もゆら

書くことが好きなので 呟くように詩を書いたり、 思ったこと、感じたことを綴ります 小説…

もゆら

書くことが好きなので 呟くように詩を書いたり、 思ったこと、感じたことを綴ります 小説も書けたらいいなと思っています 初心者なので失礼がありましたら 申し訳ありません 暗め内容もあります

マガジン

  • エンターテイナー・ストリート

    • 5,437本

    甘野充プロデュースの共同運営マガジン「エンターテイナー・ストリート」です。  共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。  小説、詩、エッセイ、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。  参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。  たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。  参加費は無料です。  参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。  (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 ※ 創作と関係のない記事は削除しますのでご了承のほどお願いします。 甘野充

  • 巡る季節は華やかに

    季節の移り変わり、厳しくて優しい風などを題材にした、『書き物』です

  • 一かけらの今

  • いつか翼を広げて

  • わかる!と思った記事の図書館

    素敵なクリエーターさんの記事を保管しています。 私もこんな記事を書いてみたいです。

記事一覧

固定された記事

それって、思い込みじゃない?

#最近の学び 最近、たまに、即興詩なんてものをやってみる パッとできる時もあるけれど 全く、浮かばないこともある ある方に 「詩を書く方は頭が良いというイメージがあ…

もゆら
1か月前
57

銀河鉄道

長閑な山間部 のんびりゆっくり 3両電車が走ってくる 古ぼけた汽笛 錆びた線路が鳴く 日本中を走ってきた 年老いた僕は 長閑なこの街にやってきた 余生は静かな場所で…

もゆら
22時間前
21

ふぎゅーふぎゃあ

いつもの事だけど、詩を書く時、 最後の最後まで題名が決まらない 題名を、決めると それに「縛られた」感じになってしまう 最後まで読んで なんだって? この題名とは内…

もゆら
1日前
14

好奇心

一つの事に夢中になると他の事が疎かになる 均等にできる事もある 洗濯をしながら、掃除機をかける とか 朝食の後片付けとか だけど 趣味に関しては全く別 私は多趣味だ…

もゆら
2日前
24

風の七変化

風の吹く朝に わたくしは母になった 粉雪が降る 寒い朝だった 風は冷たく絡みつき 容赦なく わたしく達を叩きつけた 震えながら 子を抱きしめた 風が和らいだ 暖かい風…

もゆら
3日前
22

心配をかけたいなんて思わないし
ほんの一瞬意識が飛んで無意識に、なんだろう。辛すぎて、目の前が真っ暗になって。
なんでそんな事?なんでかわからないけど、それくらい辛かったんだろう…たくさんの応援や仲間がいるからこそ、言えない事もあったのかもしれない。

もゆら
3日前
7

密会

若い頃の純粋な 若い頃の痛々しい感情を 表現できる感性を失った 感情は真っ暗な夜 わたくしは わたくしの言葉に聞いてみた わたくしの言葉達は 口々に 「乱暴になった…

もゆら
3日前
14

意地悪な風

みたくない景色をみせてくる 嫌な色や音を運んでくる 耳元で 呪文のように囁く言葉は 嘘か真実かわからない 噂話 真実と嘘が 絡み合い くるくる回る 行ったり来たりの …

もゆら
3日前
16

動く感情

見える世界 みてる世界 絵を描くように 言葉を遊ばせて 色をつけるように 詩を書いていく 私の世界は 常に動いている 静の中に動があり 動の中に静がある 爆発する感…

もゆら
4日前
17

混沌

ぐちゃぐちゃ 掻き回された世界の片隅で もみくちゃにされながら わたくしは 明日の夕飯の事を考えていた わたくしは 海水浴場で波の泡となる ぷくぷくと 弾ける泡は …

もゆら
4日前
28

探し物

空っぽの心 乾き切った気持ち 弱々しい鼓動 探している ずっと 探しているものは何? 探しても見つからなくて 焦って焦って 小さな玉ねぎにつまづいた 玉ねぎのせいで転…

もゆら
5日前
19

朔太郎さんを偲びながら

5月11日 今日は萩原朔太郎さんの命日になります。 朔太郎さんゆかりの前橋市では 例年、命日に合わせて、詩業を讃え 「朔太郎忌」が開催されています。 明日から 前橋市…

もゆら
6日前
28

朔太郎忌

青空に かの人の姿を写し 想い偲ぶ かの人の詩が 救いし 我が心 陽があたり キラキラひかる墓標の前 静かな場所で ありし日のかの人を想い そっと 手を合わせて偲ぶれど …

もゆら
7日前
18

あの日、あの子は…

男の子だったのかな 女の子だったのかな 空を見上げて 思い出す 救えたかもしれない 救えなかった 救いたかった 弱々しい鼓動 頑張って お願い! 何度も何度も 励ま…

もゆら
7日前
15

child

真っ赤なほっぺ 指でつっつくて 照れたように笑う 指先をすーっと伸ばすと おでこをその指先にくっつけてきて にっこりと笑う 無垢な笑顔 大人達は 癒されて にっこり笑…

もゆら
8日前
13

解放

鎖に縛られた手足 鍵をかけられた心 仰ぐ空に虹がかかった 七色の虹の橋 あの虹の向こうの 自由な空に想い描く 雁字搦めの心臓が 疼き出す 自由になどなれないのに 自…

もゆら
9日前
23
それって、思い込みじゃない?

それって、思い込みじゃない?

#最近の学び
最近、たまに、即興詩なんてものをやってみる

パッとできる時もあるけれど
全く、浮かばないこともある

ある方に
「詩を書く方は頭が良いというイメージがある」と言われた。

いやいや、詩を書くことに
頭の良し悪しは関係ないのでは?

私の詩が上手いとは口が裂けても
言わないが、私は頭は良くない、
それでも、詩を作ることも即興詩を書くこともできる。(一応💦)

読書するのに、頭悪いか

もっとみる
銀河鉄道

銀河鉄道

長閑な山間部

のんびりゆっくり
3両電車が走ってくる

古ぼけた汽笛
錆びた線路が鳴く

日本中を走ってきた
年老いた僕は

長閑なこの街にやってきた

余生は静かな場所で
ゆっくりゆっくりと
こっそり僕は思っていた

ガラガラの客席で
居眠りするおじいさん

カバンから
みかん取り出し
くるくると皮を剥いて
美味しそうに食べるおばあさん

ガラガラの電車の中で
ぴったりくっついて
愛を語る恋人

もっとみる
ふぎゅーふぎゃあ

ふぎゅーふぎゃあ

いつもの事だけど、詩を書く時、
最後の最後まで題名が決まらない

題名を、決めると
それに「縛られた」感じになってしまう

最後まで読んで
なんだって?
この題名とは内容違わない?

そんな風に思われてしまう気がして…

ただ困ったことが起きた!

朗読会に参加にすることになった

そうなると題名を決めなきゃ💦

3日間悩んだ
悩んだ悩んだ

だが、決まらない…

そうだ!サークルに行って
先生

もっとみる
好奇心

好奇心

一つの事に夢中になると他の事が疎かになる

均等にできる事もある
洗濯をしながら、掃除機をかける
とか
朝食の後片付けとか

だけど
趣味に関しては全く別

私は多趣味だと言われるが

読書が好きで本を読み始めると
別の趣味は棚の上

自分の中の決まり事

「一日最低一本は詩を書く」
「なんでもいいからnoteを書く」

これを最低限に守るようにはしている

子供の頃からそうだったかというと
そう

もっとみる
風の七変化

風の七変化

風の吹く朝に
わたくしは母になった

粉雪が降る
寒い朝だった

風は冷たく絡みつき
容赦なく
わたしく達を叩きつけた

震えながら
子を抱きしめた

風が和らいだ
暖かい風に包まれた

気がつくと
たくさんの暖かい手が
そこにあった

暖かい防風壁の中で
子は育った

「自立」の風が吹き出した
巣立ちが迫っていた

子達の背中に羽が生えた
「自信」を背負い
翼を広げて
追い風にのり
大地を蹴って

もっとみる

心配をかけたいなんて思わないし
ほんの一瞬意識が飛んで無意識に、なんだろう。辛すぎて、目の前が真っ暗になって。
なんでそんな事?なんでかわからないけど、それくらい辛かったんだろう…たくさんの応援や仲間がいるからこそ、言えない事もあったのかもしれない。

密会

密会

若い頃の純粋な
若い頃の痛々しい感情を
表現できる感性を失った

感情は真っ暗な夜

わたくしは
わたくしの言葉に聞いてみた

わたくしの言葉達は
口々に
「乱暴になった」
「人へのやっかみが込められている」
と言った

わたくしは
どうしたらいいかわからなかった

言葉達との深夜の密会をやめて
創作自体を放りだそうかと思った

その前に
過去の偉人の作品を読んでみよう

そんな風に思ったのです

もっとみる
意地悪な風

意地悪な風

みたくない景色をみせてくる
嫌な色や音を運んでくる

耳元で
呪文のように囁く言葉は
嘘か真実かわからない
噂話

真実と嘘が
絡み合い
くるくる回る

行ったり来たりの
宙ぶらりん

何がほんと?

風に聞いたら

風は黙って消えた

噂をばら撒いた
張本人は
知らんぷりして
姿を消した

真実という名は
人の心を掻き回す
人の心を惑わして
嫌な笑顔で笑う

風が運んだ噂話
風が歌う「真実」

もっとみる
動く感情

動く感情

見える世界
みてる世界

絵を描くように
言葉を遊ばせて

色をつけるように
詩を書いていく

私の世界は
常に動いている

静の中に動があり
動の中に静がある

爆発する感情を抑える事が
できずにいた子供の頃

一編の詩が
私に感情の表し方を教えてくれた

感情表現の下手な私の
大切な手段になった

体調を崩して
なんとか踏みとどまって
必死になって
「生」をみつめた

そんな時に出会った
一人

もっとみる
混沌

混沌

ぐちゃぐちゃ

掻き回された世界の片隅で

もみくちゃにされながら
わたくしは

明日の夕飯の事を考えていた

わたくしは
海水浴場で波の泡となる

ぷくぷくと
弾ける泡は
ソーダの弾ける泡

傍のアイスクリームが
冷たい目をして
こちらを見てる

甘い視線を向ける先は
大人の香りが漂う
エスプレッソ

やぁ
カップからのぼる煙が
ゆらゆらゆれる

カッコつけやがって
種だけになった
さくらんぼが

もっとみる
探し物

探し物

空っぽの心
乾き切った気持ち
弱々しい鼓動

探している
ずっと

探しているものは何?
探しても見つからなくて
焦って焦って
小さな玉ねぎにつまづいた

玉ねぎのせいで転んだのだと
お仕置きだと
みじん切りにした

みじん切りにした
玉ねぎを
空っぽの心の中に
びっしりと詰めてみた

なんて事ない
気まぐれで

鼓動が激しく動き出した

つまづいて
転んだ時の傷から
思い出したように
血が溢れ出

もっとみる
朔太郎さんを偲びながら

朔太郎さんを偲びながら

5月11日

今日は萩原朔太郎さんの命日になります。

朔太郎さんゆかりの前橋市では
例年、命日に合わせて、詩業を讃え
「朔太郎忌」が開催されています。

明日から
前橋市商店街では
「前橋ポエトリーフェスティバル」の一つ
『風』の詩と写真まちなか展覧会、が開催されます。

公募で寄せられた
詩と写真が商店街の店舗に飾られます。

私は去年から参加させていただいてますが、
今年は初チャレンジで写真

もっとみる
朔太郎忌

朔太郎忌

青空に
かの人の姿を写し
想い偲ぶ

かの人の詩が
救いし
我が心

陽があたり
キラキラひかる墓標の前
静かな場所で
ありし日のかの人を想い
そっと
手を合わせて偲ぶれど

かの人の想いを知るには
まだ未熟すぎて…

胸を掻き抱き
つぶやく言葉を
薫風が包み込む

あの日、あの子は…

あの日、あの子は…

男の子だったのかな
女の子だったのかな

空を見上げて
思い出す

救えたかもしれない
救えなかった

救いたかった

弱々しい鼓動

頑張って
お願い!

何度も何度も
励ました

あの日
弱かった鼓動は止まった

あの子は
太陽の眩しさも知らず

人の優しさも知らず

この世を知らずに
また
虹の向こうに戻っていってしまった

チクリときた痛みは
あの子の
さよなら

あの子がいなくなった場所

もっとみる
child

child

真っ赤なほっぺ
指でつっつくて
照れたように笑う

指先をすーっと伸ばすと
おでこをその指先にくっつけてきて
にっこりと笑う
無垢な笑顔

大人達は
癒されて
にっこり笑う

小さき人達は
大人達の手を引っ張り回す

そうやって
少しずつ
成長していく

毎日変わっていく表情

毎日変わっていく仕草

子供の成長に追いつけない大人達は
ためらい
戸惑い
感心して

少しずつ成長する姿に
驚き
喜び

もっとみる
解放

解放

鎖に縛られた手足
鍵をかけられた心

仰ぐ空に虹がかかった

七色の虹の橋
あの虹の向こうの
自由な空に想い描く

雁字搦めの心臓が
疼き出す

自由になどなれないのに
自由な空へと飛び立ちたいと

叶う事のないの夢と知りながら

誰にも束縛されずに
自由に翼を広げて自由に飛び回る

いつか…
きっと…
全てを解き放ち

翼を手に入れて
あの空を飛び回るだろう

いつか!
きっと!
きっと!