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和食と紅麹*経過はじっくり推察と観察するべき

調査中であるにも関わらず、メディアで大々的に取り上げ続けていることに違和感を感じる人は、どれぐらいいるのだろうか?

STAP細胞事件の、かつての異常な取り上げ方を彷彿とさせる。

腎疾患と耳にすると最初に連想するのは、高齢者か、
もともと衰えた方ではないのか?という疑問は、誰しも浮かぶ。

そもそも、亡くなられた方が3年も飲み続けたということは、
微妙な体調の変化に、本人も家族も気が付かなかったということだからだ。

事実関係も定かではないし、因果関係も分からないが、
これまでに80人の入院が確認されているとのこと。

この人数が多いのか少ないのかは、個人の感覚に違いはある。

同じように調査中であるからには、
簡単にテレビの数字を信用する訳にはいかない。

令和6年3月15日付の、「第15回(感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会)の
厚労省発表によると「新型コロナワクチン接種により死亡」と、
医療機関と国が認定したのは493件、
同接種により障害年金を受け取ることになったのは52件となる。
この日の審議件数165件のうち、110件が認定されている。

同じく令和6年3月15日付の、「第10回(感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会)の
厚労省発表によると「新型コロナワクチン接種により死亡」と、
医療機関と国が認定したのは495件、
同接種により障害年金を受け取ることになったのは52件となる。
この日の審議件数103件のうち、52件が認定されている。

最新、令和6年3月28日の、「第15回(感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会)」では、
厚労省発表によると「新型コロナワクチン接種により死亡」と、
医療機関と国が認定したのは523件、
同接種により障害年金を受け取ることになったのは56件となる。
この日の審議件数197件のうち、156件が認定されている。


これに関する予算が1400億円上乗せされたのは記憶に新しいが、
紅麹関連では、保健所すら動き出しているのに対して、
523名の死亡を鑑みるとメディアの取り扱いは一目瞭然の違いがある。


同じく他のワクチン接種に対しても、
たとえば3月18日にも7件審議されて、認定を受けている。

①女5歳 新型インフルエンザワクチン
障害年金急性脳症後遺症、知的障害、てんかん、両上肢機 能障害認定

②男75歳 インフルエンザワクチン
医療費・医療手当間質性肺炎認定

③女1歳 Hibワクチン 
障害児養育年金精神発達遅滞認定

➃男6カ月 ポリオワクチン 
障害年金ワクチン関連麻痺性ポリオ、両下肢運動機能障害認定

⑤男10カ月 BCGワクチン
医療費・医療手当播種性BCG感染症、両下肢骨髄炎認定

⑥女5カ月 BCGワクチン
医療費・医療手当右第1中足骨慢性BCG骨髄炎認定

⑦女2カ月 ロタワクチン
医療費・医療手当腸重積症認定

健康な子供たちがワクチンによって不利益を受けているのを、
少ないとみるべきか、公衆衛生においては仕方がないと受け取るべきか
素人の私には考えが及ばず、判断がつかない。


認定数の推移をザックリと抜き出してみる。

第1回「感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会」と
新型コロナウィルス感染症予防接種健康被害が取り上げられ始めたのは、
2021年9月13日(令和3年9月13日)からだ。

審議では、医療機関から申請された37件のうち、37件が認定されている。

医療費手当のみの認定だ。

第2回審議件数81件、認定件数81件
第3回審議件数129件、認定件数126件
第4回審議件数115件、認定件数110件
第5回審議件数118件、認定件数115件
第6回審議件数61件、認定件数48件
第7回審議件数98件、認定件数84件
第8回審議件数76件、認定件数58件
第9回審議件数67件、認定件数62件
第10回審議件数61件、認定件数56件
第11回審議件数74件、認定件数60件
第12回審議件数84件、認定件数65件

第1回の審議の際に37件のうち、疾病名障害名を、
アナフィラキシーとされたのは19名、
アナフィラキシー様症状12件、急性アレルギー症状6件となっている。

令和4年9月22日の第12回審議では、アナフィラキシー、
及びアナフィラキシー様症状、急性アレルギー症状は合計29件のみだ。

つまり令和4年度から、新型コロナワクチン接種後に、
多様な副作用がかなり目立ち始めているということは、
医療者はそれ以前に気付いてる方が多いと仮定できる。

2023年1月13日(令和5年1月13日)には
対応しきれなくなったためと予想されるが、第一部会と第二部会が発足し、第1回「感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症
予防接種健康被害審査」がそれぞれ開かれている。

更に第三部会が発足し、その第1回「感染症・予防接種審査分科会
新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会」の
審議が開かれたのは、2023年6月26日(令和5年6月26日)だ。

ここで初めて、15歳男を始めとした死亡一時金、葬祭料が27件認定、
葬祭料のみが4件認定される。

考えられることは、それ以前にもさまざまな疾病発症の原因が、
ワクチン接種がトリガーとなっていたとしても、
気が付かずにいた人が、大勢いたのだろうということだ。

通常医薬品は、主作用と副作用の発現が明らかにされているが、
治験としてのワクチン接種のため、接種前後の比較ができないということが最初から分かっているので、因果関係の証明が大変難しい。

これらを踏まえると、ただの食品であるところの、
小林製薬の紅麹菌に関する因果関係の証明が、
さらに難しいことが分かると思う。

それぞれがPDFなので、出典先がわりに担当部署を記しておく。

照会先 厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部 予防接種課健康被害救済給付係 TEL 03-5253-1111内線2976


便秘薬として長年処方、販売されている「酸化マグネシウム」の
過去事例と比べて見るのはどうだろうか?


この死亡症例40歳代女性は、担当医の判断で死因が高マグネシウム血症とされただけで、酸化マグネシウムの服用で死亡例とされています。来院時、高マグネシウム血症(18.4mg/dl)を呈しているにも拘わらず、血圧は143/99mmHg(脈拍76/分)と保たれています。入院後の処置(血液透析)によりマグネシウム値は10mg/dlまで低下しているにも拘わらず、ショック状態となり徐脈を呈しています。入院時に敗血症の合併があり、また下血を来しており、多臓器不全や播種性血管内凝固症候群(DIC)を起こしてのショック状態にあったと考えるのが妥当と思われますが、肝機能のデータやCRP、末梢血液、カルシウム(Ca)をはじめとする臨床検査データがなく検証が難しい状況にあります。また、高マグネシウム血症に対するCa製剤の投与、ステロイド剤の投与等の有無も全く不明です。腎機能が正常域を示しながら18.4mg/dLと高マグネシウム血症を認める点も不可解な現象です。更に、17種類という極めて多くの薬剤服用による薬剤性肝障害等の臓器障害が存在しなかったのか?他の基礎疾患はどうであったのか?マグネシウムの服薬期間がどのくらいで、便通は付いていたのか?など、多数の疑問があります。

ここまでの精査結果として、機構が「専門委員の意見も踏まえた調査の結果」として発表した被疑薬(酸化マグネシウム)と当死亡症例との因果関係が医学的に極めて低いことが判明しました。問題は、被疑薬(酸化マグネシウム)と死亡との因果関係の臨床情報が不備でかつ検証が不十分にも拘らず、事実に反し酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症が死因と結論付けていることです。
【結論】 
この死亡症例40歳代女性は敗血症ショックが死因と考えるのが妥当でかつまた2008年の死亡症例80代女性と酷似「医薬品・医療機器等安全性情報No.252 1.酸化マグネシウムによる高マグネシウム血症について」し、酸化マグネシウムと当死亡症例との因果関係が医学的に極めて低いといえます。

2015・11・15

酸化マグネシウム製剤の副作用報告死亡事例への緊急提言|MAG21研究会

覚え違いでなければ、2008年死亡症例80代女性は、
介護事業所に入所されていた方と思う。

家庭での介護に比べて見落としや、本人の感覚のなさなどの理由も
あるのではと思っていたが、このように「 因果関係が極めて低かった 」と
結論に至るまでは、医薬品でさえも時間がかかるものだと思う。

いつもメディアは良いことよりも、視聴率を上げるような興味や煽りの、
ネガティブな情報を中心に取り上げている気がしてならない。

コロナ対策で早くから緑茶、納豆、海藻、カレー、麹、日本酒などの
和食の良さが取り上げられ続けたこの何年かだけれども、
ナットウキナーゼに関しては長崎大学の天然アミノ酸、5-ALAファイブ・アラ
話題のあとを追うように、取り上げられ続けた。

このナットウキナーゼの特許を持っているのは小林製薬なので、
世界中から目をつけられても仕方がないのかな、と思うところもある。

がんばれニッポン。

がんばれ小林製薬。

みんなで心落ち着けて考えてみるべきだ。


花の種じゃなくて、苗を買ってもいいですか?あなたのサポートで世界を美しくすることに頑張ります♡どうぞお楽しみに♡