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書きたいだけ書くnote日記 2022/05/08

パンを美味しくする陶片、倍速再生について思うことで800字も費やす、合わせ味噌はギャンブル、など。

2022/05/08 倍速再生ウーマンとして

 起きたら暑い。ここのところそればかりだか、4時半に暑くて着替えたというのにこれだから、なんだこれ、である。目覚めた時間も早い。7時半に起きればいいのに6時半。もう少し寝ようと抵抗するうちにまんまと寝入ったらしく次に目が覚めたら7時20分。そのまま起床。

 ここのところの書き物の進まなさ具合に辟易。進まないのではなくてやる気がどこかに行ったままだ。行ったきりなら幸せになればいい、という歌詞もあったけれど、やる気の幸せって何だ。お仕事の方にまたいい意味で斜め上の依頼。なんでもやります、の気持ち。

 起きてきた息子1に、ゴールドキウイと昨日DONQで買ってきたパン・ド・ミのトーストを出す。私はパリッパリに温めたクロワッサンとコーヒー。最近買った、濡らしてトースターに入れるといい感じに湿気が補われて美味しくパンが仕上がる、という素焼きのパン型の陶片がいい仕事をしている。

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とても良い。トーストの方も良い感じに焼けてるとのこと。

 ニュースで「倍速再生」は悪、みたいな調子でやっているのを見た。今、倍速再生で動画とか見ている人がいっぱいいて、それはあんまり体に良くない、といった調子の話。

 これ、どこまで本当なのかね。私はかなり前から倍速再生戦士なので、まあまあ気にはなる。これは私がとても気が短いせいだ。料理の動画やトークがメインの動画はこんな話題になる前から倍速で見ている。音楽やミュージックビデオや映画ではやらない。味わったことにはならないし、大切なエッセンスの部分を失うことになるから。

 では現代の若者である息子1に尋ねると、塾は授業の動画は1.5倍速で見ることが推奨されているとのこと。なにやら塾では色々な検証の末、そうなっているらしい。そして私が音楽と映画以外は倍速であることを知るととっくに知っているくせに、「よくそれで見れるね、俺は無理」というご挨拶な返答が来たのだった。息子1は塾の動画以外は普通に見ているとのこと。

 確かに倍速は急いている、と思う。でも、人は過去から現代に向かって、ずっと短縮する方へ動いているというのははるか昔、大学の授業で知った。しかもそれは歴史学科の講義としてだけではなく、資格取得のために取った他学科のいくつかの講義でも言われていた。千年前の人は今よりかなりゆっくり話していたというし、発音も例えばハ行は全く違った発音で、これも話すスピードが上がるのとともに変化したという。それは時代と共に情報量が増えたかららしいけれど、その傾向はこの分野だけじゃないよな、と思う。乗り物の進化も、ある程度型が出来たらあとはスピードを上げる方に向かっていく。文明や機械もみんなそう。

 こう、歴史というか過去のことから見えるのは、どんどん時間を巻いちゃいたいのはもはや人類の性なのでは、ということ。そう思うと、倍速再生マン&ウーマンに物申す人は、なんか自分らのこれまでに横槍入れているようで面白い。私たちはあかん方へあかん方へ歩いているのかもしれないけれど。物申している人はそこまで考えてなさそう。

 もしかして、倍速再生へ突っ込むことで得する誰かが仕掛けていることなのかしら、と思ってしまう。

 一日、どよんとした気分。書き物が進まないことが全て。今取り組んでいる書き物を脱稿したら、数日は日記を書く以外、端末から離れて気分転換しようと思う。

 晩飯、大根と豚肉の煮物、きゅうりとカニカマの酢の物、味噌汁(白菜・人参・豆腐。愛媛と熊本の味噌を合わせて)。カニカマは目に染みるような黄色の、瀬戸内レモン味。酢の物とも合う香りだけど、黄色がすごい。愛媛の味噌はそのままではあまり好みではないため、似た感じの熊本の味噌と1 :2で合わせたら当たり。苦手な部分が消えて旨味が強い。合わせ味噌はギャンブルだけどうまく行った時はこれだからやめられない。

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