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呪術争奪戦優勝構築 【赤呪術師】〜日下部 篤也〜

割引あり

はじめに


どうも、ケラと申します。仙台に拠点をおくユニアリプレイヤーです。各地で呪術廻戦のユニレア争奪が始まりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

Xを開くと様々なデッキの優勝報告が上げられており、何を使うか迷う人も多いかと思います。私自身普段は東堂、メカ丸を主軸にした京都校デッキを使うことが多く、秋葉原へ出張へ行く際も京都校片手に乗り込むほどです。

もちろん虎杖、宿儺、七海を絡めた所謂、「指デッキ」も人気です。様々な派生系統が存在し、プレイヤーの好みにカスタマイズしやすいのが特徴かと思います。
その他にも五条、式神とどれも選択肢の一つとしては申し分なく魅力あふれるデッキが多々あります。

そんな中今回私は、vol.2で追加された新色の「赤呪術師」でwinnerを獲得することができましたので、
レシピの共有と対戦中考えていることを綴らせて頂きます。

note初投稿につき、読みにくい箇所が多々あるかと思いますが、「ほーん、こんなデッキもあるのね」と軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。

前置きはこの辺で、早速デッキレシピの紹介へ。





デッキレシピと注目カード

デッキレシピ

呪術vol.2 SRの背景デザインおしゃれで好きです

0…12枚(ゲット4、アクティブ4、ドロー4)
1…8枚(ドロー4、なし4)
2…8枚(アクティブ4、なし2)
3…8枚(color4、アクティブ4)
4…8枚(レイド8)
final、special…4枚ずつ

0、1枚数は構築警察の方々もニッコリの20枚体制。争奪3戦中はもちろん普段使いしていても、エナが繋がらず負けるということは滅多にありませんでしたし、最大エナが4ということもあり、2個玉の枚数も気にはなりませんでした。続いて注目カードの紹介です。


注目カード


この手のキャラは
タバコかチュッパチャップス持たされがち

2/1 3000 アクティブトリガー
BP4000以上の相手のキャラの効果で選ばれない

正直vol.2が発売された当初は、あまりパッとしない性能に感じました。だって虎杖とか釘崎とか五条とかかっこいいの使いたいじゃん?

しかし争奪戦環境においては、いぶし銀の活躍を見せてくれます。ポイントは以下の通り。

1)相手の強力な登場時効果を不発させる

虎杖の4000以下バウンス、5宿儺のレスト、東堂のフロントエナ入れ替え、メカ丸の3500以下退場、ミラーであればレイド釘崎の-3000の対象に取られません。これが中々活躍してくれます。
宿儺や京都校は強力な登場時効果を持つレイドキャラと小物キャラで相手の面をどかしながら平気で2.3点叩き込んできます。こういう相手に対し、先後問わず2ターン目にフロントに立てることで、相手の除去に怯えることなく序盤の1点を確実に防いでくれます。


2)貴重な2エナ3000(レイド野薔薇シナジー)

レイド野薔薇はこちら

上目使い

このデッキ唯一の除去内蔵レイドです。1d1d後、捨てたカードが【特徴:呪術師】なら、そのカードと同じエナ、もしくは元のBPが同じ相手のキャラのBPを-3000できます。

どちらかの条件を満たすことで相手のフロントキャラに触れることができます。簡潔に言うと日下部を捨てることで2エナもしくは元のBPが3000のキャラを退場させることができます。この適応範囲が広く、棘、もしくはcolor虎杖を捨てなくて済む場面がかなりあります。後半盤面に出す必要のなくなった日下部は釘崎の餌にしてしまいましょう。

争奪戦環境で見る2エナ、もしくは3000達

上記の理由から、日下部採用が争奪戦環境のメタになると感じました。次に各採用・不採用解説に移ります。(このデッキは特徴呪術師しかいませんので、以降の説明では特徴呪術師参照の説明は省略します。)


各採用・不採用理由

採用カード

0エナ
0/1 虎杖

4積

レイド元ゲット。2エナの虎杖を不採用としていますので4積みです。

0/1 釘崎


4積

レイド元アクティブ2000。書いてあること全部強いです。4積み必須。

0/1 伏黒

4積

1d1dドロートリガー。デッキパワーあげたい人はここ減らして棘増やしてもいいかもしれませんが、このデッキは1500でもフロントに前出しして、相手の2000前出しを誘発する動きも考えるため私の立ち回り的には4積みでいいと考えます。

1エナ
1/1 釘崎

4積

登場時に他の自キャラ1枚+500、相手フロントに4000以上が2枚以上あれば+1500に変わります。先述した0エナ1500の虎杖、伏黒が2000ラインに早変わり。蓋をしてきた2000の壁を超えてライフを削れます。また、中盤以降相手のフロントに4000が並び出すと、2500キャラが4000へ。自身が2500なのも強く、トリガーなしとはいえ4積みで良さそうです。

1/1 猪野

4積

自由枠。1エナ2500ドロートリガー。序盤に1枚出しておけば、終盤まで擬似4000アタッカーとして活躍してくれます。とはいえ、レイド元でもなく後半は他カードを優先しますので、1d1dの餌にしましょう。採用するかしないか、枚数の意見が割れるカードだと思います。

2エナ
2/1 棘

2積
好きなおにぎりの具は昆布です

アクティブ2個玉。枚数減らしているのは、2〜3エナに優秀なカードが多く、前出しのプレイングも視野に入れて動くことが多いため、アクティブ2個玉を設置するタイミングが難しいと感じたためです。ただ、場に出せた時の出力は高く、color虎杖を積極的に前に出したいため、自由枠と枚数調整してもいいかと思います。最悪東堂で前に吊り出されても、2擬似4000アタッカーになりますので問題ありません。多分。

2/1 日下部

4積

先述した通りです。この日下部と後述する伏黒のどちらか片方をフロントラインに立てるのなら、日下部を置いたほうが相手目線うざいと感じることが多いです。

3エナ
3/1 伏黒

4積

本デッキの鍵となるカードです。1エナ釘崎の登場時効果を、フロント起動で毎ターン発動します。この伏黒のおかげで他の2500の攻撃が通るようになります。自身は3500のままなので、2枚展開してお互いバフするか、レイド釘崎の起動メインを使って無理やり4000にすることも一応可能です。

3/1 虎杖

4積

よくあるレイド元3エナ2個玉条件付き4000の枠です。3伏黒が他をバフするのとは対照的に、こちらは自身を4000に引き上げられ、4枚以上であればインパクトまで付与されます。できればフロントで戦いたいですが、手札とエナ次第になります。

3/1 領域展開

4積

語ることはあまりないです。比較的トリガーで手札補充できるのでfinal4枚でも問題なさそうです。全然1d1dで捨てます。

4エナ
4/1虎杖

4積

メインアタッカー。先3で相手のフロントが空なら平気で4パンかませます。他にキャラが3枚以上あれば、アタック時にインパクトか、自身を−2000して2回アタックとなります。なのでこの虎杖を6000以上にバフできれば、4000の2回アタックが爆誕し、キリトを彷彿とさせるアタッカーにできます。
基本、この効果を活かすために、攻撃する順番は最後にすることが多いです。後ほど順に説明していきます。

4/1 釘崎

4積

どうしても虎杖をレイドで使いたいため、こちらを素出しで運用することも結構あります。トリガーで捲れればもちろん美味しいです。起動メインはそんなに使ったことないです。
相手目線強そうに見えるのかスペシャルで取ってくれますが、正直3伏黒を除去された方が嫌かもしれません。

4/2(1) 黒閃

4積

虎杖名称があれば4/1 5000まで除去できるよくある効果に加え、おまけ効果があり、除去した後の相手フロントに4000が2枚以上あれば、400以上の自キャラを+2000できます。
レイド虎杖と組み合わせて使いたいスペシャルですね。この効果を活かすために、相手の4000を取らずに、3000を取ったりすることもまあまああります。

※ちなみに最初の5000除去は1枚「まで」選び、とありますので、相手の盤面に4000 2体だけでも0枚を選択して除去せずに後ろの+2000効果だけ使うこともできます。
(例:相手のデッキ枚数が15枚以下で、ライフ残1。退場時レスト効果を持つ七海レイド5000が2枚フロントに並んでおり、こちらのフロントにはレイド虎杖、エナに棘1枚の場面。除去するとレストされてしまうため、+2000だけしてインパクト付与しリーサルになります。)

呪術詳しくない人から、
「残業したくない人」って言われてる
(図解1)棘前出しして、キャラ2枚出せれば
虎杖2回アタックで決めれるが…


(図解2)無事虎杖の他3キャラも達成でき、
6000インパクトで勝利です。
こう言う時に限ってfinal踏む。



不採用カード


ここからは、採用を見送ったカードを解説していきます。全部取り上げると疲れますので、特徴呪術師に絞らせてもらいます。

中には0エナの夏油だけ混ぜた呪術師デッキ使いの方がいるとかいないとか…深いなぁ…。

0/1 パンダ

配布のやつ

0エナ2000 インパクト無効のよく見るやつです。これ以上トリガーなしを増やしたくなかったので見送りました。
また、宿儺御厨子のインパクトは狙い撃ちでかわされる、メカ丸のインパクトは登場時効果で除去される、とそもそも争奪戦環境でインパクト無効がささる相手がほとんどいません。

2/1 虎杖

レイド元になれる2エナ3000の使いやすい性能してます。日下部入れる前は2枚入れて回したりしてましたし、使い方もほとんど同じです。ただ、レイド元は8枚でも十分機能してますし、下が引けなくて負けたというのはほとんどないです。
どうしても日下部入れたくないとかの宗教上の問題があれば入れかえてください。

4/1 五条

最初4/1 5000 ⁉︎てなりました

赤呪術師デッキなのに五条入れないのはエアプだ、って声が聞こえてきそうなので弁解させてください。先生も超強いです。このカードをフロントに出すだけで、

①大体1点守れる。
②次ターンに必要なカードを2枚補給できる。
③1年組を守ってくれてる感がかっこいい。

とめちゃくちゃ仕事してくれます。ただ、このカードの強さのベクトルが、「延命」に重きを置いてる性質上、早期決着を目指すこのデッキとは合わないかなと感じました。
また、東堂の登場時効果でエナジーの2個玉と入れ替えられた際、エナの損失が2減少してしまうというのも辛い一面があります。

五条を入れたバージョンのレシピも掲載しますので参考にして頂けたらと思います。

4/2五条

4/2 アクティブイン ダメ2の5000。ここまでは破格の性能です。ですが、相手のアタックフェイズ終了時にリムーブ送りが確約されています。
これが中々頭を悩ませる性能でして、相手フロントをチャンプブロックで1面潰させ、次ターン相手の攻撃を確実に1点防げる、と見れば2AP分の仕事をしていると思えなくもないですが、それ以上でもそれ以下でもありません。
正直このカードを採用した構築は私も見出せておらず、研究不足なところもあり強いのかどうか私も分かりません。
ゲットではなくドロートリガーなのは、目当ての虎杖を引きにいけるのでいいかと思いました。(小並感)

4/1 七海

数と配置は??

4/1 4000 退場時に山上4枚ルックの虎杖回収。先3で4000横並べするデッキならば採用してもいいカードかなと思います。五条と同じ理由で、今回のデッキテーマとは合わないため外してます。

5/1 冥冥

パラ当たったからピン刺し
あるあるです

5/1 次ターン中5000のダメ2。非常にパワフルです。相手のスペシャルを吸ってくれます。これでトリガーがついていたらなぁ…。



と、ここまで採用・不採用のカードをリストアップしてきました。この後はプレイングで意識していることについていくつか話していきます。



プレイングで意識していること



1)除去する必要のある4000キャラか否か
先述した通り4000が2枚ある状況下で本領発揮するカードが複数あります。居座ることで脅威となる宿儺やメカ丸などのインパクト持ちを優先して除去します。当然ですね。
ただ、肝心な場面で相手の4000キャラが1体になり、こちらの攻撃力が低下してしまう場合もありますので、盤面と残りのライフをよく見て考えましょう。

2)レイド虎杖の攻撃順
このデッキを使いこなす上で最低限相手の場外の枚数、手札に加わったカード、いわゆる公開情報は覚えておきましょう。レイド虎杖の実質2回アタックの効果で自身が2000となるため、赤(2500退場)、青(3500バウンス)の対象となります。裏目が少ないよう先殴りがいいか、後回しかその都度考える必要があります。
実際に、争奪戦での一例を見てみましょう。


こちらはエナにレストキャラ2枚あり、
虎杖の効果は発動できます。
自ライフは2。
相手のfinalは忘れました。

この局面で、考える必要があるのが
・レイド東堂
・レイドメカ丸
・紫color
・special
・final
・アクティブ
の6つです。順番に見ていきましょう。

1)伏黒から攻撃
〇レイドメカ丸、color、アクティブがケアできます。アクティブなら、その後のfinalもケアできます。
×レイド東堂、specialが有効。リーサルがなくなります。(計4枚有効)

2)虎杖(2回アタック)から攻撃
〇color、special、アクティブがケアできます。その後いずれもfinalならリーサルがなくなります。
×レイド東堂、レイドメカ丸が有効。リーサルがなくなります。(計5枚有効)

3)虎杖(インパクト)から攻撃
〇アクティブがケアできます。その後finalならリーサルがなくなります。
×レイド東堂、レイドメカ丸、color、specialが有効。リーサルがなくなります。(計8枚有効)

4)猪野から攻撃→伏黒攻撃
〇レイドメカ丸、color、アクティブがケアできます。その後finalならリーサルがなくなります。
×レイド東堂、スペシャルが有効。リーサルがなくなります。(計4枚有効)※1)と同じ盤面。

5)猪野から攻撃→虎杖(2回アタック)
〇color、special、アクティブがケアできます。その後finalならリーサルがなくなります。
×レイド東堂、レイドメカ丸が有効。リーサルがなくなります。(計5枚有効)


おそらく上記5つのパターンが存在しますが、1)と4)は有効トリガーの枚数は同じですが、アクティブトリガー時のfinalケアのため1)を選択するのが正解のようです。

決勝卓終盤にて、全てのパターンを網羅して考え、裏目の1番少ない1)の選択に辿り着いたわけです。

頭の中ではライアーゲームのテーマが流れていました。
結果は果たして…




はい、最悪です♡

なんとかメカ丸のインパクト1点だけに抑えられ、無事winnerを勝ち取ることができました。心臓に悪かった…

最終的にトリガー次第にはなりますが、最善手が何か考えて攻撃順番には注意しています。


派生デッキのあれこれ

vol.2が発売されてから試行錯誤を繰り返して今の形に一旦落ち着きましたので、その過程を共有できたらなと思います。

1番初めの構築

今のデッキの猪野、日下部の枠に2虎杖、4五条が入った構築。使い出して、あれ、思ったより五条先生強くね??となりました。


憂憂とお姉様を並べたくて組んだデッキ。
それなのにフロント4面に数と配置は?が並んだ時は
顔面の圧が凄かった。

冥冥とミニメカ丸の使用感を試したくて回したもの。七海の効果が登場時と勘違いしていて、退場時なのかぁ…とがっかりした思い出。


腸相混ぜ

呪胎九相図と混ぜた構築。煮詰めたら面白い構築になる可能性秘めてます。たまに、結構、よく、レイド虎杖の他3枚呪術師の効果が発動しないことがあります。


以上が試行錯誤していた時期のレシピになります。



最後に

ここまで記事をご覧頂きありがとうございます。

noteへの投稿が初めてで機能を覚えながらの作業で、読みづらい記事だったと思います。

今後も愛用デッキの解説等ができればいいなと思いますのでまたお会いしましょう。
今後の励みになりますので、Xのフォローや投げ銭も宜しければ…

※デッキのコメントや、記事作成のアドバイス等がありましたら、ぜひXアカウント(ケラ@aadjpj)まで。

※※本記事ではバンダイTCG+より画像データを引用しております。

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