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玖村将史対金子晃大と好きだった箱庭K−1の終焉 両選手おつかれさまでした。

格闘技イベントが各所で行われて大忙しの日曜日です。
格闘技ファンの方々はいかがお過ごしでしょうか。

昨日、久々にホーム中村浴場のサウナに行ったところで、格闘技好きの防水屋のお兄さんに「明日はK-1見る?」と話しかけたら、「UFC293を見ます!」と格闘技通の教科書のような返答をされて困惑しましたが、僕がK-1を見る気持ちはブレず、朝から掃除をして買い物を済ませて中継を楽しませていただきました。

たったいまK−1を見終えたところで(メインを残してはいるが見る気力はそれほどなくBGM程度)、ここからは身の覚えはないのですが、何故か共演NGを頂いている桜庭和志さんプロデュースのグラップリング大会「QUINTET」をAbema観戦しようと思います。BJJLABで教則映像でお世話になっている竹浦正起さんの奥方である石黒遥希さんも出るのでみんなで見よう!abemaTV!まあそれはそれとして。

競技レベルで言えばMMAはUFCが一番だし、立ち技はONEだけを見ていれば済む話なのですが、競技面だけではなく物語も含めたパッケージとして考えたところにK-1やその他の団体の付け入る先だと思っているし、競技を通じた物語が求められているのだと思います。競技とか、世界とか、最強っていうとONEやUFCと同じ土俵で闘うってことであって、運営も選手もある程度の箱庭で物語性を大事にして行くのは大事だと思うのですが、どうなんでしょうか。今回のK−1は前体制が物語をしっかりと作ってきたカードで、新体制の匂いのしないカードに興味があります。

僕は今回のK-1は玖村将史対金子晃大戦に興味がありました。

勝敗に興味があるわけでなく、極論どっちが勝ってもいいというか、両者共に勝っても負けても物語は紡いでいく安心感はあるので、勝敗はそこまで重要視していませんでした。前体制の新生K−1は箱庭の物語を含めて楽しむもので、純粋な競技だけではないのが僕の解釈であります。

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