くりん◎日本語教師◎勉強垢

東北在住日本語教師のくりんです。副専攻・養成講座修了。検定試験合格。 元日本語学校常勤…

くりん◎日本語教師◎勉強垢

東北在住日本語教師のくりんです。副専攻・養成講座修了。検定試験合格。 元日本語学校常勤講師。現在はオンラインで日本語を教えています。 将来の可能性を広げられるような日本語教師になりたいです。 さらっと読めるような記事を書くようにしています。

最近の記事

日本人の語感は絵本から!?

娘が生まれて先日2か月になりました。 あっという間ですね~。 最近は表情が豊かになってきて、よく笑うようになりました。 見ていて癒されます。 この間、娘を連れて駅近くのショッピングセンター内の絵本の森に行ってきました。 私が住んでいる市ではすべての赤ちゃんに絵本をプレゼントしているということでもらってきました。 しかも2冊!! ありがたいですね~。 絵本もたくさんあって何がいいかわからないので、こうやって無料でいただけるのは本当にありがたいです。 もらった本

    • 【共有】登録日本語教員試験について詳細が発表されました(5月24日時点)

      ついに登録日本語教員試験についての詳細が文部科学省のHPで発表されました。 まだすべての情報が載っているわけではないですが、現時点でわかっている情報が載っています。 登録日本語教員試験を受けようかな、経過措置を使って資格を得ようかな、と思っている人は要チェックです。 時間がない人向けに簡単にまとめたので、良ければ最後までご覧ください。 実施要項実施要項はこちらです。 https://www.mext.go.jp/content/20240524-mxt_nihong

      • 日本語教育機関認定法ポータルができたので見てみた

        ついに2024年4月1日に日本語教育機関ポータルが公開されました。 昨日まで私はそのことを知らなかったので、昨日いろいろポータルサイトを見てみました。 「登録日本語教員 ポータルサイト」で検索すると出てきます。 ちなみに登録日本語教員に関すること(外国人等に対する日本語教育)についての情報は今後文化庁ではなく、文部科学省に移管するそうです。 ポータルサイトがどんなサイトになっているか共有したいと思います。 トップページはこんなかんじまず、ポータルサイトにアクセスする

        • 入管のイメージとリアル

          今日は入管についての話です。 日本語学校にとっては必ず関わりがある機関です。 久しぶりに日本語学校時代を思い出しながら書きます✍️ 入管とは読んでいる人の中で入管がどんな機関なのかわからない人もいると思うので、簡単に説明。 知っている人は飛ばして読んで大丈夫です。 入管は「出入国在留管理庁」のことで、地方には「地方出入国在留管理局」があり、私たちがよく言っている「入管」は「地方出入国在留管理局」のことを言っています。 地方出入国在留管理局は全国に8か所あり、そのほ

        日本人の語感は絵本から!?

          『がんばっぺし』の「ぺし」のおもしろい話

          今回は方言の話です。 みなさんはタイトルの「がんばっぺし」という言葉を聞いたことがありますか。 東日本大震災があって、その時に聞いた、という人もいるのではないでしょうか。 私の故郷の方言で、「がんばっぺし」はとても馴染みのある言葉です。 そしてこの「ぺし」についておもしろい発見があったので共有したいと思います。 「ぺし」「べし」の意味は? まずは「がんばっぺし」の意味から。 意味は「がんばろう」です。 動詞の最後に「ぺし」や「べし」をつけると「〜しよう」という意

          『がんばっぺし』の「ぺし」のおもしろい話

          外国人児童生徒の受入れについて考えてみた

          こんばんは。 今回は外国人児童生徒の受入れについて考えてみた話です。 考えるきっかけなぜいきなり外国人児童生徒の受入れについて興味がわいたかというと2つあります。 ①日本語支援員の求人が出ていた 私が住んでいる町で日本語支援員の求人が出ていました。 市の教育委員会が出していた求人で、仕事内容は ◯初期日本語指導、教科学習の指導における支援 ◯学校生活への適応のための支援 ◯日本語指導支援に関する情報交換、会議、研修等への参加 というものでした。 市の予算の中で

          外国人児童生徒の受入れについて考えてみた

          「津波てんでんこ」の「こ」ってなに?!

          みなさんは「津波てんでんこ」って言葉を知っていますか? 東日本大震災を通して知ったという方も多いとおもいます。 今回はその「津波てんでんこ」の言葉の話です。 興味深い記事がありました今朝の新聞に興味深い記事がありました。 こちらの記事です。 岩手県内の児童生徒に防災アンケートをしたところ、「てんでんこ」が分からないという結果が64.4%だったそうです。 言葉も意味も聞いたことがない児童生徒は全体の約20%で、東日本大震災を知らない世代が増えてきたな、と実感しました

          「津波てんでんこ」の「こ」ってなに?!

          【日記】1年ぶりに学生たちと話しました

          今回は日記的な内容を書きます✍️ 日本語教師やっていてよかった思える出来事がありました。 1年ぶりに学生たちと・・・今日、一昨年まで働いていた日本語学校の学生たちとオンラインでお話ししました。 先日、お世話になっていた先生からいきなり連絡が来て、 「学生たちがくりん先生とオンラインでいいので話したいと言っている。時間作れますか?」という連絡でした。 まさか、学生たちからそんな話が出るとは思っていなかったし、 そもそも私のこと覚えてくれていたっていうのが嬉しくて、即

          【日記】1年ぶりに学生たちと話しました

          日本語教師が考える「生産年齢人口減少問題」

          今朝の新聞に興味深い記事があったので、シェアしたいと思います。 生産年齢人口の減少について内容は 2050年時点の働き手(生産年齢人口15〜64歳)を2020年と比べると、全市区町村の4割が半数未満に減るという内容でした。 約30年後には働ける人がこんなにも減ってしまうんですね・・・。 そしてこんな調査があるなんておもしろい。 厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が調査したそうです。 また、記事にはこのように書いてありました。 やはり地方の割合が高いですね。

          日本語教師が考える「生産年齢人口減少問題」

          ブラックな教育現場で働く夫とその妻の独り言③〜こうやって新人教員が辞めていく〜

          前回の記事で4月まで更新お休みします、と書いていましたが、急遽記録しておきたい内容が出たので書きます✍️ 久しぶりの「ブラックな教育現場で働く夫とその妻の独り言」シリーズ。 今日夫が校長先生に激怒されてしまったようで、とても空元気な声で電話をかけてきました。 今、私は実家にいるので直接夫の様子を見ることができていないのですが、過去1番の空元気な声。そして落ち込んで、授業作りに手がつかない様子。 電話越しでも伝わってきます。 いろいろ話を聞いていくうちに私が感じたこと

          ブラックな教育現場で働く夫とその妻の独り言③〜こうやって新人教員が辞めていく〜

          「日本語教育の質」と「日本語教育の参照枠」の話

          こんばんは。 今日も認定日本語教育機関に関する資料を読みました。 今回読んだ資料は令和5年12月28日に公開された「認定日本語教育機関の認定申請等の手引き(令和6年度申請用)」です。 こちらも文化庁のホームページから見ることができます。 https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/pdf/93982901_09.pdf こちらの手引きはなんと98ページもあります!! 一応サーっと目を通しましたが、それ

          「日本語教育の質」と「日本語教育の参照枠」の話

          今後、日本語教師には外国語のスキルが求められるかもしれない話

          あけましておめでとうございます。 今年もいろんな人に日本語教育について興味を持ってもらえるような記事を書いていきたいと思います。 今年もよろしくお願いします。 さて、2024年1つ目の記事ですが、「今後、日本語教師には外国語のスキルが求められるかもしれない話」です。 正確に言うと、「認定日本語教育機関(日本語学校)で働くためには外国語のスキルがより一層求められるかもしれない話」です。 昨年12月28日に「登録日本語教員の登録申請の手引き」が文化庁のHPで公表されまし

          今後、日本語教師には外国語のスキルが求められるかもしれない話

          2023年1月1日の記事をもとに2023年を振り返ってみた

          2023年1月1日にnoteに「2023年の目標」を書いていました。 ということで、この記事に書いてあることを読み返しながら今年どんな1年だったか振り返っていこうと思います。 まず、私の今年の目標というか「こういう1年にしたい!!」というのは4つありました。 あ~。そういえばこんなこと書いていたな~・・・。 完全に書いたこと忘れていましたね・・・笑 来年は目標立てたら忘れないように壁に貼ったり、手帳に記録しておきたいですね。 目標立てても忘れたら意味ないですもんね

          2023年1月1日の記事をもとに2023年を振り返ってみた

          【おすすめ】日本文化紹介の授業で役立つ本

          こんばんは。 前回の記事「【感想】2年5カ月オンライン日本語教師を続けてみて」で今年最後の記事の前にもう1記事、と書きましたが、 もう一つ書きたい内容が思い浮かんだので書きます。 せっかく時間もあるしね。 最近私の記事で多く読まれているのがこちら。 これからもうすぐ1年か~。 はやいなあ・・・。 この記事が多く読まれているってことは年明けの授業の参考にしてくださっている先生方が多いのかな? そして、年末にも関わらずすでに来年の授業について考えている先生方、お疲

          【おすすめ】日本文化紹介の授業で役立つ本

          【感想】2年5カ月オンライン日本語教師を続けてみて

          こんばんは。 早いもので今年ももうすぐ終わりますね。 去年もnoteに2022年の振り返り記事を書いていたので、今年も書きたいなあと思っています。 が、その前にもう1記事。 今回の内容は2年5カ月オンライン日本語教師を続けてみての感想についてです。 来年からちょっと日本語教師をお休みするので、その前にこれまでの自分の日本語教師の経験を振り返りたいなと思いました。 来年以降オンライン日本語教師やってみたいな~、って考えている方。 良ければ最後まで読んで、参考にして

          【感想】2年5カ月オンライン日本語教師を続けてみて

          「教える」って実はすごいこと!

          皆さんはだれかに何かを「教える」経験をしたことがありますか。 私は日本語教師なので、もちろんあります。 先生じゃなくても、スポーツのコーチだったり、こどもに宿題を教えている家族の人だったり、会社やアルバイトで後輩に仕事を教えたり・・・などなど。 誰でも誰かに「教える」っていうことをした経験はあるかと思います。 今日はそんな「教える」について最近感じたことを書きました。 2つの短めのエピソードです。 ぜひ、最後まで読んでみてください。 今回の記事は誰でもポジティブ

          「教える」って実はすごいこと!