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バーガー生活6日目 病気と食品衛生責任者講習

ハンバーガー屋さんごっこをしているんだ。

ごっこ遊びは如何にリアリティーを追求できるかにかかってるから、食品衛生責任者講習を受講したんだ。
1万円と5時間あれば取れるよ。

去年からオンライン受講も可能になった。
わざわざ出かけなくてすんでありがたい。

もどかしかった点は、動画の再生スピードを調節できないところ。
スキップしたくてタップしたら、最初からやり直しになったりもする。

感染症

講習のほとんどは感染症と対策のはなしだった。

細菌とウイルスと寄生虫、見えない何かが常に周りにいることを忘れそうになる。

例えばノロウイルスなんかは、ほとんど飲食店の作業をしている人の手、またはトイレを介して感染する。

見えないものを意識するのは大変だなぁ。

厚生労働省データを元に農林水産省が作ったグラフ
意外と寄生虫の割合が高い
厚生労働省データを元に農林水産省が作ったグラフ
年間を通して食中毒は発生してる


飲食店は、直接見えないけれど色々な関わり合いを持った人が働いているんだ。

その人には子どももいたりして、その子どもが園で感染病に罹ってたりする。

集団生活をすると絶対に風邪をひくから、病気を完全に防ぐことは難しいんだ。
子どもは抵抗力が弱くて、風邪を引いたらしばらくは動けない。

子どもの病気は家庭内で感染するから、看病をしていたら数週間くらいは流れるように経ってしまうんだ。
きっと無理をして働いている人はたくさんいるんだろうな。

看病して、ご飯作って食べさせて、吐瀉物にまみれて、洗濯して、病院に連れて行って長い間待って、薬もらって、寝る。

家族の誰かが風邪をひくだけで、こんなに時間を奪うことを子どもの頃は意識しなかったなぁ。

健康ってすごい。
元気があればなんでもできる。

手洗い

熱を出した4歳児をクリニックに連れて行ったんだ。
コロナとインフルエンザの検査をして、陰性でホッとする。

インフルエンザは発症後5日間かつ解熱後2日経過するまで、
コロナは7日間、陽性だったら引きこもらなければならない。

共働きだったらどうするんだろう。
片親だったら
頼れる自分の親もいなかったら
家族に感染したら

その間、どうするんだろう。

コロナが流行り始めた時はとても怖かったなぁ。

私の夫は単身赴任しててね、もし今私がコロナに感染して、隔離されちゃったり倒れちゃったらさ、この子たちの面倒を誰がみるんだろう?ってこわくなっちゃったの。

私、これから実家に身を寄せようと思うんだ。
東京から田舎に帰ってくるな!って白い目で見られるけど、無理だもん。
友だち

講習では手洗いの重要性もとくと説かれた。

16歳の頃にバイトしてたマクドナルドでは爪のチェックと手洗いが厳重に行われていたな。
逐一手を洗うんだ。
ブラシで爪の隙間もね。

マックは流石だ。

購入者側の手が汚くないことを祈ってる。

手は爪あたりをよく洗おう

おまけ

講習を無事に終えて、手洗いと消毒と感染症と法律に対しての知識がアップデートされた。

講習というものを受けるためにわざわざ顔認識をするのも、カメラ監視され続けるのも、再生スピードが変えられないのも、ちょっと操作をミスったら最初から視聴し直さなければならないのも、これは儀式だから仕方ないのかもしれない。

タイムパフォーマンスが悪いなと思うことも、飲食店開業のための儀式なんだ。

一通りハンバーガー屋さんごっこを楽しんだなぁ

サラダバーガーはヘルシー
ダイエット中に最適


木のプレートに盛り付けるのもいいよね


次はなにしようかな

"儀式"って気になる
儀式で世界は形作られてて、
儀式があるから集団が形成されるんだなぁ
儀式の本、買っちゃおうかな

本が欲しい