ただの男とただの女＊Un homme et une femme

12月9日は、大事な友人からの贈り物の詩を読んだり、
送りあったメールを読み返してみたりする。

一年に一度は行うルーティン。

彼女のリズムはとても好きだなぁと思う。

Cirさんの記事を読んだら、彼女の文章を思い出した。

恋する気持ちは世界中に満ち溢れていて、
すべてを愛する準備をしている。

世界が光に満ちているのはこんな二人がいるから。

あちこちのイルミネーションが彩る12月は
星がたくさん地上におりてきたみたいな夜ばかり。

ひとつひとつの家の灯りにも、恋物語を想う。

今日は静かに過ごす一日。

奇跡の毎日note 111日目。

おめでとう、私。

　《　交錯　》
　　前から急ぎくる人を　よけることはない
　後ろから急ぎ行く人と　体が当たることもない
　それでもここは　雑踏の中
　　私を見つけて　僕はすぐに気づいた
　　あなたを見つけた　僕はずっと見てたよ
　　言葉だけが行き交う　縦横無尽に行き交う
　高速のスクランブル交差点
　シグナルを送ったのは　誰
　シグナルに気づいたのは　誰
　運命　奇跡　…
　言葉の世界で起こった　言葉にならない出来事
　　体温と息遣いが　緊張を高め　時に緩め
　長い会話と沈黙が　きずなをたぐりよせ　結ぶ
　そして過去が導いた未来だと　気がつく
　　時を重ね　言葉を重ね　思いを重ね
　言葉は　歌になり　詩になる
　　運命に選ばれ　奇跡が待った　二人