とピーマンの炒め物の味を長年追って、追いきれず。追っているから毎度味が違うが、毎度別物としておいしいとは家族の言。

 ケイコが死んでもう35年にもなる。いろいろと細部がおぼろげになって来ているものの、こうして思い出しているうちはまだ、生の続きの名残りがある。私の実家のことや実母に連なる人のことをよく知っているのはもう私一人だ。普通に生きた人のその人の生の記憶は100年も経たず消える。関わった人が亡くなれば終わり。割と先祖がたどれる家の人ですら、祖父母より上の人のことは知らない場合が多い。それが当たり前だけど、血の繋がった人のことは知りたいものだ。息子1やこの先に連なる人のために、書き残すのも有りかな、とこの頃思い始めた。

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