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2022年7月ライブ記録(ユニゾン/テナー/SKY-HI/ケバブス/アジカン)

36. 07/10 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleido proud fiesta」@清水文化会館マリナート



※ネタバレをしています。



私のツアー初日、他人の感想を一切耳に入れずに臨んだので、まっさらで楽しめました。先入観ゼロでこそ体感できる感動があるので。お久しぶりな曲がたくさんある反面、ツアータイトルである「kaleido proud fiesta」を山場とした演出が素晴らしくて感涙です。

・最初のブロックで「箱庭ロック・ショー」が来て小躍り。そろそろやってくれるのではないかと勝手に期待していたので。「弥生町ロンリープラネット」もライブ初披露すると思っていたけど、次に「春が来てぼくら」が続かない代わりに、ふんわりと春色(ピンク)に染まって終わるのが素敵で、思わず笑顔になりました。

・「ラディアルナイトチェイサー」はBPMが速すぎると感じて気持ちが付いていかないことが多いのだけど、「fake town baby」への繋ぎが絶妙で印象に残りました。周りのお客さんもブラボー!って感じで拍手していたな。きっと田淵もお気に入りの配置なんだろう、と感じ取れるテンションの高さ。

・ドラムソロがない代わりに、ギターとドラムのセッションという形式が新鮮でした(田淵は演奏せずにノリノリで見ている)。しかもギターリフ、誰がどう聞いても「ワールドワイド・スーパーガール」。こんなに次につながる曲がわかりやすいことも珍しいような。大好きな曲なので嬉しい、でもフェイントで万が一この曲に繋がらなかったらどうしよう、とドキドキしながら聞いていたら、貴雄がタイトルコールしたのでほっ(笑)

・ライブ初聞きの「ナノサイズスカウォーク」、想像以上に生のギターが好みでテンション上がりました。イントロのギターリフ気持ちいい。ギターソロも音源と変えてるかな?「ワールドワイド」からの繋ぎもぴったり。この組み合わせ好き。

・ハイライトは「オリオンをなぞる」からの「kaleido proud fiesta」でした。「オリオン」で回る低めのミラーボールが、私史上最高に胸きゅんなミラーボールで釘付け。2階席の上手だったのですが、ちょうど貴雄の右隣り辺りでくるくるキラキラしているように見えました。そんな位置でくるくるキラキラしているミラーボール、お目にかかったことがない。よくよく知ってる「オリオン」が、別の曲に聞こえてくるぐらいにロマンチック。

そうこうしているうちに貴雄にヘッドホンが装着されたので、「これはもしかしてタイバニ繋がりでカレイドに行くのでは…?」「やだ最強の流れじゃない!頼む!行ってくれ!」「貴雄、相変わらずヘッドホン片手で直してる」「スタッフのこと、へたくそって心の中で毒づいてるのかなw」、など雑念を交えているうちに、果たして「かくして~♪」に繋がったので、「っっっかくしたぁぁぁぁぁ!!!!!」と大歓喜です。

ステージ上部からバンドのロゴが下りて来るし(ユニゾンのここぞという時の演出でおなじみ)、照明がカラフルな色に切り替わってステージが華やかに彩られ、無敵で多幸感溢れる曲のイメージに追い打ちをかけるようで、感極まって涙が出て来て、さらに目の前がキラキラに滲んでしまいました。

私は「kaleido proud fiesta」が本当に好きなのです。上昇気流に乗るような極上のメロディーに巻き込まれて自分が高揚する。こんな感覚、あまり他の曲で感じたことがないように思います。初めてタイバニのイベントで聞いてドキドキした時から、ラジオオンエア・テレビ出演・CD視聴・ftH&Limitedで聞いて感動して、ツアーで聞いてなおこれほどまでに感動できるのかと。私の感動メーターまだまだ余裕があったのか。

テレビ出演は「Love music」の演出が一番世界観に合っていて華やかで泣けてしまったのですが、それにちょっと近い気持ち。ぱっと星空に切り替わる演出がまた良くて。
ユニゾンと全く関係ないのですが、最近「銀河鉄道の夜」の原作とアニメ映画を見返して感動していて、星や銀河に思いを馳せたりしていたので、自分の心情にリンクして余計に感動に追い打ちがかかった気がします。さらに「to the CIDER ROAD」という流れも高揚感冷めやらずでした。

・全般的に曲の繋ぎに命をかけているということがヒシヒシと感じられました。田淵のセトリにかけるロマンがすごい。そこまでしなくてもユニゾンのライブは楽しいから大丈夫だよ、と言いたくなるほどに。お客さんのためであると同時に、自身が飽きないことも大事だろうから、胸張れるものをストイックに突き詰めているのかなと感じます。

・人に言われて気づいたのですが、MCはあいさつ程度。でも全然気にならず。これぞユニゾンって感じの洗練されたショータイムでした。だからこそ余計に全体の流れや曲の繋ぎが美しいと感じるのかも。不要なものをそぎ落とし、ますますシャープにソリッドになっていく。そこが唯一無二の魅力と感じる理由なのかな。

・音に関しては、ホール2階席だったので「ああホールの音だなぁ…(こもる)」と思ってしまいました。前回ユニゾンを見たのがZepp横浜で、音がすごく好みで幸せだったので。まあそれは仕方ない。

・聞きたかったお久しぶりの曲は嬉しかったんだけど、それでもなお「あれもこれも聞きたかったのに」という欲張りな気持ち。だから、田淵の提唱する「新曲本当に要るのか問題」もすごくわかる。バンドによって新曲引っ提げないとツアーできない、という事情もあるのかもしれないけど、そうじゃないバンドがいても良いと思います。

・ツアーに複数回参加する予定ですが、セットリストを初めて知る感動も含めて、初日(自分の)にしか感じられないことがたくさんあるな、としみじみ。2回目以降は2回目以降で、だからこそ感じられることもあるので、自分の気持ちがどう変わっていくのかも興味津々です。

harmonized finale
箱庭ロック・ショー
世界はファンシー
シャンデリア・ワルツ
CAPACITY超える
Silent Libre Mirage
Own Civilization (nano-mile met)
ラディアルナイトチェイサー
fake town baby
5分後のスターダスト
弥生町ロンリープラネット
(セッション~)ワールドワイド・スーパーガール
ナノサイズスカイウォーク
サンポサキマイライフ
オリオンをなぞる
kaleido proud fiesta
to the CIDER ROAD
10% roll, 10% romance

en.
Cheap Cheap Endroll
シュガーソングとビターステップ
場違いハミングバード

久しぶりの静岡で「さわやか」へ。すっかり舌が味を忘れていたー。
水上バスに乗って「東海大学海洋科学博物館」にも行きました。しぞーか楽しいね。

37. 07/14 ストレイテナー「Big City Small Country TOUR」@豊洲PIT

ワンマン久しぶり。昨年末の新木場は行けなかったので、「Crank In TOUR」羽田以来かな?特に何も引っ提げていないツアーなので、どんなセトリかなと楽しみにしていたのですが、案の定久しぶりの曲がたくさんあってテンション上がりました。

・セトリ確認してみると、意外と古い曲は少ないんですよね。久しぶりで上がったのは「Birthday」「CRY」「A LONG WAY TO NOWHERE」「Lightning」「Curtain Falls」「Last Stargazer」「SILLY PARADE」かな。「SILLY PARADE」が一番ぶち上がってしまいました。「パパパパンケーキ!!!」と張った声で叫ぶホリエが本当に好き。テナーの変てこな曲が好きなんですけど、この頃は洋楽のパンキッシュでちょっと変わったバンドの影響を受けていたのだなということを改めて感じます(「KILLER TUNE」を筆頭に)。

・テナーは2人時代から追っているけど、近年はもはやどの曲がどのアルバムに入っているのかあまり認識できていない(ごめんなさい)。
気になって調べたら「Crank Up(2021)」からは全曲やっています。古い曲も多いけど、新しい曲も意外と多かった。試しに平均値を取ってみたら「2016年」になったので、やっぱり全体的に懐かしい感じがしたのだと思います。

・そもそもライブの機会がグンと減ってしまったので、最近の曲ですら「久しぶり!」「ナツイ!」って感じる傾向にあります。特にライブが減り始めた頃にリリースしたアルバム曲は、あまりライブで聞けていないので。
シンペイが「お前ら、ライブやれ!」って上から言われたとMCで話していましたが、そうだよもっとライブやってくれ!(笑)

・「Birthday(2007)」がかなり久しぶりな気がしてめちゃくちゃぶち上がったのですが、「原色(2016)」の次に来ても全然違和感ないのも面白いなと思いました。「倍で返せ!」はやっぱりKASABIANっぽくてかっこ良くて大好き。「CRY」はOJがトライアングルを最後に鳴らしてくれるかどうか、久しぶりに注目しちゃいました(もちろん「チーン!」)。

・今回は何も引っ提げないツアーということで、ひなっちが「なんなら弁当引っ提げる?」と言い出したので、久しぶりにひなっち節聞いたなと思って爆笑です。相変わらずMCが長かった。MCがなかった時代が本当に信じられない(笑)
「座る?」って聞かれて、シーティングさせられました(確かいつかの渋谷公会堂でも座らされたような)。ちょっと長いなーと思うことはありますが、自分たちの休憩も含むMCタイムなので、まあ仕方ないよね。体力勝負だからね。頑張れおじちゃんたち!(笑)(おばちゃんも体感鍛えて頑張る~)

・目の前が広々とした通路(フロアの真ん中ぐらい)だったのですが、それでもなおステージが見づらかったです。真っ平らなでっかいライブハウスの座席位置指定(パイプ椅子)、きついなー。早く元の世界に戻れー。

Melodic Storm(2006 sg)
原色(COLD DISC/2016)
Birthday(リニア/2007)
宇宙の夜 二人の朝(Crank Up/2021)
倍で返せ!(Crank Up/2021)
CRY(STRAIGHTENER/2011)
Alternative Dancer(COLD DISC/2016)
A LONG WAY TO NOWHERE(STRAIGHTENER/2011)
群像劇(Crank Up/2021)
さよならだけがおしえてくれた(2020 sg)
Lightning(2009 sg)
Curtain Falls(COLD DISC/2016)
青写真(Blank Map/2019)
流星群(Crank Up/2021)
叫ぶ星(2020 sg)
ROCKSTEADY(ROCK END ROLL/2004)
七夕の街(Crank Up/2021)
吉祥寺(Blank Map/2019)
No Cut(Applause/2020)
シーグラス(2016 sg)
Last Stargazer(Future Soundtrack/2018)

en.
SILLY PARADE(STRAIGHTENER/2011)
彩雲(Behind The Scene/2014)

38. 07/18 SKY-HI HALL TOUR 2022 -超・八面六臂@仙台サンプラザ

こちらにまとめました。

39. 07/20 THE KEBABS 常勝@名古屋CLUB QUATTRO

初めて関東圏以外の地へケバブスで遠征してしまいました。やっぱりライブハウスはコンパクトで楽しいね!段上を陣取れたので、4人ともバッチリ見える位置で最高の景色でした。


※ネタバレをしています。


・とにかくすごかったのよ新井さんのギターが。渾身のギタープレイ。過去イチ猛烈に感じて、愉快で笑いが止まりませんでした。何この過剰サービス。今までのライブや音源で聞いたことのない凝ったフレーズが繰り出され、タッピングも最強に滑らか、音圧もエフェクターもめちゃくちゃ効果的に使っていて、聞いていて最高に楽しかったです。

「OTODAMA」に体調不良で出られなかったことが本当に悔しかったんだろうなと思いました。「月刊ケバブス」の配信などで「ギター大変なんだよぉ」ってぼやいていた人とは思えません(笑)

・ギターの音が2重に聞こえるようなエフェクターがちょいちょい使われていました。多分今までケバブスのライブで聞いたことない音なんだよなぁ。新井さんの気合を感じました。

・特に「台風」と「THE KEBABSのテーマ」かすごかった。お耳が釘付け。新井さんのギター聞いていると、「メタル大好きな人のプレイだなぁ」ってつくづく感じます。速弾きの音が気持ちいい~。好きなギタリストたくさんいるけど、普段よくライブ見るギタリストの中で、新井さんのようなプレイをする人があまりないので、この上なく心奪われてしまう。

・佐々木が「みんなスーパーラッキーピーポー」と。どうやらバンドメンバーが練習をしてきたせいで「史上一番上手」とのこと(その言葉に田淵が爆笑していました)。新井さんの凄さが際立ったので、あとの3人に関してはいつもより上手かどうかわからなかったよ、ごめん(笑)(いつも通りかっこ良かったです)(あと、田淵がまた「デニーロ」の出だしをトチらないかどうか、ちょっとだけハラハラしたw)

・前回私が参加した横浜公演と比べると、セトリがそこそこ変わったような印象。アルバム「セカンド」からは「やさしくされたい」以外は全部やっていたかな。「常勝アミーゴ」「オーロラソース」「恐竜あらわる」「サマバケ」「ジャキジャキハート」はよくやっているイメージです(あくまで私のイメージ)。
あと今回は、新井さん不在の「OTODAMA」で作成された「ともだちの歌」がアンコールで披露されました。新井さんのギター入りで完成形なのエモい。

・「サマバケ」の田淵口笛、どんどん上手くなっている気が。けっこうキレイで聞き入っちゃうのですが、この日は早めに浩之さんがカットインしてきたので爆笑。田淵も「えっ?」って豆鉄砲食らったような顔してた(笑)

・久しぶりに「メリージェーン知らない」が聞けてハッピー!私のお気に入り新井さん曲(詞はTBC)、やっぱりかっこいい。たぎりまくるので好きなのです。

・ケバブスの日(24時間)についてのMC。やることだけ先に決めたので、何をするのかスタッフから問い詰められ、必死に内容を決めている最中だ、と田淵が言っていて笑いました。そうだったのか。

田淵発案かと思いきや、そうではないそうです。田淵は「新井くんか佐々木」だと主張していましたが、2人とも「記憶にございません」状態。浩之さんはきょとん顔で聞いていた(笑)

ケバブスの日の前日に蘇我で大型フェス(ロッキン)があるから、ついでに千葉のライブハウスで何かやろう、というところが発端。ホームのFEVERは最初空いてなかったんだけど、ケバブスのために空けてくれたようで、FEVERで実施することになったそう。

ミドルエイジだから睡眠時間はきっちり取って、朝10時からは新井さんのモーニングストレッチだと言ってました。楽しみ(笑)

・佐々木の衣装がおしゃれパジャマ(柏でもパジャマだった)という事で、パジャマパーティーやりたいというMCも。田淵が「やりた~い」って言ってたのが、ちょっと乙女ちっくで萌え。
「ナイトキャップは何のために?」「寝る時に靴下履く?」「温泉宿でライブやりたい、パジャマパーティーもできる」「船上でライブやりたい」「沖縄に行きたい(田淵)」「沖縄に僕らの客いないからパックを組んで」「飛行機でカラオケ大会やろう」と、欲望むき出しの自由自在なトークが繰り広げられました。

ユニゾンのMMMEツアーも「沖縄に行きたいから」という理由でファイナルが沖縄だったような。そんなに沖縄に行きたいならプライベートで行けばええやん。会社の金で行きたいのかw、はたまたライブを伴った沖縄遠征がしたいのか。

・渋谷でも引き続き新井さんの超絶ギターを拝めるかと思っていましたが、浩之さん体調不良で延期に。とりあえず次のGIGまで新井さんがあの仕上がりを保ってくれているかどうかマジで楽しみにしています(笑)

「まるや」のひつまぶし、美味しかったなー。もうめったなことでわざわざ遠征はしないと思うけど、観光も少しできたし(名古屋市科学館のプラネタリウム)、行って良かったです。

40. 07/23 ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 「プラネットフォークス」@日比谷野外音楽堂

アジカン17年ぶりの野音とのこと。帰宅後に調べて気づいたのですが、17年前(Tour 2005 Re:Re:)も参加していました、すっかり忘れていたけど。自分の脳が残念でなりません。
常に近い位置で追いかけているわけじゃないけど、好きなバンドが続いてくれる喜びは大きいですよね。ゴッチが「しんどかったらいつでも来てよ」というようなことを言っていましたが、ありがたいことだなーと思います。

※いつものごとくアンコールのみ撮影OK。撮影OKパートでも、皆さらっと撮ってすぐ終わりにしてるのが良いなーと毎回思います。(来日バンドのライブなどで最初から最後までアホみたいに動画回してる客いるじゃん。せっかくだから生で見ればいいのに、って不思議で仕方ない。腕上げてスマホ掲げられると邪魔だし。)


※ネタバレをしています。



・18時開演でしたが、まだまだ蒸し暑く、セミの声が賑やか。強烈にセミの声が響き、暮れなずむ日比谷の夜に映える照明が幻想的で、野音ならではの魅力が炸裂。マスクが苦しく、脱水症状に気を付けながらの鑑賞でしたが。

・このツアーは檻のような四角いハコの中にメンバーが閉じ込めらる演出ですが、野音はスペースの関係でそれが叶わず、後ろに配置されていました。ドラムも横並びなのが面白いし、見やすくて良いなと思います。常々、ドラムだけ奥まっていて見づらくて不満。音の関係で仕方ないのかなと思っていたけど、そうじゃない配置のバンドもたまにいるから、できることならドラムも見やすい位置に出て来て欲しいな。

・今回、サポートメンバーは2人(George&achico)。今年3月の「25th Anniversary Tour」は、新旧織り交ぜたセトリが楽しかったのですが、最新アルバムのツアーなので、最新の成熟したアジカンを堪能。そんな中で、「無限グライダー(2003)」はとても嬉しかったのでした。イントロの特徴的なドラムの響きにテンション上がる。野外で聞きたい、永遠に胸が高ぶる曲。

・「ダイアローグ」のアウトロ、ふとゴッチが「リアム(oasis)になってる!」と思った瞬間がありました。調べると「Rock'N'Roll Star」のオマージュを入れているようです。歌い方を寄せている、というわけではないけれど、さりげなくoasisを感じさせるところ、さすが愛が深い。

・「解放区」の晴れやかで無限大な包容力みたいなものが好き。思わず涙してしまう、心がふっと軽くなるようで。近年のアジカンの包容力と安心感にいつもほっとします。

・アンコールで結成当時の話を。ケンさんが初任給で、奢ってくれていた人に返したり、気前よく後輩に奢っちゃって、月末の飲み会は200円しか出さない、給料はお母さんが管理していた、と(笑)
ゴッチが「そんな子でも野音に立てました」と言っていたけれど、好きなことを突き詰めて、苦手なことは他人に任せた方がこの世は平和だと最近よく思います。お母さんに感謝だね(笑)

・「Be Alright」はゴッチがハンドマイクでステージを右往左往。と言いたいところだけれど、何故かゴッチは上手にばかり向かっていました。自分が下手の席だったので、ゴッチこっちに来てくれないかな~と思っていたのだけれど、中央を起点に上手に移動し、また中央に戻って来て、下手に来ると思いきやまたもや上手に。何故下手に来てくれなかったのゴッチ(笑)

ゴッチのハンドマイク好きなのよ。ソロアルバムも好きなので、ソロのライブも見たいと思っているんだけど、このご時世だし当分はやらないのかなぁ。残念。

・17年も野音でやっていなかったし、ゴッチは野音が少し苦手な模様。スタッフに言われてしぶしぶ実現、といった事情があったのかわかりませんが。でも夕方から夜に変わる空や空気は気持ち良かった。ステージから見た景色なんて最高だと思う。またいつか見れたらいいな。17年後ぐらいに。頑張って生きよ(笑)

23日。
17年ぶりの日比谷野外音楽堂。音楽史的にメモリアルな会場は、音楽以外の思惑が自分たちの意思とは別に膨れ上がるところが少し苦手だ。ユニークな会場だから仕方がないところもある。ゆっくり東京のオフィス街の陽が暮れていく風景を眺めながらの演奏は、その景色の美しさも相まって最高だった。

https://note.com/gotch_akg/n/nd7d66e8a1087

De Arriba
センスレス
トラベログ
ローリングストーン
You To You
エンパシー
UCLA
ダイアローグ
スローダウン
雨音
触れたい 確かめたい
ラストダンスは悲しみを乗せて
Gimme Hope
ソラニン
新世紀のラブソング
無限グライダー
マーチングバンド
荒野を歩け
Standard / スタンダード
解放区

en.
君という花
出町柳パラレルユニバース(新曲)
再見
Be Alright

41. 07/24 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022「kaleido proud fiesta」@NHKホール

激戦公演ゆえ自力でチケット取れなかったし、自力で取れないならもういいですと思っていたのですが、こんな私と仲良くしてくれる数少ないお友達にチケットを譲ってもらえたのでありがたく参加しました。


※ネタバレしています。



・3階席のセンター付近だったのですが、前回参加した静岡(2階上手はじっこ)に比べて、音響も演出も凌駕していました。NHKホール優秀。後から知ったのですが、改修が終わったばかりだそうで、以前よりもさらにパワーアップしていたのかもしれないですね。

・1曲目の「harmonized finale」の演出、静岡で見た時は「なんだかよくわかんない」と思ったんです。でも今回「ああ、本来こう見せたかったのか」と納得&感動。設備の質や座席位置の関係で、見え方に影響が出てくるのだと思います。まあ仕方ない。
ステージ前にスクリーンを下ろして、メンバーの影が大きくなったり小さくなったり。影絵みたいで幻想的で、曲の持つロマンチックな世界観が増幅されて素敵でした。

・3階席で位置は遠かったけど、相変わらず3人が好き勝手に動いて自分の役割を存分に発揮しつつ、1つにまとまっている様子を箱庭を見ているみたいに鑑賞できるのが愉快で好きな景色。

・「ワールドワイド・スーパーガール」からの「ナノサイズスカイウォーク」の繋ぎが一番快感かもしれない。「ナノサイズ」のイントロのギター音が好き。少々不協和音っぽさもあって、そのせいなのか心奪われます。聞けば聞くほど体に馴染んで好きだなーと思う曲。やっぱり間奏ギターソロ、ちょっと音源と変えてるよね。

・「ワールドワイド」は貴雄が「もう1回!」をフライングした疑惑。わざと早めにコールしたのかもしれないけど、ちょっと「んんっ!?」となりました。
みんな大好きな楽しい間奏部分、冷静に聞くと三三七拍子ですよね。一歩間違えるとダサくなりそうなのに、ならないという。それがユニゾンマジックだなと思います。

・静岡の時より設備の質が高かったせいなのか、大好きな「kaleido proud fiesta」で、前回よりも泣けてしまったのでした。前回は始まった途端に感動してぶわっと涙が溢れたけど、この日は終盤に再びこみ上げるものがありました。歌詞が泣ける、思い出があるから泣く、という経験はよくあることだけれど、この曲に関してはひたすら「曲が良いからなんかわからないけど泣ける」ということに尽きる。そんな曲って自分にとってなかなかないから、とっても新鮮だし嬉しいし、大切な曲だなぁと思っています。

静岡(2階上手)では、ミラーボールが貴雄の右側に位置しているような不思議な位置に見えたけど、センター付近から見ると左側でした。近くで見るとまた違った位置に見えるのかしら。いずれにせよ低い位置で回るミラーボール強烈。あの光を浴びていると正気を失う気がする。夢の世界。

とても良いお写真で泣けてきましたね!結成日だからとかじゃなくて、ライブがとても楽しくて、3人とも良いお顔なので。

都民としては、ただでさえ東京公演のチケット取るのに苦労しているのに、他地域からの遠征を促すような結成日の公演(7/24)を東京に重ねないで欲しいですね。少数意見だとは思いますが。東京と大阪はもういいよ。地方でやってあげてはどうだろうか。

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