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コンピュータサイエンス、電気工学の博士です。「洋楽ファン」歴1年で、フィリピン、インド…

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コンピュータサイエンス、電気工学の博士です。「洋楽ファン」歴1年で、フィリピン、インドネシアなどのAsia popの情報を集めています

最近の記事

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マライヤキャリー in インドネシア

Ziva Magnolyaの"Get Over Him"が今日、公開されました アメリカのR&Bのリフ&ランをもっと自由、自然に使い、明るく華やかです。ダンスはK-Popを意識していますが、バックのダンサーがヴォーカルを引き立てるインドネシアスタイルです Ziva Magnolyaは2020年のアイドルコンペティションで注目されました。独特のリフ&ランと言われますが、八代亜紀みたいなところもあって、これまでの音楽をブレンドして新しい音楽が生まれていると思います。Stacey Ryanとの"Fall in love alone"ほか、多くのアーティストと共演して表現力が増していると思います

    • Para Sa Akin

      Sitti Navarroは、2006年にリリースしたファーストアルバムCafé Bossaで、フィリピンでほとんどただひとりのボサノバシンガーとして愛されているそうです。Para Sa AkinのMVでは、スペイン時代風の家のテラスで鳥のさえずりも聞こえます。Araw Gabiのようにみんなが知っている曲ですが、それはレジェンドRegin Velasquezにどれだけ近づけるか挑戦するみたいなのに対して、Para Sa Akinは親しみをこめてみんなが思い思いに歌う動画が投

      • イパネマの娘 in the Philippines

        いまのフィリピンは英語圏のようになっていますが、スペイン領の時代が長く、スペインを通じてヨーロッパと繋がっていて、カトリックの信者が多く、人の名前の付け方などにもあらわれています。音楽もAmerican Popsの影響が大きいと思いますが、メロディーのきれいなオリジナルのボサノバを歌う人、それを新しくカバーする人がいます。ラテン系の音楽も入って、OPM(Original Pynoi Music)のユニークなところが作られていると思いました Sitti Navarro のイパ

        • Araw Gabi

          Araw Gabiはフィリピンの人は誰でも知っている曲で、アイドルコンペティションの課題曲みたいになっています アーティスト達が、影響を与え合った結果をそれぞれ配信して、曲が成長していくところを見ることができます。同じ曲でも別の人が歌えば違う作品になり、同じ人でも年齢が上がり経験が増えれば違う作品になります。ある人が良い作品を発表すると、他の人の作品も良くなるようです。見かけにもあまりこだわらないというか、むしろ成長を表すようにしているみたいです Gigi de lana

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          Willow Smith & Mohini Dey

          5月1日のNPR Tiny Desk ConcertのタイトルはWILLOWで、Willow Smithのjazzyでgroovyなヴォーカルで再生数は5日で100万回を超えていますが、ベースをギターのように高速で巧みに演奏しているベーシストが誰か調べると、インド出身で注目されているMohini Deyとの競演になっていることがわかりました Mohini Deyは9歳から演奏していて、多くの有名なアーティストと共演していて、8月には来日してビルボードライブで演奏するそうです SET LIST "Symptom of Life" "Split" "Wait a Minute!" "Run!" "Big Feelings" MUSICIANS Willow Smith: vocals Liso Lee: guitar, vocals Zach Tenorio: keys Mohini Dey: bass Taylor "The Pocket Queen" Gordon: drums

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          Isyana Sarasvati Live at The Sound Project vol.5 2022

          NPR tiny desk concertsの始まりは、co-creatorのBob Boilenが大きなイベント会場の音質の悪さにショックを受け、良い音楽の環境を作ろうと思ったことですが、その答えはインドネシアにあると思います Isyana Sarasvatiのライブは静かなささやきから会場全体の盛り上がりまで再現されています。騒々しいはずのイベント会場でaudienceの歌声が聞こえる背景は無音で透き通っています。これはaudienceにもplayerにもきれいに聞こえていると思います。それぞれの楽器の音もきれいに聞こえてそれが曲のクォリティを高めていると思います クラシックからプログレッシブロック、メタルまでひとつにつながった音楽になっていると思います

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          インドネシア アイドル ソングバトル

          最初は平凡な主人公がゲームに一つずつ勝ち、ラスボスを倒してヒーロー(ヒロイン)になるのはまんがのストーリーの一つだと思いますが、インドネシアのアイドルのソングバトル、最初、Tori Kellyの"Dear no one"の1コーラスの弾き語りでオーディションをパスした後、Justin Bieber、Allen Stone、 Stievie Wonder、Beyoncé、Bruno Marsなどの課題を次々とクリアしていきます。アイドルと言っていますが、R&B、pops、バラー

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          Saving all my love for you

          インドネシアのR&Bシンガーの人たちが、Stievie WonderやWhitney Houstonを聞いて育ったと言うので"Saving all my love for you"(1985年)を聞きましたが、インドネシアの人たちの演奏よりも控えめだと思いました。このMVはWhitney Houstonがヒットチャートに現れた時のものですが、WhitneyはCissy Houstonがお母さんで、Dionne Warwickがおばさんだと言って、"inherited long par"と紹介しているのは、遠回しに"nigger"と言っているようで、当時あまり好意的に思われていなかったのではないかと思いました 今は今で、トランプさんが"Make America create again"と言っているせいか、Beyoncéまでカントリーウエスタンみたいになっていて、American popsは東南アジアに引っ越してしまったみたいに思うことがあります

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          Bob Boilen left NPR Tiny Desk Concerts

          2008年からNPR(アメリカ公共放送)、Tiny Desk Concertsのco-creatorだったBob Boilenが去年の10月にリタイアしたことが報じられています https://www.nytimes.com/2023/09/15/us/bob-boilen-npr-all-things-considered.html それ以前からAll Things ConsideredのプロデューサーだったBob Biloenが、大きなイベントのLaura Gibsonのコンサートに行ったところ騒音で音楽を聞くことができなかったことにショックを受け、NPRの自分のオフィスに呼んで演奏させたのがTiny Deskの始まりだったと言われています そして18年間に1,200回放送、ネット配信されて、アメリカを中心とする音楽のカタログになっています。そしてミュージシャンたちが、出演することを名誉に思うようになり、こんな環境で演奏できるかと文句を言いつつ、大きなコンサートにはない「親密な」環境での演奏の可能性を追求しています 2008年から今までの間には、演奏、収録する環境、聞く環境にも大きな進歩があって、それまでのCDや放送に対するネット配信の優位が確立されたと思います。ポピュラー音楽も、ピアニシモからフォルテシモまでの音量を使ってより表現力を持つようになったと思います。「瞬く間に全米の人気コンテンツとなり」という表現もありますが、実際は、最初はローカルFM局の番組みたいだったものが、いろいろな試行錯誤を経て18年をかけて広がっていき、フィリピンのWish107.5など他の国でも始まって、広く認められるようになったと思います

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          Runaway Baby, Ziva Magnolya ver.

          https://youtu.be/zgawG_52p0s?si=ttCoOoasI0s-0MIo Ziva Magnolyaが2020年のアイドルコンペティションで歌ったRunaway Babyは、Bruno Marsの2011年の曲です。Bruno Marsは歌もパフォーマンスも面白いですが、そのころは新人で、それからグラミー賞を17回も受賞するとは思われてなくて、動画を作った人が良さをあまり理解してなかったようです。中間のダンスの部分が目立つようになっているけれど、歌は

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          Tiny desk concerts JAPAN

          アメリカ公共放送NPRのTiny Desk Concertsの日本版が3月16日の藤井風のライブから始まったそうです 「満ちていく」の構成/リフレイン/サビには、フィリピンpop(Katrina Velarde、Regine Velaskuez)を思わせるところがあり、ラン/アドリブはインドネシアpop(Ziva Magnolya)を思わせるところがあると思います。アジアの共通の価値観を目指すことは大切だと思います

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          Whitney Houston 2.0

          フィリピンpopsのKatrina Velardeは、2017年にアイドルとしてデビューした時は、コンペティションの予選を通過できなかったそうですが、パワフルなベルティングボイスと美しいリフ&ランが注目されるようになり、2022年の末にドバイのイベントで"Asia's Vocal Supreme"と呼ばれ、フィリピンpopsを有名にしたLea Salonga、Regine Velaskuezなどのレジェンドとともに世界で知られるようになったそうです Whitney Houstonの"Saving all my love for you"のカバーでは、随所がベルティングボイスとリフ&ランで飾られています 他の人ならば息が切れるところでもう一段盛り上げるベルティングボイスに、audieneはあっけにとられているみたいです リフ&ランはR&B、ゴスペルのテクニックで、Whitney Houstonは本場のR&B、ゴスペルの人なのに、たくさん売れるためにはあまりそれっぽくしない方が良いと思ったのか、それとも全盛期の1990年ごろにすでに薬物の影響があったのか、長いエンディングまできれいにまとめられているKatrina Velardeバージョンが自然に聞こえるように思います。Whitney Houstonも本当はこのように歌いたかったのかもしれないと思います インドネシアでリフ&ランの上手な人が注目されている流れにあるようですし、みんなが知っているそれまでの曲をブラッシュアップしていく曲作りや、緊張感のあるバックの演奏にもインドネシアpopsが意識されているように思います

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          カトリーナ・ヴェラルデ(Katrina Velarde)

          フィリピンにはAmerican popsが深く浸透しています。そこでchatGPTに、Whitney Houstonの"Saving all for my love"を歌って上手な人は誰? と聞くとその一人としてカトリーナ・ヴェラルデを紹介されました chatGPTは、カトリーナ・ヴェラルデのヴォーカルはパワフルで、ツイスト、ランと言われる表現力も豊かだとも言っています。マニラにWhitney Houstonが降臨したみたいです

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          Glorious

          FIFA U-20 World Cup Argentina 2023のオフィシャルソングではインドネシアのLyodra、Tiara Andini、Ziva Magnolyaが三人の共演しています。インドネシアpopでは、色々な組み合わせの共演も多いですが、アイドルコンペティションも何人かで一緒に歌って点数を競い合うようなのがあります。試合では選手が競い合い、オフィシャルソングではアイドルが競い合うみたいでワールドカップらしいコンテンツになっています

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          mindblowing!

          インドネシアの国営メディアANTARAによるとIsyana Sarasvatiの"mindblowing!"は2023年の春に発表されました アルバムIsyanaの中で、それぞれの生き方をしている人の間に結びつきができることを表現するプログレッシブロックの曲です ANTARAにはハミングとギターのリフが良いと書いてありましたが、MVの中心はダンスで、刀を振り下ろすと周りが光って別の世界に飛んでるような、(見ているものが少ない中の例えですが)鬼滅の実写版があったらこうなるみたいな感じがしました。有名な人が振付けをしていて、Isyanaはダンサーではないけれども、バックのダンサーが盛り立てているのと、カメラがダンスして動きをよく見せていると思います Isyanaは口パクすらしてないみたいですが、自分で作詞、作曲、プロデュースをしている存在感は圧倒的で、面白いMVに仕上げるためのベストなパフォーマンスをしてると思います

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          Stacey Ryan X Nagita Salvia

          インドネシアpopでは共演が多いので、タイトルを見ればそうだろうと思いますが、この動画は、最初と最後はDancing QueenとFall in love aloneを一緒に歌いますが、間はNagita SlaviaによるStacey Ryanのインタビューで、MCが出演者と歌う、朝イチで有働由美子がゲストと一緒に歌うような、見たことがないコンテンツになっています インタビューで、Stacey Ryanは何が好きと聞かれて、マイケルジャクソン、ビルウィザース、アースウィンドアンドファイアーと言い、エマ・フィッツジェラルドは絶対で、今のアーティストではYebba、Tori Kelly、Raveenaで、blackpinkのコンサートに行ったと言っています。洋楽を聞いている人は知っているアーティストと思います。Stacey Ryanとインドネシアのアーティストと同じアーティストを聞いていれば、インドネシアpopも楽しめるのだと思います

          Stacey Ryan X Nagita Salvia

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