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10月7日ムスメシ戦に向けて 12 セコンド竹浦正起さん登場で試合に向けての意志が固まる

水曜日の16時半に竹浦正起さんがホテルに到着。

ついてすぐに練習を受けてもらい、調子の確認をしました。
試合に向けてのスタイルに特化した練習なので、普段日本で練習してもらっているような成長を狙った攻める練習ではなく、相手のしたいことをさせない練習に特化してやりました。

ただただ抑え込むような堅い攻めを繰り返す

僕は自信と手応えを感じてはいるし、コンディションも良いと感じているので、僕の青木真也への期待はここにきて増しています。竹浦さんもポジティブな言葉を意識的に発してくれて、彼の普段行っている会社の長としての組織マネジメント術の片鱗を見たように思いました。彼の発する言葉から意識的なものを感じるし、コーチング術や声掛けを学んだ上で試行錯誤してきたのだろうと感じました。大したものだと思います。

練習後はプールに飛び込んでクールダウン。
プールに飛び込んで体温が下がると我に帰ったように試合を客観視して、今までの「必ず勝つ」と思っていたマインドから、「大丈夫かな」と不安がよぎるものだから、精神と身体は綿密にリンクしているのだと改めて思います。身体の限界がくれば心も折れるし、心が折れたら身体も動かないので、折れない心などというものは外から見た幻想と格好付けであって、心も身体も過信せずに自分自身を知って弱さを認めるところからなように僕は思っています。

練習前後にAbemaチームの撮影でコメントを出したのですが、何を話そうと思っていたわけでもないのに聞かれれば流れるように言葉が出てきて、これもまた日々の思考と喋り慣れだと思いました。Abemaの映像がタイからは日本国内視聴のブロックが掛かって見れないので、どこまで使われているのかはわからないのですが、セコンドワーク以外に竹浦さんにセコンドをお願いした理由は、彼に今の青木真也を見ておくことが肥やしになると思ったのがあって、彼ならば何かを感じて残してくれるだろうと思ったからです。

この感情は2012年にエディアルバレスとクリーブランドでやった試合の際に北岡悟さんにお願いしたときも、北岡悟さんに試合を見てほしいと思ったときと意味合いは違うけれど似たようなところがあります。試合を間近で見てもらうことで何かをプラスにしてくれると思うのですよね。それは見た本人に対しても、業界に対しても、社会に対しても何かしらのプラスがあると僕が思っているので、お願いしているところがあります。



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