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恋愛の障壁*自分よりも周りのことを考えてしまう*後味を残した話

昨日の記事を投稿したその日、
何気なく武田鉄矢さんのラジオ番組が、耳に入ってきた。

何気なくなので、ほんの一部分にモヤモヤした。

「手袋のペアはなに?」と相方の水谷さんに問う。

「手かな~」と答える。

すかさず「それは東洋的な考えで、
アメリカ人なら手袋とペアはマフラーと答える」とのこと。

アニメのニモを見れば、アメリカ人は
「本当の魚の動きに似ている」と考え、
日本人は、
「本当に海の底を上手く描いている」と考える。

「つまりアメリカ人は部分的に見て、日本人は全体を見る」との説。

「ディズニーはアナ雪ならそのドレスの美しさに目が行く。

ジブリはそうじゃないだろ」と、たぶんこういう話題をしていた。

どういう風に話が始まり、そのあと続いて、
どんな風に話を閉めたのかまでは、聞いていないので分からない。


私は「手袋のペアは?」と聞かれればマフラーと答えるので、
それがすべての人に当てはまる訳ではないと思う。

アニメはなるほどと思うけれど「日本人は全体を見る」との一言は、
(そうなのだろうか・・・)と思い始めたら、気になってしまった。

たしかに「全体」とは、同じ意味だろうけど
「調和」とか「バランス」と言った言葉にほかならない。

「理屈が通らない唐突な展開」のドラマは、ツッコミどころ満載で
物語に入っていけない。

欧米ドラマなら見た目だけで違う人種構成の国なので、
自然納得してしまうけれど、見た目同じ東洋人種なら、
知らずに期待してしまうものがあり、同じであろうはずの違和感が、
なにかしらチクチクと突き刺さるものがある。

まさにそれこそが「相手に絡みつき、相手を動揺させ、否定する」という、
相手を落とす技で、日本人は韓国ドラマや中国ドラマに恋をする。

なぜその年齢設定で美しすぎるのか、とか、
なぜホテルに連れ込まれるままで、「そんな人だと思わなかった」と
手のひらを返した台詞になるのか等々。

特に見終わった中国ドラマ40話の中で、思い出してしまうシーンと言えば、
主人公の彼氏になる人が、バンド演奏を始めるところ。

盛り上がるところのはずなのに、ドンドン見る方の気持ちが覚めていく。

(これはどんな茶番なのですか?)と思う。

弾いてるふりがお粗末すぎる。

たぶんギター持ってればOKなんだろうと思われるほど、
弦を抑える指が動かない。

動いたと思ったら、音楽と合っていない。

極めつけは全然「弾いてる」という感情が込められた演技ができていない。

過去の恋愛事情により、私が胸をつかまれる高確率のシーンだというのに!

カメラワークだけでなんとかなる問題じゃないので、たぶん
考え方の違いで、雰囲気だけで、音楽は重要視されていないんだと思う。

彼はギターを弾いている、というシナリオに忠実でさえあれば良いのでは?

そうしたら、いしゃーしゃさんからコメントいただいて発覚。

あまり気にしていなかったドラマなんですが、今トン・ヤオ主演の別のドラマを視聴中で、こちらも同じ彼女なんだと気付きました!他のメインキャストも派手ではないけれど、いいのを揃えてますね。日本語字幕もいいなぁ。。。
エアギター、中国ドラマあるあるです🤣 ピアノ、ギター、歌も全く音楽と合ってない🎵 日本人はこれ、どーにかして欲しいですよね🤣🤣🤣

そうなんですね。

みんな不満に思ってるんだ。

ここにも日本人は「調和を取る」「全体のバランスを見る」という
武田さんのお話に太鼓判が押されました。

ということは・・・
日本人の恋愛はますます育てにくいということなのでは?

全体を見なくていいから、相手のことだけ見て、
調和をはからなくていいから、自分の気持ちと向き合って欲しい。

もっと自分に我が儘にならないと恋愛は続かないんじゃないのかな?

相手もきっとそれを望んでるのかも知れないし。

調和を見て、バランスをはかる同士なら、仲良くはなれても、
恋愛というのとは違うのかも知れないね。

難しい問題に目を開かされました。

それでいいと思う人が大多数で、映画のような恋愛には出逢えないと
信じ込んでる世界に暮らしているのか・・・。

たしかに情さえあれば恋人にも夫婦にもなれるからね。

だから、映画産業は無くならず、恋愛小説は好まれるのかな?

ま、いっか。


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