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好奇心

一つの事に夢中になると他の事が疎かになる

均等にできる事もある
洗濯をしながら、掃除機をかける
とか
朝食の後片付けとか

だけど
趣味に関しては全く別

私は多趣味だと言われるが

読書が好きで本を読み始めると
別の趣味は棚の上

自分の中の決まり事

「一日最低一本は詩を書く」
「なんでもいいからnoteを書く」

これを最低限に守るようにはしている

子供の頃からそうだったかというと
そうではない
子供の頃は好奇心が旺盛で
目につく事はなんでもやった…
ような気がする

「落ち着きがない子」

よく言われたものだ(苦笑)

だが、大人になるにつれ、好奇心は冷静に冷ややかになっていった。

多分、色んな失敗を克服できていなくて
拗らせた結果なんだろう。

人前に出るのだって大好きで、
自分アピールの自己紹介も好きで
自分から声かけていけたのに
いつのまにか人の輪からはなれて、
声かけてもらうのを待つ人になってしまった。

人との交流がとだえると脳の処理能力は落ちるのか
二つの事をいっぺんに処理できなくなって
しまった。

音楽を聴きながら本を読む
音楽を聞きながら手紙を書く

これができなくなった

『音楽』と『読書』を合わせる事が難しく
どちらも存在を主張するから
どちらかに気持ちが傾いてしまうのだ。

趣味は一つだけに集中するようになってしまった。

私の中で『詩』は自己表現
だからこそ
趣味であって趣味でない体の一部のような物

だけど
他の趣味が再熱すると
ちと
めんどくさい

歩く時に足の存在
食べる時に舌の存在
空気の存在

普段の生活の中で意識しないように
詩の存在も『そこにある』に変わってしまって、流れてくる言葉を掴めなくなってしまう

意識を言語化する能力が
別の趣味へと移行してしまうのだ

詩の勉強をしたわけじゃなく
思った事、習った言葉や聞いた言葉の
知識の中での言葉をフル活用して、詩を作るから、勉強した人のような詩は作れない。

だけど
形にこだわらない詩を私は作りたいから
その時、その時に感じた気持ちで綴りたい

憧れは
詩を作りながらも絵を書いたり
読書ができる人

音楽聴きながら
本を読める人だ

できるなら小人になって、
その人の頭の中を探検してみたい

だからと言って
その人のようになりたいか?は
また別の話

私は私であって
誰かではないのだからね

ただ
ちょっとだけ興味があるという
小さな好奇心なだけ

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