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10月7日ムスメシ戦に向けて 3 試合1カ月前 ムスメシとスタイルが噛み合うのか問題 結局は青木真也をぶつけるしかない

1週間おつかれさまでした。練習から帰宅して、ひと息ついて書いています。今週もよくがんばりました。

グラップリングマッチと言えども、試合1ヶ月前になると試合独特の空気感が生活全体を覆ってきます。グラップリングマッチでも貴重な世に出る機会ですから、できる限り価値のあるものにするためにも、試合前のプロモーションをMMAと変わらず、精一杯取り組むのが試合の空気感を作り出しているように思います。

今日は台風で雨だったのですが、変わらずに自転車で練習に行ってきました。週末で疲れもあるので、4−5本くらいで軽くやって終わろうかと思っていたのですが、金原正徳さんの試合前の撮影で撮影クルーがきていたり、突如として二重に整形した武田光司さんが何度も当たりに来てくれたおかげで、引っ張られて9本やることが出来ました。金曜日にこれだけ練習ができるのは心身共に良い状態である証拠です。

10月7日の試合はグラップリングマッチと言っても、対戦相手のマイキームスメシはレスリングの攻防を一切やらず、最初から引き込んでくるスタイルです。同じグラップリングでも、僕が日々の練習でやっているMMAグラップリングとは似て非なるものです。

僕のスタイルとムスメシのスタイルが手が合うか合わないかで言うと水と油で手は合わないはずです。ルール的には引き込まれたらグランドに付き合わなければいけないルールなので、本来は水と油で噛み合わないところを僕が合わせていくしかないです。

マイキームスメシ対策を考えると柔術ベースの選手を相手にノーギグラップル的な練習をして、ムスメシ対策を練った方がいいとは思うのですが、僕は週一回のカルペディエム三田でのノーギグラップリングの練習くらいしかそれらしい練習をしていません。それ以外はMMAグラップリングとMMAの練習をしています。付け焼き刃で柔術的なグラップリングをしても逆に自分の良さが消えてしまうと思っていて、今回も自分の良さを徹底して出すようにしていこうとしています。

試合まで1ヶ月となりましたが、青木真也の40年間をぶつけるだけですから、ここから何か特別なことをやっていこうとは思っていません。練習も仕事もいつも通りしっかりやって、試合に臨もうと思っております。僕は今回も強さと闘いにこだわって試合に挑みます。強くありたい気持ちはずっと変わっていないです。

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試合に向かうにあたって、僕は練習で競技に向かう競技力を整えることだけが僕の仕事だとは思っていません。僕の考える強さと闘いは競技力を整えることだけではないので、試合に向かう中で青木真也の青木劇場を丁寧に整えていくことも僕の強さと闘いを追い求める上での大事な要素だと思っています。

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