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猫の健康診断「糖尿病」

保護猫を譲渡されてから5日目。
私から見てもなんかちょっと太いな、、と思うこの猫は動きがどことなく緩慢だ。

マンション規約にも健康診断書を提出するように書かれているし、ペットサロンにもワクチン履歴や健康診断書を問われたので病院を受診することにした。

血液検査の結果はこれだ。

肝臓に悪い数値が出ている

医師に食生活と過去に糖尿病になっていないかなどを聞かれた。
肥満で脂肪肝からの数値の悪化だろうから、痩せれば悪化しないはず。と予測がついたけれど、以前の生活のことなどわかるわけない。
だって保護して5日目だ。

だから全てわからない旨を伝えると、確認事項を渡された。

オーナーのナの書き間違いが気になったが、
透かしてみたら線が汚いことへの不納得による修正だった。

ここの猫専門病院は、
トイレに「男性は座って用を足すこと」と注意書きが書かれていて
コロナワクチン反対派のチラシが置いてあって
クリニックが猫グッズでびっしり埋め尽くされている。

「この猫ちゃんは今、8歳くらいと言われてるけどそれも確証がないですよね?」
たしかに。
私はその証拠を持っていない。

「歯の状態や毛並みは年齢よりも全然良いですよ。
ただ、餌の与え方ですね。
今この子は6.5キロですが、本来なら5.5〜5.9キロあたりにいて欲しい。つまり1キロオーバです。」

「既存の餌のカロリーは外飼いの運動量も筋肉量もある猫で計算されてます。
家で食っちゃ寝してるタイプは適正量通りに与えてもいけませんよ」

うわぁ。

ということで6.5キロあるぷく君はダイエットのために4.5キロの猫の食事となる。
1日にカリカリを30g×2回だ。

「ウエットフードとかはあげなくていいですからね。
おやつも、チュールもだめです。

あと、鳴いても騒いでも決まった食事の時間しか与えないでくださいね。
1時間経って食べてないご飯は即撤去で。」

これは内臓を休ませるためだろう。
一粒でもカロリーが入ると消化器官が反応して常に働かせてしまう。
絶食時間は大切なのだということをここでも口を酸っぱく指導される。

肥満が身体に及ぼす影響は大きいけど、逆を言うと痩せればかなり健康体に近づくということだ。

うちの子になったのなら、楽しい思い出をより長く作れるようにしてあげたい。

おまけ お薬

「上を向かせて、口をグッと開けて、喉の奥にポンですよ!あ、遠慮せずに思いっきりやっちゃってくださいね」

お会計は41800円だった。

一週間後に外部に発注した検査結果が戻ってくるらしいが、その時に体重を再測定されるらしい。


餌で釣って仲良くなる術がなくなったよどうしよう。
餌もくれない飼い主のくせに病院に何度も連れて行くって、せっかく迎え入れたのに嫌われないかすごく心配。

心配だけど、心配だから猫ライザップがんばる。

おわり

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