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女一人エチオピア南部Omo Valley 部族ツアー6日間(3-5日目)

旅の3日目は、Trumiの町で地元の人と朝食をたべ、バイクでKaro族を目指した。

Karo

Karoは河辺に3つの集落をもち人口8000人とOmo Valley部族の中では小規模だが、体や顔に塗るペインティングで有名だ。
現地民に村を案内してもらい散策。そのあとペインティングしてもらい記念撮影した。これらは一連の流れになっているよう。オペレーションがスムーズだった。(カロの写真はアップロードエラーを繰り返し載せられず🥲)

このあとブルジャンピング(牛の上をかけると男子は成人とみなされる)の予定だったけど、雨に降られて中止。途中にあった農家の休憩場のようなところで震えるヤギと雨宿りを共にしながら、結局雨に打たれながら、Trumiの町へ戻った。

またTrumiの子どもたちと触れ合い、夕方雨があがったのでHamer族の村へ。

陣取りゲーム的なのしてる人たち
コミュニケーションツール、似顔絵を発動

Hamer

Hamerは35000人いると言われており、Omo Valley 部族のなかで最大規模の人口をもつ。
穏やかでフレンドリーな人柄の人が多いという。
わたしがダンスみたいとか言うてたからかガイドが子どもを金で買収してキャアキャア踊ってた。なんでも金がいりますねぇ。

妻を4人まで抱えられるHamer。首飾りで1番目か2番目の妻かなど分かるようになっている。

この銀の首飾りは2番目か3番目の妻

Hamer村のあと夕食を食べに星空を見ながら移動。このあたりは雰囲気の良いレストランで食事をしたい場合、ロッジに併設されたレストランに行くのが主流のよう。

Nyangatom

4日目はNyangatom 族のいる村へ。
村の近くで朝食を取ったのだが、アボカドとトマト和えたのが美味しかった。そこで働く女性たちのヘアスタイルがおしゃれすぎた。

美味かった朝食
洒落髪族

Nyangatomの人たちは、建物の作り方が他の部族と異なっていてフォルムがかわいい。
また、顔や体に水ぶくれみたいなタトゥを入れている女性がおり、これらは一族が強い力を持っていることを表しているという。首飾りを重ねているのも特徴的。首飾りが多いほど裕福である印だ。その重ねまくったネックレスで寝ているというから、この人たちの世界には不眠とか寝心地が良いとかそういう概念がないのだろうなと思う。

何重にもネックレスをつける女性たち
家や納屋

3つの部族が集まるマーケットへ

Hamer, Bana, Tsemaiの部族がマーケットへ訪れる。3部族くるのだから部族を越えた恋沙汰もあるだろうと聞いてみたら、通常よりも沢山のヤギなど費用はかかるものの異部族でも結婚できるとのこと。女性が男性側の村に嫁ぐらしく、だいぶ覚悟いるなぁと思った。また、ムルシ族は他部族との結婚はできないそう。

Bana

昨晩、Hamerの村で一泊する予定だったが雨でできず、わたしは悶々としていた。そこで5日目にムルシ族へ会いにいかない代わり急遽4日目の夜はBanaの村で宿泊するとこに。私の「部族の村泊まりたかった」という悲しげな表情を読み取ってくれ手配してくれたガイドに感謝。

Bana族は夕日が落ちてからと遅かったのにも関わらず暖かく迎えてくれた。星空いっぱいで、火があたたかくて、皆の話し声が聞こえて、とても気持ちがいい。
はちみつの入ったお酒や、チャミスルみたいな味のお酒を飲みながら、今捕らえるために追いかけているというヤギを夜ご飯に待った。

はちみつの入ったお酒。意外とうまい
日本でいう米的なものを炊く少女

ヤギが到着し男性陣が子ども含めてと殺から料理まで行う。これは男性の仕事らしい。フォトフォト!と言われたがさすがにTVでモザイクが入るような場面は撮影を控えた。

部族の人は手際よく皮を取り、肉を取り出し、内蔵を分けた。こうしてみると動物は精巧に美しく作られているなと関心する。その後、一部は明日用にするため家の外にある木に肉の片鱗が引っ掛けられた。ワイルド。

肉を火で焼いている間、草が詰まった胃袋を布で濾して草のエキス取り、それを血に混ぜた。これを飲むとお腹のガスが消える薬になるという。いや、そんなん飲んだらガスどころじゃなくて色んなもん出そうやわ。
胃袋草エキスと血を混ぜた液体にチャミスル的な酒を混ぜ、部族の人たちは喜々と回し飲みしていた。つよすぎるぜ!

この液体は胃袋の中の草エキス濾したものと血を混ぜたもの。これに左の男性がチャミスル的なお酒を入れてお酒にする
肉の焼き場も男性が管理する

寝床はわたし用にテントを貼ってくれてたけど、せっかくだからと部族の人の家で眠った。6-8人で雑魚寝したんかな。牛の皮に毛布引いてその上にシーツを引いてもらうという豪華待遇を受けたし、意外といびきする人おらんし快適に寝れた。

5日目、Banaの村の家々訪問や学校で授業参観。

Bana族はとくに広い農地をもつ部族
敷地内にお酒作るところがある
小学校のポジションにあたる学校が村にあり、この木にかけられた鐘?で授業の始まりを伝える。先生は政府から給与をもらっている。
年齢ではなく行けるタイミングで行くので生徒は7歳位の子もいれば12歳くらいの子もいる。ちなみに彼らは年齢をカウントしないので年齢不詳

ケルファの街を去る前に、ペインティングをした子どもたちと遊んでハッピーになった。キャアキャア言って互いの遊び心を共有して人種を越えた会話になるのが好き。
この子たちは始めは観光客を驚かして遊ぶためにペインティングしていたけど、今は儲かるとなってこのスポットにババアが鎮座し、撮影で獲得できる金や土産物を管理しているようだった。

かっこつける少年たち
このあと私も竹馬チャレンジしたけど高すぎて難しすぎた

そのあと、ArbaMinchに戻るバスを探すこと4時間!暇すぎて子ども追いかけ回したり、かけっこ競争したり、人のチャリぱくってウロウロしたり、現地の少女に髪の毛結ってもらったり、現地民と遊びながら過ごした。みんなワンパクでかわいい。
結局乗れるバスに出会えずISUZUのトラックの助手席でArbaMinch へ向かった。

17時前に出発したトラックは、コンソ村の美しい山々を越え、夜ご飯休憩をはさみ23時にArbaMinch についた。

コンソ村
夕焼けがきれい
途中で食べたごはん。いつものインジェラの上にカレー?と味付けサラダみたいなのが乗ってる。意外とうまい


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