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布教したい「マユリカのうなげろりん‼︎」

今回はマユリカの冠ラジオ「マユリカのうなげろりん‼︎」の布教をさせてもらいます。
私も3ヶ月前くらいから聴き始めたのですが、ユルユルのトークがクセになってPodcastで一気に聴いています。

マユリカは阪本さんと中谷さんが結成したコンビです。
メガネをかけてぽっちゃりしていてハイトーンで話す方が中谷さん、黒髪でちょっと気怠く低いテンションで話すのが阪本さんです。

座王で初めて阪本さんを見て「面白い」と思ったのがマユリカを知るきっかけでした。
大喜利がすごいとかモノボケが得意とかそれ以前に、1人だけうっっっすい白Tシャツを着ててめちゃくちゃいじられているのが阪本さんでした。

中谷さんは、他の番組で尻にひらがなを入れているのを見て「あぁ、この人が薄Tの相方…」というくらいの認識でした。

最近になって2人揃ってテレビで見かけるようになってきましたが、マユリカを知ったばかりの頃の印象はその程度のものでした。

3歳からの幼なじみコンビ

マユリカは3歳からの幼なじみが結成したコンビです。そんな2人のラジオは、良い意味で盛り上げようとしない、力が抜けたトークが魅力です。

小学校の頃の思い出をツラツラと話したり、共通の友人や家族の話を始めたり、知らない人の話なのに幼なじみでこそのユルさで話し続けるこの感じ……授業の合間の休み時間にクラスの男子の取り留めのない話が耳に入ってしまった感じに似ています。

その雰囲気がよくわかるエピソードとして、中谷さんのお母さんの話があります。
ちなみに特定の回で出て来るわけはなく、準レギュラーと言っても良いくらい話題に上がります。

中谷さんはお母さんの誇張しすぎたモノマネをラジオの中で何度もしていて、阪本さんもそれに対して「(その喋り方)コオロギ食ってそう」など悪ノリしてイジって笑っていたら、ついにお母さんが怒ってしまい、危うくお母さんと中谷さんは本当に絶縁しかけるという出来事がありました。
この後ちゃんと和解成立したのですが、その話を聞いた阪本さんは「やべー、俺のことなんか言ってた?」と気まずそうし、結論として「もうラジオではあんまりモノマネしないようにする」と2人してシュンとして終わるという回です。

「冗談じゃ〜ん」で済ませることもできたでしょうが、親を嫌な気持ちにさせたら普通にションボリしてしまうのが、幼なじみならではの関係性が作り出した空気だと思います。

イカれた企画

この番組ですが、何とスポンサーがいないところからスタートした珍しい番組です。なので制作費がない。
制作費を稼ぐためにマユリカの2人が考え出したのが「写真集を出す」です。しかもビキニの。
どうせ販売をする機会があるなら1度はやってみたかったという理由でどんどん企画が進み、リスナーから協力者が出現し、結果2700部売れたというイカれた企画の結末として完璧すぎるサクセスストーリーです。

リスナーから「どっちが気持ち悪いか、それはなぜか」をメールではなくボイスメッセージで募集し、自分が気持ち悪いと言われているメッセージを持ち札を出すように聞き合い、心にダメージを受けるというイカれた回もありました。

何かやろうとした時に自分へのダメージを顧みず、攻撃力の強い方を選びがち。それがマユリカのラジオです。

うなげろりんのここが好き

企画を立ち上げた時はイカれた選択をするのはもちろんですが、どこから聞いても大丈夫などうでも良さが好きなポイントです。
本当にどうでも良いことばかり話しています。

前述しましたが、クラスの男子が話している取り留めのない話がたまたま耳に入った感じなので、オチがあるわけでもなく、すごく盛り上がるわけでもなく、中谷さんが話題を振って、それに対して阪本さんが中谷さんをクソミソにいじって終わる、というのが基本的な流れです。

辛辣な阪本さんと、一切めげない中谷さん。
そのテンションの差に家事をしながらたまに声を上げて笑ってしまいます。

基本はそれですが、ごく稀に阪本さんのテンションが上がって取り乱すのを聞けたり、中谷さんが身を削って本気で泣いたり、本気で照れたりしてるのを聞けた時に、私はちょっとグッときてしまいます。

昔から色んな顔を見てきた関係だからこそ、ここで恥ずかしがらないで気持ち出せるんだなーというのを感じられるもまた、私がいいなと思うポイントです。

まとめ

Podcastなので、いつでもどこからでも聴けるのが良いです。
ここで挙げた以外にも中谷さんが身を削って黒歴史を晒したり、阪本さんがめちゃくちゃ上から誕生日プレゼントをねだったり、書き切れないエピソードはまだまだあります。
ですが、どこから聴いても情報の濃さもエンターテイメント性もないでとにかく一度聴いてみてください。

今回もまとまりのない文章になってしまいましたが、気になってもらえたら嬉しいです。


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