付き合って1ヶ月、変化など
4日前、不意に雑な呟きを投下していてすみません。
4月に入ってからというもの、総務人事の仕事ゆえに多忙を極め、note自体を開く隙すら失っていた。
3月末の人事異動で雑用担当だったオジサン(年齢を馬鹿にしているのではなく、自称がオジサンだったのでそう呼ばせてください。)が他オフィスに異動。新しい補充はなく、私の部署はシンプルな人員マイナス1を食らった。
とはいえオジサンは元々の仕事量がそんなに無かったので、”食らった”というほど食らわなかったかもしれない。変な日本語だな。オジサンが異動前に作成した新入社員研修用の資料が端から端まで不備だらけで、差し替えに時間を取られたくらいか。
純粋に忙しい時期です。
その一方で、彼氏との時間は嘘みたいに穏やかに流れている。
過去最高に閲覧していただいている。嬉しい。
私は27歳で、彼が24歳。
彼は最後にお付き合いをしたのが中学生の頃という超!恋愛奥手男子で、女性経験はもちろん、その他の恋人に纏わるほとんどすべての行動が”ハジメテ”だ。たぶん。
付き合ってすぐの頃は全部のLINEに長文で返信をしてきて、絵文字でキラキラしていて、思わずオジサン構文か!ってツッコミをしてしまいそうになったり。
デートも謎の距離感(遠い)で歩き、その位置も隣ではなく斜め後ろ…?親子もしくはペットか…?となったりもした。
そんな行動が可愛くて可愛くて、あとやっぱり顔がタイプで、私は彼に会うたびに常に彼の顔を眺めてはニヤニヤとする日々を送っていた。
1ヶ月と少しの交際期間を経て、変化したことを纏めておく。
【呼び方・話し方】
元々が3個も年齢差のある先輩後輩だったので、常にさん付けと敬語だった。
お付き合いをした翌週からはあっさりタメ口に切り替えられていたが、呼び方はそのままさん付けだった。
今はさん付けで呼ばれることがほとんどない。
一番多いのがあだ名のちゃん付け。次が名前にちゃん付け。たま~に呼び捨て。
私は出会った頃と変わらず名前にくん付けで呼ぶことがほとんどで、たま~~~に呼び捨て。
彼が私を呼ぶときの声もガラッと変わった。
あったかくて、甘ったれてて、愛しさが滲み出ていて心地いい。
【愛情表現】
結局のところ、私は私にベタ惚れてくれる人が好きなのだなって思う。
私自身が”圧倒的愛情表現”の異名を持つ(誰からも言われたことないけど)女なので、常に好きという感情を大爆発させてしまいがちなのだ。
自分だけが好きなんじゃないか、私ばっかり惚れてるんじゃないか。って考え込んでは無駄に悩んで、勝手にメンヘラになって、泣いて暴れて、相手を疲れさせる天才。それが私。(最悪物件すぎる。デメリットしかない。)
彼はというと、恋愛経験がないあまりに愛情表現なんて皆無。
付き合う前までは「この子って恋愛感情あるのか…?女の子に興味がないのでは…?」とこちらに思わせる程度に恋愛感情の素振りすらなかった。
それが今は、少しだけ変わった。
「好き」も「可愛い」も
「会いたい」も「寂しい」も口に出してくれるようになった。
その回数は多くはないとはいえ、1回1回に本当に想ってるんだよって気持ちを込めて伝えてくれるのが嬉しい。
デートのお誘いをしてくれる時、「この日は天気が良いから手を繋いで外を歩こうね」と言ってくれるのも嬉しい。
「毎日お仕事頑張ってるから会ったらぎゅーってしようね」って口に出してくれるし、実際会ったらそれを行動で示してくれるから好き。
それでもたまに私のメンタルが崩壊することはあって、すでに一度大泣きはした。仕事で疲れているのに仕事の話ばかりされた日に、うわあーって壊れた。
うわあーって壊れて大ギレをして疲れ果ててから「理不尽に怒ってしまってごめんなさい」って謝ったら、「え、怒ってたの?」と言われた。どこからどう見ても怒ってたのに。
「泣かせちゃったのは申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、怒ってるとは思わなかったよ。疲れてたんだね、早く寝ようね。」で、その会話は終わらされて、私はこの子の鈍感さにこれからも信じられないくらい掬われるんだろうなって思った。
逆に彼の心を攻撃してしまわないように、気を付けないとなって猛省した。
それからは私も、素直に感情・+α、してほしいことを口に出すように心がけるようになった。
「疲れているので仕事の話をしないでください」「イライラしやすいので刺激を与えないでください」「ただ甘やかしてください」
口に出せば何でもしていいわけじゃない。泣くことも怒ることも不必要にしていいことではないし、もちろん感情が暴れそうになる前に自分自身で対処しなければならない。
でも、口に出して相手に状況を伝えることで、よっぽどメンタルが壊れることは減るんだなって、この歳になって今さら学んだ。
こんな所だろうか。
私たちは私たちのペースで、大人になっても中学生みたいなスピードで、恋人になろうとしている。
当たり前のように異性と会話もせず、連絡も取っておらず、連絡先にすら存在しない彼氏のことが、私はもうたまらなく好きなのだ。
彼の家に行って、この前は初めてのお泊りだってした。
同じ布団に包まりながらピタッとくっついて寝ているのに、疚しい感情を1mmも出さない彼のことが。出さないのか出せないのかは分からないけれど、そんなペースで愛を育むような恋愛がこの歳になって出来るとも思っていなかったから、たまらなく嬉しいのだ。
私は彼を大事にする。
大事にするって決めている。
全額をセブンイレブンの冷凍クレープに充てます。