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10月7日ムスメシ戦に向けて 6 試合をすることで深層から感情と言葉が出てくる

試合前後は自分でもびっくりするほど感情が出て、それに引っ張られて言葉がよく出てきます。

自分で出そうとしている感覚はないのですが、試合に向かう過程や試合前後で出る感情や言葉は普段の自分にない特別なものがあります。これは試合をするから言葉が出てくるわけではなく、試合をすることで感情が丸裸になって、普段は装いの中に隠れている感情が露わになっているのだと思っています。

決して新しく何かを作っているわけではなく、本来あった自分を解放することで出る生の感情が言葉になっているのです。信頼関係があってこそだが、ここ数試合はAbemaで試合前後に密着してくれるカメラマンに「どこまでも撮っていいから、撮りこぼさないようにお願いします」と伝えるほど、試合前後に生の感情は溢れてきます。

これは格闘技に限った話でもなく、フリーのプロレスラーの今成夢人さんは試合の入場はおろか、控え室から感情が溢れて涙していたりして、別に控え室で泣くこたないし、お前以上に泣きたいヤツはいるだろうと思いつつ心配にもなるのですが、自らがすべてを賭けて表現するものの前で着飾れないのは何でも誰でも同じなのだと思います。それもあって今成夢人さんの試合前後のコメントは定期的にチェックしています。まあそれはそれとして。

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