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気分次第

全国的に強風が吹き荒れている
テレビ画面には風に弄ばれる人達が写る

こんな風くらい、ここに比べたら

テレビを見ていた息子が言う

真夏には風が全くというほど風は吹かない
そのかわり(?)
真冬から春先までは嵐のような風が吹く

乾いた風
乾燥した砂埃

今日の風の様子は?
窓の外をみる

この毎日の習慣が空を眺めるという事に
繋がった

同じような空
同じような太陽

そんな風に思っていた
だけど
毎日、少しずつ違う事に気づいた

毎日、同じような詩を書いている気がしていた私にとって、毎日変わる風景は、とても新鮮だった

晴れていても
遠くに見える山には雲がかかり
雪が積もっている

絵画のような世界
…はオーバーかな😅

嫌いだった風も山の姿が優しく見えたり
感じたりする日が増えた

そうすると
詩が浮かんできた

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青く澄んだ空
雪を被った山々

見上げる空
降り注ぐひかり

うたたかたのひかり
風にいたづらされながら
街を彷徨う

スパークした光
反射した車のフロントガラス

スパークした光
見せた一瞬の出来事に

そっと
目を開けた時
少しずつ開けた世界

もう一人の私が
光の向こうで笑う

光が見せるまぼろし
にっこり笑うまぼろし

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